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国交省:現在の自動運転機能はあくまで『運転支援技術』テスラのAutopilot死亡事故で注意喚起

Munenori Taniguchi
2016年7月7日, 午後03:00 in Autonomous
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国土交通省が「現在実用化されている「自動運転」機能は、完全な自動運転ではありません!!」と題した報道発表資料を公開しました

5月に発生したテスラ Model SのAutopilotモード中の死亡事故に関連しての発表で、現段階で実用化されている「自動運転」機能はあくまで「運転支援技術」だと説明。たとえ「自動運転」中であってもドライバーは注意を怠ってはならず、万が一の事故発生時は運転者に責任があるとしました。

まだあまり知られてはいないかもしれませんが、自動運転にはその機能に応じて4段階の"レベル"が設定されています。

改めて説明すると、最もレベルの低いレベル1は一般に安全運転支援システムとされ「加速・操舵・制御のいずれかが自動で行われる状態」とされます。たとえば自動ブレーキシステムやクルーズコントロールなど単一のドライバー支援機能がこれに相当します。

レベル2は「加速・操舵・制御の複数の操作を自動車が行う」とされ、AIによる自律的な走行が実現される状態です。ただ、運転の主体はドライバーにある準自動運転システムとされ、必要に応じてドライバーが運転操作を行わなければなりません。

レベル3になると、ほぼすべての運転操作が実現される状態ではあるものの、緊急時などはドライバーが対処することが求められるため、やはり完全な自動運転ではありません。

完全な自動運転はレベル4まで来てようやく実現されます。レベル4はドライバーが全く運転に関与する必要がない状態を指し自動車のすべての操縦をAIがこなします。
 

 
問題となったテスラのAutopilotモードをこの分類に当てはめると、レベル2に相当します。国土交通省の説明によれば「通常の車と同様、運転者が前方・周囲を監視しながら安全運転を行うことを前提に、車線維持支援、車線変更支援、自動ブレーキ等を行う機能に過ぎ」ないとのこと。

国土交通省は発表資料にて「Autopilot機能で万が一事故が発生した場合には、原則として運転者が責任を負う」ことになり、自動運転機能のせいにはできないことを明記しました。

国土交通省は「運転者は、その機能の限界や注意点を正しく理解し、機能を過信せず、責任を持って安全運転を行う必要」があるとしています。テスラのAutopilotモードについても「天候や周囲状況によって適切に機能しなくなることがある」と強調しました。さらに、ドライバー自身が理解するだけでなく、自動車を販売する側も今回の注意点を十分に周知徹底するよう呼びかけています。

ちなみに、米国では7月1にもテスラ Model Xが高速道路でガードレールと中央分離帯に衝突して横転する事故を起こしました。この事故でもModel Xに乗っていたドライバーはAutopilotを使用していたと証言しています。ただ、テスラはまだ事故を起こしたModel X のシステムログを確認できておらず、Autopilotを使用していたかはわからないとしています。

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