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あらゆるクルマに変身する撮影用車台『ブラックバード』。走行性能の模倣や周辺環境のスキャン機能を搭載

Autoblog Japan Staff
2016年6月30日, 午後12:50 in Car Commercial
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エキゾチックで高性能なクルマを確保して撮影を行うには、多額の費用と多大な労力を要する。クルマとロケーションを完璧に整えて、映画やCMを撮影することは極めて難しい。しかし、視覚効果を得意とする英国の会社、The Millが開発した「ブラックバード」を使えば、特定のクルマを用意しなくても、お好み次第の自動車コンテンツを制作することが可能になる。

ブラックバードは、世界初の完全に調節可能な撮影用の車台で、ほとんどのクルマに合わせてホイールベースや車幅を変更することができるだけでなく、見た目も自由に変えることができる。コンピューター・グラフィックを使ってこれにボディを被せれば、どんなクルマにも変身する。また、搭載されている電気モーターは、対象となるクルマの走行特性を真似るようにプログラムすることが可能だ。ブラックバードがあれば、自動車コンテンツの制作者はもはや撮影のために実際のクルマを使用する必要がなくなるのだ。

ブラックバードの優れた点は、あらゆるクルマと同じように運転でき、見た目もそっくりになることだけではない。3Dレーザースキャニングと高ダイナミックレンジ画像を組み合わせることで、バーチャルな周辺環境を作り上げることもできる。The Millでは、想像力が足りない人のために、ブラックバードにCGで制作したボディを被せたクルマを見ることができるユニークなAR(拡張現実)アプリも開発している。

その名が示す通り、ブラックバードは、超音速の高高度偵察機「SR-71ブラックバード」と同じ格納庫で、特殊効果装置の設計・製造をする米国の会社、J.E.M F/Xの技術者によって手作りされた。完成までに2年の年月を費やしたという。それでは早速、その変幻自在なクルマをビデオでチェックしてみよう。




By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー


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