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アップル、カリフォルニア工科大学にWiFiの特許侵害で訴えられる。チップ製造のBroadcomとともに

Munenori Taniguchi
2016年5月31日, 午後01:00 in 802.11Ac
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カリフォルニア工科大学(Caltech)がアップルを相手取り、WiFi関連技術特許権侵害訴訟を起こしています。侵害しているとする特許は802.11 n および802.11 ac で使われており、データ伝送の高速化などを実現するものとのこと。この訴訟は、アップルにWiFi用チップを提供したBroadcomも訴えの対象としています。

Caltechは、主な訴えの相手はBroadcomではあるものの、同社の売上の14%を支える大口顧客であるアップルも訴訟対象に加えているとしています。

特許を侵害したとするのは2006~2012年にCaltechが特許を取得した4つのWiFi通信高速化技術で、アップルの製品で言えば2012年のiPhone 5 以降に発売されたMacなどを含むアップル製品のほとんどに使われているとのこと。

このような特許権侵害訴訟でまず思い出すのが、ほとんど使われていない特許技術を集めて訴訟を起こし賠償金を得ようとするパテントトロール手法です。ただ、パテントトロールは製品製造販売実態のない特許収集企業が収益を得るために訴えを起こすのが一般的であり、実際に特許技術を開発した大学や企業がすることはありません。

そのことを考えると、Caltechの訴えは実際に特許侵害をとなる重大な根拠があってのことと言えるかもしれません。なお、損賠賠償請求額は明らかにはなっていません。またアップルはこの件についてコメントしていません。

ちなみにアップルは昨年もウィスコンシン大学マディソン校からA7~A9Xチップに関連して複数の特許権侵害訴訟を起こされ、10月には2億3400万ドル(約280億円)の支払い命令を受けていました。

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