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Windows10へのアップグレードで知っておきたい回避すべきトラップと注意事項

いーじま(Norihisa Iijima)
2016年5月3日, 午前10:00 in Upgrade
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Windows10の無償アップグレード終了まで3ヵ月を切りました。Windows7やWindows8.1を使っているユーザーは、アップグレードへの通知が来ていることでしょう。Windows7のメインストリームサポートはすでに終了しており、セキュリティ更新プログラムの提供がないため、安心して利用できないOSとなっています。仕様変更や新機能のリクエストは終了しています。比較的時間に余裕のあるゴールデンウィーク中にアップグレードしてしまいましょう。

Gallery: Windows10アップグレード | 44 Photos

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Windows7マシンを実際にアップグレードしてみた

すでにWindows10に乗り換えたよ、という人も多いかと思いますが、対象OSでありながらまだな人は、無償期間内にアップグレードしちゃいましょう。7月30日からは有償アップグレードになってしまいます。そんな無駄遣いはしたくありませんよね。Windows10へのアップグレードが3ヵ月を切ったことで、キャラバンの実施やキャンペーンが行なわれたりします。詳細は下記の記事をご一読ください。

「毎月10日はWindows10の日」アップグレード促進へキャラバン展開やサポート体制を強化

Windows7のメインストリーム サポートは2015年1月13日に終了していますセキュリティ更新プログラムの提供や、仕様変更、新機能のリクエストなどがマイクロソフトより受けられなくなっています。
現在は延長サポート期間で、仕様変更や新機能のリクエストは終了しますが、セキュリティ更新プログラムと有償/無償のサポートは2020年1月14日まで提供されます。当初セキュリティ更新プログラムが終了と記載してしまいましたが、お詫びして訂正いたします(5/3 17:35修正)。


▲Windows7の画面。このメニューに使い慣れてしまっていると、Windows10のメニューに違和感を覚えるのはわかる。 

一方Windows8.1のメインストリーム サポートは2018年1月9日に終了するので、まだ時間はありますが、Windows10は8.1より使い勝手がかなり向上しており、Windows8.1を使い続ける必要性を感じません。8.1からの互換性は高いので迷わずアップグレードするべきでしょう。

ということで、筆者が所有していて、まだアップグレードしていなかったマシンがあったので、このゴールデンウィークに実施してみました。今回アップグレードに使用したのはWindows7マシン。数年前のドスパラのノートPCで、ウルトラブックが流行っていたころのものです。CPUはCore i5-3317U(1.7GHz)、メモリーが8GB。タッチ機能はありません。


▲ドスパラのノートPC。まだまだ現役でやっていけると思う。


▲今は見なくなってしまったインテルのウルトラブックのロゴ。シールは極力残しておく派。

まず、タスクトレイに「Windows10を入手する」のアイコンが表示されているかどうか確認しましょう。ふだんマシンを起動し、Windowsアップデートを実行していれば、表示されているはずです。このアイコンをクリックすると、「Windows10を入手する」のウィンドウが表示されます。


▲Windowsのロゴがタスクトレイに表示されているはず。クリックしよう。

「今すぐアップグレード」と「今夜アップグレード」、時刻を指定の3つがありますが、特にマシンを使わないのであれば、今すぐアップグレードを選択しましょう。かかる時間は90分以内と書かれていますが、通信環境やマシンの性能によってまちまち。3GBのファイルをダウンロードしたあとに実行するので、光回線ではない場合はしばらく放置する感じになるかもしれません。


▲「今すぐアップグレード」と「今夜アップグレード」、「時刻を指定」の3つから選択。アップグレードしないのであれば、右上の「×」ボタンをクリックして閉じよう。


▲日時を指定したい場合。90分で終わると書かれているが、環境によって左右される。 

また、事前に互換性のチェックが行われているはずです。互換性のあるなしを確認しつつ、互換性がないと表示されていた場合は、レポートを表示して何が悪いのか確認しましょう。互換性がないといわれたアプリや機能がどうしても必要な場合は、無理にアップグレードせずにそのまま使い続けたほうがいいかもしれません。ただしセキュリティソフトの導入は必須です。


▲Windows10が動作するか、互換性のないアプリがあるか確認できる。

周辺機器に関しては、メーカーのサイトで動作するかどうか確認しておくのがベスト。ドライバーがアップグレードで自動的にインストールされない場合は、アップグレード後にインストールしよう。

ただ、動作するか否かは実際にアップグレードして確認するのもひとつの手。もし動作しない場合は、回復機能を使って元の環境に戻せます。基本的に、今入っているファイルとアプリ、各種設定は引き継がれます。なので、特にバックアップしなくても大丈夫ですが、心配であればバックアップをとっておきましょう。筆者は特にバックアップをとらずにアップグレードを実行しました。

「今すぐアップグレード」を実行すると、ファイルダウンロードが開始されます。筆者の環境(最大1Gbpsの光回線)ではダウンロードに約30分かかりました。ダウンロードが完了すると再起動してインストールが始まります。これまたしばらく時間がかかり、筆者のマシンでは約1時間ほどかかりました。そしてようやく「Windows 10にようこそ!」が表示され各種設定に移ります。


▲「今すぐアップグレード」をクリックし、「再起動して今すぐアップグレード」をクリックすればアップグレードが始まる。バッテリー駆動ではなく、電源につないでおいたほうがいい。


▲ダウンロードが始まります。スケジュールしておけば、あらかじめダウンロードするようだ。


▲ダウンロードが終了して再起動後、インストールが始まるまで約30分かかった。ここから、さらに1時間かかることになる。

法文が表示されたあと、「すぐに使いはじめることができます」という表示になります。ここが第1のトラップです。「簡単設定を使う」をクリックするよう促されますが、ここは左下の「設定のカスタマイズ」を選択しましょう。すると、マイクロソフトへ送信されるデータなどを掲載許可するか否かが設定できます。データを送られたり使われたりするのが嫌な設定はチェックを外しましょう。「簡単設定を使う」をクリックしていたら、すべてチェックされた状態で次へ進むことになりますが、あとから設定を変更もできますので、間違ってクリックした場合でも安心してください。


▲左下の文字の小さい「設定のカスタマイズ」をクリック。


▲全部で8項目あるので、必要ないもの、許可しないものはチェックを外そう。

続いて「Cortana」を使うか否かの設定です。これはあとからでも設定を変えられます。そして第2のトラップが「新しいWindows用の新しいアプリ」の画面。単なる説明ではなく、それぞれのアプリが既定のアプリとして選択されます。左下の「既定のアプリを選択」をクリックすると、既定のアプリにしたくない場合はチェックを外しましょう。これで、今まで使っていたアプリに割り当てられるはずなのですが......、このあたりは後述します。


▲あとから設定できますが、ここはCortanaを使うで進めました。


▲「新しいWindows用の新しいアプリ」とちょっと日本語がおかしい画面も、既定アプリの割り当ての設定だ。左下の「既定のアプリを選択」をクリックしよう。


▲既定のアプリとして割り当てたくない場合は、チェックを外そう。

そしてやっとログイン画面となり、またここから5分ほどかかって最終設定されます。アップグレードにかかった時間は1時間40分ほどでした。90分以内ではなかったですが、意外と短い時間で終了しました。


▲ようやくログインの画面に。


▲ユーザーを複数登録している場合、ユーザーごとにログイン時に設定を行なう。最初はアップグレードを実行したユーザーでログインされる。


▲「さあ始めましょう」から、またしばらく時間がかかる。

アップグレードしたらずくやりたい設定と確認


▲Windows10の画面。よく使うアプリは、引き継がれていた。

Windows10になって喜んでばかりいられません。まず、先ほどの既定のアプリの選択でチェックを外した場合、本来なら従来のアプリのママのはずですが、筆者の環境ではブラウザーの設定がChromeだったのが外れたままでした。しかたがないので、既定のアプリ設定でChromeに改めて設定しました。


▲Chromeを起動したら、「デフォルトのブラウザーではない」と言われた。既定アプリを解除されたようだ。


▲設定の「システム」で「既定アプリ」を選択、Webブラウザーのアプリを指定した。


▲「アプリによって規定値を設定する」で、アプリごとの開くファイルの種類を設定できる。

また日本語入力ですが、これが必ずMS-IMEがインストールされ、選択されてしまいます。筆者はGoogle日本語入力を使っているのですが、Windowsキー+スペースキーで切り替えが可能ですが、言語設定でMS-IMEを削除してしまうこともできます。使っているとたまにMS-IMEへ勝手に切り替わってしまう場合があるので、筆者は削除してしまっています。


▲MS-IMEが標準で使われるように。うーん、これビルドアップするたびに、削除していても復活して標準設定になるので、なんとかしてほしいものです。

以前はWindowsアプリやタスクバーなどでMS-IMEしか入力できなかったため、削除するといざというとき面倒でしたが、いまはGoogle日本語入力でも問題なく入力できるので削除しても大丈夫です。

それから、エクスプローラーを開いたときのデフォルトの表示は、ドライブ表示がいいという人は、表示オプションの設定を変更しましょう。細かい点ですが、使い慣れた環境がいちばん。筆者も真っ先に設定を見直しました。


▲エクスプローラーを開くと最初にドライブ表示にならないのが嫌。なのでまずオプションを選択。


▲「エクスプローラーで開く」を「PC」にするとドライブ表示になる。


▲ドライブが表示されるようになる。この方が筆者は落ち着く。

使いはじめるとアクションセンターに通知が表示されるかもしれません。筆者の場合は、いくつかのアプリがWindows10で動作しないようで、代替アプリやドライバーを使うようになりました。ただ、削除はされないようなので、自分で削除してしまいました。削除しても特に問題ありません。


▲Windows10ではアクションセンターというのができ、いろいろと通知される。今回は、利用できないアプリがあるとの通知が。Bluetoothのアプリのようだが、Bluetooth自体は使えているので必要なさそう。


▲使えないというので、とりあえず「プログラムと機能」でアンインストールを実行してみた。特に問題なし。

もうひとつ、Windows10にアップグレードして気になるのがドライブの使用量。かなり増えると思います。これは、以前の環境に戻すための回復データが残っているためです。元のOSにはもう戻らないというのであれば、それらのデータを削除することをオススメします。元の環境に戻れる期間は31日間。それを過ぎると元に戻れなくなりますので、ちょっと使ってから考えようという人は、注意しましょう。


▲Cドライブのプロパティで「ディスクのクリーンアップ」を選択。


▲さらに「システム ファイルのクリーンアップ」を選択。


▲「以前のWindowsのインストール」が34GB以上使われている。すべて選択したら筆者の環境で40GB近く容量が空くことがわかる。ただし、削除したら前のOSには戻れなくなるので慎重に

以上が、Windows7からWindows10へのアップグレード顛末です。筆者の場合は特に重大な問題もなくアップグレードできましたが、これまでWindowsを使い続けてきた経験上、まっさらな状態からインストールするのがいちばん安定して動作します。使い込んだ環境だとさまざまなアプリをインストール、アンインストールを繰り返してきたり、もう必要ないアプリも数多く存在するでしょう。まっさらな状態にするのはとても簡単になり、回復機能で初期状態にするだけ。データは全て消えてしまうので、パックアップは必須。アプリも再インストールする必要があります。少々面倒なのと時間がかかりますが、アプリの取捨選択をしてすっきりした環境でWindows10を始めてみるのもひとつの手だと思います。


▲設定の「更新とセキュリティ」にある「回復」で、元のOS(ここではWindows7)に戻せる。1ヵ月以内なので注意。また、Windows10の初期状態に戻すなら、上の「このPCを初期状態に戻す」を選択しよう。

Windows10の回復機能については以下の記事を参考にしてください。

50GBも空き容量が回復することも!Windowsマシンのストレージお掃除でスッキリ年越し

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