Sponsored Contents

最新記事

Image credit:

GWこそHDD→SSD換装作業にチャレンジ! 手軽なバックアップソフトやハマリがちなトラブルを知っておこう

宮里圭介(Keisuke Miyasato)
2016年4月30日, 午前10:00
1410 シェア
167
289
149
16
789

連載

注目記事

人気記事

ミニ スーパーファミコン国内発表。幻の『スターフォックス2』、パネルでポン、FE紋章の謎も含む国内版21本内蔵

ミニ スーパーファミコン国内発表。幻の『スターフォックス2』、パネルでポン、FE紋章の謎も含む国内版21本内蔵

View


SSDへの換装を考えていても、まとまった時間がなければ作業はしづらいもの。せっかく時間のあるGWですから、この連休中にHDDからSSDへと換装し、PCの高速・快適化をするのはいかがでしょうか。ここでは回復パーティションごとSSDへと移行するのに重要なポイント2点を紹介します。

ポイント1:クローンで回復パーティションごとコピー

せっかくSSDへ換装するのであれば、既存環境のゴミファイルや不要なソフトを駆逐できるクリーンインストールがいいのですが、最近ではリカバリーディスクが付属していないことが多くなりました。この場合でも、いったんUSBメモリに回復ドライブを作り、SSDへ換装してからシステムを復元するとクリーンな環境にできますが、この方法では新しいSSDへ回復パーティションを復元できないという欠点があります。

回復パーティションがないと何が不便かといえば、PCを初期状態に戻すのに事前に作成した回復ドライブが必要になることと、回復ドライブの作り直しができないこと。普段使っているぶんにはいいのですが、回復ドライブをどこにしまったのか忘れてしまった間違えて回復ドライブをフォーマットしてしまったなど、いざトラブルが起こったときに困ってしまう状況になるのは避けておきたいものです。

より手軽に、完璧にSSDへと移行したいのであれば、OSから回復パーティションまで丸ごとコピーできる「クローン」機能を備えたバックアップソフトを使うといいでしょう。このソフトはSSDのメーカーが無償で提供している場合も多いので、まずはSSDのパッケージやマニュアルをチェック。SSDを選ぶ際、ソフトを提供しているかどうかで選ぶというのもありです。
メーカー 提供ソフト
Intel Intel Data Migration Software
Samsung Samsung Data Migration
SanDisk SanDisk SSD Dashboard
Transcend SSD Scope
Crucial Acronis True Image HD
ADATA Acronis True image HD ディスク移行ユーティリティ

なお当然ですが、これらのソフトは対象となるストレージを使っていなければ利用できません。また、メーカー提供だからといっても過信は禁物。PCやOSの組み合わせによってはうまく動作しない、クローンに成功してもOSが起動しないといったトラブルもあります。

「メーカー提供のソフトではうまくいかない」もしくは、「そもそもメーカーがソフトを提供していない」といったときに試して欲しいのが、Free版でもクローン機能を備えたバックアップソフトのEaseUS Todo Backup Freeです。



このソフトのいいところは、インストールせずに使えるブータブルディスクを作成できること。しかもこれ、バックアップからの復元機能だけでなくクローン機能まで利用できます。これさえあればHDD内のOSを起動することなくクローンが可能となるので、新規購入PCの初期セットアップをする前にSSDに換装したい、という要望にもこたえてくれるわけです。

とはいえ、ブータブルディスクを作るのに一度はソフトのインストールが必要ですので、新しいPCにソフトをインストールしたくない場合は、先に古いPCで作成しておくといいでしょう。なお、LinuxとWinPEの2種類が選べますが、試した環境(OptiPlex 3040 Micro + Windows 10)ではWinPEを使ったブータブルディスクでしか起動できませんでした。



クローン手順はものすごく簡単で、「Source」に元のHDD、「Target」に移行先のSSDを選び、実行するだけ。なお、これを逆にするとHDDの中身がすべて消えてしまうので、絶対に間違いがないと確信できるまで、何度も確認することを忘れずに。できることなら万が一を考え、先に回復ドライブやバックアップを作っておくことをおすすめします。

ポイント2:回復環境を利用可能に変更する

クローンが終わればPCの電源を切ってHDDとSSDを交換。PCの電源をオンにし、無事に起動すれば成功です。「ディスクの管理」を開けば、しっかりと回復パーティションまでコピーされているのが確認できます。



ここで回復機能が使えるか試してみましょう。設定の更新とセキュリティを開き、「このPCを初期状態に戻す」を開始してみたところ......。



「EaseUS Todo Backup Free」のブータブルディスクでクローンを作成したためか、回復パーティションがあるのに、なぜか「回復環境が見つかりません」と怒られてしまいます。これではせっかくクローンで回復パーティションまでコピーした意味がありません。

結論からいえば、使えない理由は回復環境がOS側の設定で利用不可となっていたためです。この設定を変更するコマンド、「REAgentC」を使って修復してみましょう。

このコマンドの実行には、コマンドプロンプトが必要となります。まずはスタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を起動します。そして、

reagentc /info

というコマンドを入力して、状況を確認します。



すると、「Windows RE の状態」が「Disabled」になっていて、回復環境が使えない設定となっているのが確認できました。この設定を変更するため、以下のコマンドを実行します。

reagentc /enable

この後、もう一度状況を確認すると、「Windows RE の状態」が「Enabled」と変化し、回復環境が使えるようになっているはずです。



ちなみに「回復イメージの場所」は設定されていませんが、これはSSDへ換装する前から空欄でした。このあたり、PCやOSによって少し変わるかもしれません。

もう一度、回復機能の「このPCを初期状態に戻す」を試してみましょう。
すると、先ほどは「回復環境が見つかりません」と怒られてしまいましたが、今度は「このPCを初期状態に戻す準備ができました」となりました



また、「PCの起動をカスタマイズする」で再起動した後「トラブルシューティング」を開くと、初期状態への復元やイメージからの復元機能が選べるようにもなっていました。試しに「Factory Image Restore」を実行してみても、しっかりと復元されます。もちろん回復ドライブも作成できますから、これでもしもの場合でも安心です。




クローンで丸ごとコピーしたから大丈夫だと思いがちですが、環境によっては回復機能が使えないこともあります。SSDへの換装後は、必ず確認しておきたいですね。
1410 シェア
167
289
149
16
789

Sponsored Contents