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アップルの「ダイヤルつきiPhone特許」 静電タッチパネルで物理ボタンやダイヤルを認識

Ittousai , @Ittousai_ej
2016年7月29日, 午後10:30
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製品になるとは限らない特許の話題。「アップルがデジタルクラウンつきiPhoneやiPadの特許を出願した」なるニュースが出回っています。デジタルクラウンは Apple Watch に採用された竜頭(物理ダイヤルスイッチ)のこと。

iPhone や iPad の側面には単純な押し込みやスライドスイッチしかありませんでしたが、デジタルクラウンがあれば指をなんども往復させて画面を遮ることなく、クルクルと小さな動きでスクロールやフリップができることになります。



説明図から「アップルがiPadにデジタルクラウンの追加を検討している」「デジタルクラウンつきiPhoneの可能性は?」と話題になっているこの発明ですが、名称は「Capacitive touch panel for sensing mechanical inputs to a device」、機械的入力への静電容量タッチパネル利用。

iPhoneなどタッチ入力が主の製品でも、電源ボタンやスライドスイッチ、ウォッチならデジタルクラウンなど、物理的に動くメカニカルな入力装置を備えることはよくあります。

物理スイッチは指先の触覚だけで押せたり、物理的なクリック感があることでタッチパネルを補う一方で、可動部分とスイッチ、基板まで接続する配線などが必要です。このため基板や筐体の設計が複雑になり、実装面積でも組み立てでもコストが増すだけでなく、なにより故障しやすくなることが問題でした。

今回「デジタルクラウンつきiPadか」と話題になったアイデアは、こうしたメカニカルインプットの入力判定にもディスプレイ面タッチパネルの静電方式を使えば、シンプルに、安価に故障しにくくできるという内容。



説明文によれば、タッチ入力のためのセンサーパネルはディスプレイ部分だけでなく、デバイスのベゼル(額縁)部分まで覆うことができます。また、ベゼルのないフレームレスなデバイスもあり得ます。

静電式などのタッチパネルは物理的に接触しなくても、近くに指や金属があれば検出できます。側面近くまでタッチパネルを拡張すれば、ボタンやダイヤルが実際のスイッチや配線につながっていなくても、それこそ単なる感触だけのシンプルな構造でも、タッチパネルで動きを検出することで入力装置として使える、というアイデアです。



物理ボタンが故障しにくくなるのは、iPhone のホームボタンの効きが悪くなりクオリティ・オブ・ライフが劇的に低下した経験のあるユーザーには良い知らせです。また筐体の開口部や配線を減らせれば、全体の設計がシンプルになり、より多くの部品やバッテリーを置く余裕にもコスト低減にもなります。

と、よいことづくめのアイデアではありますが、名称のとおりスイッチの実装方法についての内容であって、図も仕組みを例示するためだけのもの。四角形から凸の字が生えたイラストがあっても、アップルがデジタルクラウンつきiPhoneやiPadを開発中!という意味ではありません(ないと決まったわけでもありませんが)。

なお冒頭の竜頭つきiPhoneは、イタリアのデザイナー Antonio De Rosa さんが2015年に制作したコンセプト。本物と見紛うばかりですが、もちろんアップルとは無関係です。

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