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ファミコン用グローブで「ドローン」を意のままに操ることに成功。ゆくゆくは汎用コントローラーにする野望も

Kiyoshi Tane
2016年6月8日, 午後05:30 in Drone
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商業的には不遇に終わったファミコン専用の手袋コントローラー・パワーグローブでしたが、ついに実用的になる日がやって来ました。海外エンジニアのノーラン・ムーア氏がこのデバイスを改造して新たな生命を吹き込み、思うがままにドローンを操縦している動画が公開されています。

PG
パワーグローブは1990年に発売されたファミコン用の手袋型コントローラーで、日本ではパックスコーポレーションから「パックス・パワーグローブ」として販売。ファミコン本体の拡張端子にL字型の音波センサーを接続し、右腕にはめたグローブで操作。手を上下左右にかざして十字ボタンの代わりに、指を曲げてA・Bボタンの代わりにする操作は思ったように動かない上に、手袋の重さもあってパワフルというより筋力パワーが鍛えられるグローブです。

売り上げ的にはともかく(パックスコーポレーション社はその後倒産)現代でも愛されているデバイスで、80年代センスが充満する中でナチスと戦うカンフー映画『KUNG FURYでも、タイムマシンを操作するインターフェースとして活躍していました。

オークションで落札したパワーグローブに惚れ込んだというムーア氏は、基板を分解してWi-Fiやモーションセンサーなどを搭載。そうして無線ドローンのコントローラーに生まれ変わらせ、大勢の観客の前でジェスチャーだけでドローンを巧みに操っています。


ドローンの操作はとてもシンプルで、拳を握れば空中で停止し、手のひらを開けばホバー移動を開始。拳を握ったまま回せばローリングやピッチング(それぞれ前後と左右を軸とした回転)が可能。そして指を立てて上や下を指すことで、機体は上昇あるいは下降します。

NES

ムーア氏の次なる野望は、パワーグローブにBluetoothやIR(赤外線)などの無線インターフェースを交換できるシステムを仕込み、ありとあらゆる機器と接続できる汎用コントローラとすること。その改造のプロセスやパワーグローブ愛あふれる写真などの記録は、Power Glove Universal HIDにて公開中。さらなる改善が重ねられれば、いずれは任天堂ハードの正式コントローラーとして採用されるかもしれません。


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関連キーワード: drone, NES, Nintendo
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