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ソフトバンク、LTE衛星通信システムを試作開発。将来的にスマホでの衛星通信も可能に

TOKORO KEI
2016年6月10日, 午後12:00 in Lte-Advanced
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ソフトバンクは、LTE-Advancedに対応した衛星通信システムを試作開発したと発表しました。地上で使われているLTE/LTE-Advancedと同一の通信規格を採用し、地上ネットワークとの親和性が高い衛星通信システムとなり、将来的にスマートフォンでの衛星通信を可能にする技術となっています。

ソフトバンクによると、静止衛星を用いた衛星通信システムでは、端末と基地局間の距離が7万2000km、伝搬の遅延時間が約0.5秒と地上システムに比べて大きいとのこと。このため、従来は衛星通信システムごとに独自の通信規格を採用しており、各自の通信規格に対応した専用の衛星基地局や衛星通信専用端末を用意する必要があったといいます。



しかし、今回の試作システムは、3GPPで標準化が進められているLTE-Advancedに準拠した通信規格を採用していることが特徴。衛星基地局や衛星通信端末に専用の通信規格の実装をする必要がないとしています。

同社では、LTE-Advancedに対応した汎用の基地局と端末向けに、伝搬遅延対策用のパラメータ値を設定するソフトウエアを開発。それとともに、衛星基地局と衛星通信端末の試作装置を開発しました。動作確認は伝搬遅延時間0.5秒を仮想的に生成する衛星回線エミュレータを用いた実証実験により実施し、音声通信とデータ通信がともに正常に動作することを確認したとしています。

さらに、実証実験では同一端末で衛星ネットワークと地上ネットワーク間でハンドオーバーが可能なことも確認されており、同システムに対応したスマートフォンであれば、将来的には地上・衛星兼用の通信端末として利用可能。たとえば、普段は地上の通信サービスを利用して、災害発生などの非常時には衛星通信サービスを利用することが可能になります。

ソフトバンクは、今回の試作開発を通じて得たノウハウや測定データを活用することで、商用サービスに向けた準備を進めたいとしています。


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関連キーワード: lte-advanced, SatellitePhone, softbank
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