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Galaxy Note 7の進化は『端末を便利にするペン』『完全防水』『高セキュリティー』:山根博士の海外スマホよもやま話

山根博士(Yasuhiro Yamane) , @hkyamane
2016年8月4日, 午後05:00 in Galaxy Note
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サムスンの『Galaxy Note 7』が発表された。

日本では2015年のモデルがスキップされたため、Galaxy Noteシリーズの存在を忘れている人も多いかもしれない。しかしサムスンにとってこのGalaxy Note 7は年2回投入されるフラッグシップモデルの1モデルであり、しかも秋冬商戦向けとなる戦略的な製品である。

春に発売したGalaxy S7 edgeの販売が日本で好調なことから、このGalaxy Note 7も2年ぶりのNoteシリーズとして、日本に投入されることは間違いないだろう。

Gallery: Galaxy Note 7 | 13 Photos


2016年8月2日、ニューヨークで発表されたGalaxy Note 7

今回発表されたGalaxy Note 7は、過去に5シリーズ6モデルが投入されたGalaxy Noteシリーズから大きな進化を遂げている。

ディスプレイの両サイドがカーブを描くエッジ形状になったことや、より高いセキュリティーへの対応、またこれから主流になるであろうHDRビデオの利用など、Galaxy S7 edgeよりもさらに機能が進化している。

初代Galaxy Noteが発表されたのは2011年9月で、Galaxy Noteシリーズはすでに5年の歴史を持ったロングセラー製品となっているのだ。


Galaxy Noteシリーズの歴史も5年目になる

しかしGalaxy Noteシリーズの他のスマートフォンとの最大の差別化ポイントは、本体に内蔵できるスタイラスペン『Sペン』の存在だろう。

ワコムの技術を利用し、細かい作業も可能なSペンは、スマートフォンを使って手書きで文字を書いたり絵を描くなどクリエイティブな作業に向いている。

また画面操作やショートカットで便利な機能を呼び出すなど、スマートフォン本体の機能を高めるアクセサリにもなっているのだ。とはいえ歴代のGalaxy Noteシリーズは「ペンが使えるスマートフォン」というよりも「大画面が快適なファブレット」として購入している消費者も多い。多機能なSペンだが、使っていないユーザーも多いのが実情だろう。


Galaxy noteシリーズと言えばSペン。様々な用途に利用できる

そこでGalaxy Note 7では、このSペン機能を大きく強化している。最大の進化ポイントはペン先サイズの変更で、従来の半分以下としたことで感度を高めるとともに細かい作業が行いやすくなっている。

単純にペン先を細くしたということではなく、高感度にすることでSペンの利用シーンを手書き以外の用途にも活用できるようにしたのだ。

ちなみに発表会に登壇したサムスン製品戦略部門のシニアVP、ジャスティン・デニソン氏は、Galaxy Note 7の様々な機能進化の説明の途中で「ペンを使わなくてもいいくらいだ」と本体性能の高さをアピールした。しかしその真意は「Sペンを使えば、他のスマートフォンではできない、新たなユーザー体験を手に入れられる」ということなのである。


ペン先が細くなったGalaxy Note 7のSペン。細かい作業が可能になり新たな機能も搭載された

たとえば海外のWEBサイトを開いたとき、単語の意味がわからず読むのを諦めてしまうことがよくあるだろう。それは製品やアプリの説明書だったり、あるいは観光ガイドだったり。意図せず英語のページを開くことは日常的にあることだ。

だがGalaxy Note 7ならば、わからない単語の上にSペンの先をかざすだけで、その単語の意味をポップアップで表示してくれる。しかも日本語を含む約70カ国への翻訳が可能で、普段接する可能性のある外国語はほぼ全てカバーされている。

Sペンが高感度になったことで、単語だけを選択することができるようになったわけだ。ペンをかざすだけの翻訳機能は、Galaxy Note 7だからこそ提供できるのだ。


Sペンを単語の上にかざすとその場で意味を表示。日本語への翻訳にも対応する

またWEBブラウジング中に細かい文字や画像を拡大表示したくなることもあるだろう。虫眼鏡機能を使えば、Sペンを画面上にかざすだけでその周囲を最大300%拡大表示してくれる。画面に触れる必要はないので、不要なタッチをしてしまい別のリンクが開いてしまう、といったことも無い。

タクシーに乗った時にGoogleマップを開き、目的地の地名を拡大表示して年配の運転手に見せる、なんて使い方もできそうだ。これらの2つの機能はSペンを手書きツールとしてではなく、ポインターのようにして利用する。つまりGalaxy Note 7はただのペン付きスマートフォンではなく、ペンを使えばさらに便利なスマートフォン、に進化したのである。


画面の拡大もペンをかざすだけと簡単だ

この他にも時代のトレンドを反映させた機能も搭載した。その一つが『Smart select』だ。これは動画の一部を簡単に切り抜いてキャプチャ出来る機能で、スマートフォンでの動画利用が日常的なものになっていることから実現された機能。

従来なら、例えば気に入ったYouTubeの動画があったとき、それをシェアする場合に、リンクをSNSで送ることが一般的だった。しかしSmart selectを使えば動画の全体、あるいは好きな部分だけをSペンで選択し、レコードボタンをタップすると、そこから15秒間のGIFアニメーションとして切り出してくれる。それを直接SNSでシェアすれば、受信側は即座にその動画を再生できるのである。気に入れば改めてYouTubeに飛んで全体の動画を見ればいいだろう。

過去のNoteシリーズでも、画面表示を簡単にキャプチャして画像としてクリッピングする機能を搭載していたが、Galaxy Note 7ではペン先が細くなり細かい範囲の指定が行いやすくなったこともあり、その機能を動画に拡大、しかもGIFアニメとすることで容量を小さくしている。


Galaxy Note 7なら動画も簡易キャプチャしてシェアできる

そして昨年のGalaxy Note 5から搭載された『Screen Off Memo』機能も使いやすくなった。Screen Off Memoはスリープ中にSペンを本体から引き抜くと、そのままロック画面全体をメモ帳として使い、手書きできる機能。

紙のメモ帳やボールペンがなくても、とっさにメモを取れる便利な機能だ。Galaxy Note 7ではここで書いたメモを、スリープ中の画面に常に表示しておくことが出来るので、「会社帰りに薬局に寄る」といった忘備録を常に見えるようにしておくことも出来る。

これはGalaxy S7 edgeから搭載された『Allways On Display』機能を拡張したものであり、Note 5とS7 edgeの機能をさらにブラッシュアップさせているのだ。


いつでも手書きメモが取れ、しかもスリープ中も常時表示できる

さてハードウェアでの大きな進化は防水への対応だ。Galaxy Note 7はIP68の防水に対応しており、キャップレスでそのまま水に浸けることも出来る。

またSペンも同じくIP68に対応した。日中に急な土砂降りで端末が濡れてしまった時など、指先では画面上に雨水がついているとうまく操作できないが、Sペンを取り出せば水の影響を受けずにタップができる。

また極端な使い方としては水中でもペンを使ってアイコンをタップしたりメモ書きが可能なのだ。他の防水端末は水中では指先のタッチ操作が使えなくなるが、Galaxy Note 7なら防水仕様のSペンのおかげで水中操作も出来てしまうのである。


防水になったGalaxy Note 7。ペンも防水対応

また本体だけではなく、3100mAhのバッテリーを内蔵しGalaxy Note 7の背面にケースのように取り付けるだけで充電できるワイヤレス充電パックも防水に対応している。

このワイヤレス充電パックはGalaxy S7 edge用がすでに販売されているが防水は未対応だ。しかしGalaxy Note 7用はこのワイヤレス充電パックも防水化されており、本体に装着したままでも水回りで利用できる。

しかしサムスンはなぜここまで防水にこだわるのだろうか? もしかしたら「本体だけが防水でも、それは完全な防水体験とは言えない」というメッセージがこのワイヤレス充電パックには込められているのかもしれない。


ワイヤレス充電ケースも防水に対応。徹底した防水化を図る


虹彩認証への対応も大きな進化だろう。スマートフォンのセキュリティー対応は指紋認証が一般的に使われており、Android 6.0(Marshmallow)からもネイティブ対応となった。

しかし今後はよりセキュリティーを高めるために、虹彩認証の採用が各メーカーで進むだろう。Galaxy Note 7はサムスンとして初の虹彩認証対応端末で、画面のロックだけではなく、バンキングサービスの本人認証や、データ保護用途など複数のアプリケーションを搭載している。

写真やメールデータだけではなく、アプリも専用のセキュアフォルダへの導入が可能で、BYODなどスマートフォンの個人利用と仕事での利用を併用するユーザーにもニーズは高そうだ。


サムスン初の虹彩認証機能を搭載

Sペンの大きな進化が目立つGalaxy Note 7だが、日本メーカーのお株を奪う防水の徹底化は目を見張るものがある。また虹彩認証はこれからトレンドになっていくだろうから、どのような応用展開が今後拡張されるのか楽しみなところだ。

これ以外にもGalaxy Note 7では様々な機能が進化しているが、意外と使い道がありそうな機能がSamsung Cloudだ。これは15GBのクラウドスペースが無料で利用できるもの。

この手のクラウドサービスはすでに珍しいものでは無いが、サムスンではこのクラウドを端末移行時のデータのバックアップストレージとしても使うことができる。Googleなどのクラウドを利用せずとも、新しくGalaxy Note 7を購入したユーザーが、乗り換え前の端末のデータを即座にアップしてデータ移行できるのである。

目新しさはないかもしれないが、端末買い替え時のユーザーの悩みの一つがデータ移行であり、その声が多く寄せられていたのだろう。このような細かい使い勝手も高められているGalaxy Note 7、日本での発売を心待ちにしたい。


15GBのストレージが利用できるSamsung Cloud

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