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卓上真空成型機『FormBox』発表。掃除機吸引で樹脂型を成型、3Dプリンターより素早く量産

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2016年5月6日, 午前07:00 in Art
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ロンドンに拠点を置くスタートアップMaykuが、手製のモデルから簡単にモールド用の型を作れる卓上真空成型機「FormBox」を発表しました。現在クラウドファンディングサービスKickstarterで製品化にむけ出資募集キャンペーンを実施しています。

Gallery: Mayku FormBox 作品例 | 20 Photos

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ここ数年の3Dプリンターの発展は、ものづくりの現場の可能性を大きく広げ、PCと3Dモデリング用ソフトがあればちょっとした小物から機械の部品、金属の自転車フレームまで、さまざまなものが3Dプリントできるようになりました。

ただ、3Dプリントは物体を積層していくため、作品ひとつ出すだけでも相当の時間がかかります。まして同じものを数多く作ろうとすれば、3Dプリンターを複数用意するなどの対応も検討する必要が出てきます。

Maykuが発表したFormBoxは、オス型の卓上真空成型機。3Dテンプレートとなる実物モデルを用意すれば、数秒でプラスチック製の鋳型を作ることができます。できあがった鋳型に、用途に合わせてコンクリート、石膏、レジン、シリコンなどを流し込めば、簡単にテンプレートと同じ形の作品を生産できます。またゼリーやチョコレートのような型に入れて固める食品にも応用できます。

作り方は、まず最初にテンプレートをFormBoxに乗せてヒーターのスイッチを入れます。そこに熱で柔らかくなるプラスチックシートを乗せ、熱で柔らかくなったところでテンプレートを押し出しつつ隙間の空気を抜けば、モデルの型にピッタリとフィットする鋳型ができあがります。なお、空気を抜く"真空引き"には、家庭にある掃除機を流用します。

できあがった鋳型に、時間とともに硬化する材料を流し込めば、3Dテンプレートと同じ形の品物ができあがります。鋳型はひとつの3Dテンプレートからいくつも作れるため、たとえば3Dプリンターで最初に3Dモデルを出力しておき、それをFormBoxのテンプレートにすれば、同じものを大量に生産することも可能です。

動画では、ジャガイモを切って作った型にコンクリートを流してフラワーポットにしたり、合板を組み合わせたテンプレートから取った型でメッセージ入りのチョコレートを作ったりといった応用方法を紹介しています。

さらにMaykuは、その他の製作例として石鹸箱やジオラマのベース、ブックエンド、さらにはミニカーのボディなどを製作しており、バラエティ豊かな3Dアートワークも作れるとアピールしています。



FormBoxは現在Kickstarterで製品化に向けて出資を募集中。FormBox本体を入手するには、349ドル(約3万7000円)以上の枠への出資が必要です。

キャンペーン期間は6月4日までながら、すでに合計出資額は目標の5万ドルを軽々とクリア、記事執筆時点では12万8000ドルを突破しています。ただ、製品化計画が遅延なく進行したとしてもFormBoxの発送は2017年5月以降の計画です。たとえ3Dプリンターの遅さに辟易している人でも、出資するならFormboxが到着するまではじっとお待ちいただく必要がありますのでご注意を。

ちなみに、MaykuはFormBoxに続く製品として卓上回転成形機、卓上射出成形機などを計画中です

Gallery: 卓上真空成型機 Mayku FormBox | 13 Photos

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