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PS4 Proは「すでにPS4ソフトを一杯持ってるユーザー」のための買い替えハードだ(新PS4発表 感想戦)

Kiyoshi Tane
2016年9月10日, 午後03:00
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新型PS4が2タイプ発表されたのは既報の通り。大幅に薄く、小さく、価格も安くなった新型の無印PS4(噂で呼ばれていたSlimという名前も捨てがたい)の方がハードの普及に貢献するかもしれないが、ゲーマー的に注目したいのはハイエンド版のPS4 Proだ。個人的な感想だが、仮称の「Neo」であれば、PS2普及のきっかけにもなった『マトリックス』(主人公の名前がネオ)にも縁があったのに残念である。

※9/10訂正:「4Kゲーミング」に関連する記述を一部改めました。

Proについては事前のうわさ話が溢れていて、ほとんど全てが当たっていたこともあり、「はあ、そうきましたか」と落ち着いた受け止め方だ。CPUはクロック向上のみ、GPUは2倍以上にパワーアップしているもののメモリは据え置き。

4Kゲーミングもようやく実現したが、当然4K対応ディスプレイも必要となり、満足なプレイ環境が整っている家庭も限られているだろう。PS陣営においてもう一つの焦点であるPlayStation VR(以下PSVR)についても「より滑らかに」ぐらいで、従来型のPS4より「ストレスを減らす」ことに重きが置かれている。
Pro
「ハイエンドゲーム機」と言っても、ポリゴンを採用した3Dゲームを事実上独占していた初代PSの頃と違い、今は上には上がいる。最新かつ処理能力の要求がデカいゲームの負担にも応えられる「ゲーミングPC」の存在だ。

現在のPCもPS4も基礎技術はほぼ同じなため、ゲームパワーは値段に比例していると言っていい。ゲーミングPCの場合、安価に構成してもゆうに10万円を超え、VR機器も買い足すと20万円コースだが、パワーもPS4 Proに勝る。実際にPSVRの開発トップも、ハイエンド性能がPC用のOculus Riftに及ばないことを認めている

でも、ゲームハード競争においては「お手頃な価格」は勝利の鍵を握るファクターだ。過去にも当時最高のスペックを持ちながら、高価すぎて消えていった製品は少なくない。PS4 Proは「そこそこの値段」で「そこそこリッチな体験」ができることに強みがある。ほぼ5万円の本体価格は、ゲーミングPC用のグラフィックボード一枚を買えるかどうかのお値段ではあるし。

PS4 Proは、すでにPS4を持ってるユーザーにとっては魅力的な「買い換え用ハード」だ。初代の発売から3年近く、スマホならとっくに新機種に乗り換えるぐらいの歳月が過ぎた。そろそろキレイな新型に交換したい、リビングに2台目がほしい。そんなタイミングで、性能アップした製品を出されれば心も揺らぐ。

これまで「手持ちのゲーム資産そのままに本体をアップグレードしたい」という家庭用ゲーマーの願いはなかなか叶えられなかった。過去のPSシリーズは新型が出てもコンパクトに、省電力となるだけ。NECのPCエンジンスーパーグラフィックス(上位互換機)という先例もあったが、性能アップの恩恵に預かれるのはスパグラ(略称)の専用ソフトのみで、既存のゲームは何も変わらなかった。その意味で、PS4は「進化したPCエンジン」であり、ウルトラスーパーグラフィックスという称号を送りたい。
Pro

逆にPS4を今まで所有したことがない人に対しては、ProでのPS4デビューはちょっと勧めにくい。無印PS4との価格差はわずか1万5千円(税別)、されど1万5千円(税別)。現在のPS4ゲームのラインナップは、少なくとも日本では「ハードコアゲーマー向け」の趣が強い。そこに価値を見い出せてるPS4のベテランにとっては「さらに素晴らしい体験」が約束されているものの、まだ触ったこともない人は、最悪「どのゲームも全く相性が合わない」ことが起こりうる。

無印の約3万円という価格は、Blu-rayやストリーミング再生プレイヤーと割り切っても、なんとか許せる範囲だ。が、より高額なProは「差額の約1万5千円になんの意味が」と悲しい事態になりかねない。今のところ日本でのPS4は「人を選ぶハード」であり、Proはその尖った部分に磨きをかけた「玄人向けモデル」なのだ。

「玄人向けモデル」として気になるのは、PSVRをプレイする上で事実上の標準コントローラーである「PlayStation Move」(モーションコントローラー)の新製品が出ないことだ。PS3時代に発売された数年前のガジェットをいまだに引きずるのはどうかと思うが、PSVRが爆発的に普及すれば、新型が出る可能性があるのかもしれない。




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