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ソニー Xperia X Compactの実機を見る。Z5 Compactの後継ではないがカメラはすごい

小口貴宏 (TAKAHIRO KOGUCHI)
2016年9月3日, 午後01:00 in Sony
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ドイツ・ベルリンで開催中のIFA 2016より。ソニーは4.6型ディスプレイ搭載のスマートフォン Xperia X Compactを発表しました。画面サイズ的にはZ5 Compactの後継機のように思えますが、プロセッサはSnapdragon 650とミドルレンジ、防水・防塵にも非対応。ハイエンド仕様をそのまま小型にしたXperia Z5の後継とは毛色の異なる製品に仕上がっています。



プロセッサには、3月にグローバル向けに発表したXperia Xと同じ、クアルコムのミドルレンジ向けモデル、Snapdragon 650を採用します。CPU部は、高性能なCortex-A72×2コアと、省電力なCoretex-A53×4コアの6コア(ヘキサコア)構成。負荷に応じて動作コアを変えるbig.LITTLE構成です。GPUにはAdreno 510を採用します。

画面サイズは4.6インチと、Xperia Z5 Compactと同サイズ。モバイルネットワークは受信最大300MbpsのLTE Cat.6に対応します。


▲筐体はプラスチック。Z5 Compactの磨りガラス背面とは質感がかなり異なる

▲本体の厚みは9.5mm

▲左からユニバースブラック、ホワイト、ミストブルーの3色展開。塗装を何層にも重ねることで、セラミックの質感を出すことに成功したという

▲新デザイン概念 Loop Surfaceを導入。手へのフィット感を高めるために側面を丸くカーブさせており、断面が上下左右対称のループのように見える

カメラを大幅に強化

背面カメラは、Xperia X Performanceの2300万画素+ISO12800イメージセンサーや、先読みオートフォーカス(Predictive Auto Fucus)を引き継ぎます。

今回はこれに加えて、新フラグシップのXperia XZと同じレーザーAFを採用し、暗所でのフォーカス性能を向上。さらに、ホワイトバランス調整に従来のRGBに加えて赤外線を使うRGB-IRセンサーを搭載。これにより、屋外なのに屋内と判定され、写真が青っぽくなるようなホワイトバランスの誤認識が減るとしています。またXZと同様に5軸手ブレ補正にも対応。


▲5軸手ブレ補正は特に動画で威力を発揮する

▲X-Y軸の補正により、カメラを構えた際に「手がプルプルする」といったことによるブレを低減。なお、フロントカメラでも5軸手ブレ補正は利用できる。

▲ホワイトバランスの自動調整に赤外線を利用する「RGBC-IRセンサー」を新導入。食事が青く写る、いわゆる"メシマズ写真"の改善も期待できるとしている。

▲新搭載のレーザーAFは暗所での合焦に威力を発揮。従来の先読みAFや位相差AFも引き続き搭載する。


▲短い試用ではあるがフォーカスは高速だった。

またXperia XZと同様に、バッテリーの経年劣化を抑止する新技術「Battery Care」を搭載。これは、Xperia Xシリーズに搭載された、バッテリーの寿命を2倍にする技術の進化版。

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ソニーによればスマートフォンの満充電放置がバッテリーを劣化させる大きな要因であるといい、Battery Careでは、ユーザーの生活リズムを認識して、就寝時に充電を開始した場合でも、起床したタイミングで充電が完了するように、途中で充電速度を遅くします。これにより、スマートフォンが満充電となる時間を短縮して、バッテリーの劣化を抑えられるという説明です。

製品の詳細はこちらの記事もご覧ください

Xperia Z5 Compactの後継ではない

前述の通り、Xperia X Compact(Xperia XZも同じですが)カメラへのこだわりは相当なもの。特にホワイトバランスの設定精度を向上させるRGBC-IRセンサーは威力を発揮しそうです。

ただ、本モデルがZ5 Compactの待望の後継モデルにあたるのかというと、それは微妙なところ。Z5 Compactは、フラグシップ性能をそのままに4.6インチの小型サイズに凝縮した点が特色でした。しかしX Compactは、前述の通りSoCはミドルレンジのSnapdragon 650、リアカメラはXperia XZとほぼ同等ですが、4K動画撮影が削られているほか、インカメラは1300万画素から500万画素にグレードダウンしています。筐体もメタルやガラスに比べれば質感がやや劣るプラスチックです。



もちろん、ハイエンドのXZに劣るとはいえ、Snapdragon 650の処理性能は十分に高速。特に最近はSNSに写真や動画をアップする機会が増えています。プロセッサの性能を実用的な範囲に抑えながら、性能を実感しやすいカメラを強化するのはある意味で合理的です。ただZ5 Compactでの売りだった防水・防塵への非対応は特に残念。Xperiaは日本において防水・防塵への対応に定評があるだけに、仮に国内発売する場合、そのままの仕様で出すのかも気になります。

このように、Xperia X Compactは、Z5 Compactとは毛色が異なる製品に仕上がっています。なおソニーモバイルの関係者は小型モデルについて「一定のニーズがある」と発言。決まったことはありませんが、今後、新たなCompactモデル(Xperia XZ Compact的な製品)が登場することにも期待したいところです。

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関連キーワード: sony, SonyMobile, xperia, Xperia X Compact
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