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バイオハザード7 VRを東京ゲームショウで試遊。「背中に感じる何かの気配」や「ドア開けの緊張感」も味わえる濃密体験

Kiyoshi Tane
2016年9月16日, 午前10:35 in Biohazard
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2016年は「VR元年」とも言われるほどVR機器が一斉に出揃って花開き始めた年で、9月15日から始まったアジア最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ(以下TGS)」でも、VRは台風の目の一つだ。

これまでのゲームが「画面の外から見た箱庭」だったのに対して、VRはゲーム空間の中に入り込んで「そこにいる」体験と言っていい。プレイヤーがこことは違うどこかに行き、五感で(今のところ「観る」と「聴く」だけだが)ナマの存在や現象と触れ合う。つまりVRはアイドルやファン達と同じ空気を吸うライブものか、ゾンビやクリーチャーと同じ空気を吸うホラーとの相性が最高なのだ。ライブもいいけど、バイオもね!

『バイオハザード7 レジデント イービル』VR体験版、これですよこれ。半分は「バイオ7VR」(略称)のためにTGSまでやってきたといっても過言じゃない。いや他のゲームも十分楽しみだったので言い過ぎですが、君の名は「バイオ7VR」ですよ。



ホラーゲームは技術進歩の恩恵を受けやすくて、大昔のドクロマークから色彩豊かに顔色が悪い怪物、ポリゴンによる立体空間の中での肌感覚に迫る怖さ、そして名状しがたい何かが「そこにいる」VR。思えば遠くへ来たもんだ。

さてPlayStation VRのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着すると、一瞬前まで幕張メッセにいたはずが、古びた洋館の中に投げ出されている。視界を360度すっぽりと覆い尽くすVRでは、画面の「中」も「外」もなく全身がゲーム空間に浸かりきっている。どこにも逃げ場がなく安全地帯も見当たらないのは、ホラー好きには幸せに包まれるひとときだ

「バイオ7VR」は押すな押すなの大人気のため、一人のプレイ時間も限られていた。前の人がいい感じの区切りまでやったら次にバトンタッチ。HMDをかぶった時点では、なんかよく分からないが誰かに追われてる状況という、他人の悪夢の続きを見る感じ。つまり最高だ!

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使用するコントローラーはDUALSHOCK4。ほとんどの主観視点3Dゲームの作法に則り、右アナログスティックで視点を動かし、左スティックで移動。左スティックを押し込むと(L3)走る仕様もおなじみだ。が、今回の体験版では、右スティックによる左右の視点移動の角度は30度ずつ。まだ普及してないVRゆえに、不慣れなユーザーに「方向を迷わせない」気配りかもしれない。

まずドアを開けてみる。バイオのベテランはドアを開けるのだ。何を言ってるのかと思われそうだが、昔のバイオは「ドアを開けること」を恐怖の演出に組み込んでいた。ドアノブをかちゃりと回すと、ギギぃ......と時間をかけて扉がゆっくり開く。CD-ROMを読み込む時間稼ぎを兼ねていたわけだが、人は「想像する生き物」だ。ドアの向こうに何者がいるのか...と膨らんだ妄想が、貧弱なポリゴンの隙間を埋めていた。

PS4のスペックがあればドアごときに時間を食うはずがなく、すぐ開く。が、VRの創り出す現実さながらの3D空間は「後ろ」を意識させる。背中に何か気配を感じる「志村うしろうしろ」に、人類のテクノロジーがようやく追いついた......!

ドアを次々と開けて部屋を探索していると、前から老婆がやってきた。バイオの老婆だから只者ではないはずで、他のプレイヤーが「キャーッ!」と叫んでたのもこのタイミングだろう。

が、ゾンビじゃない。だったらガナード(『バイオハザード4』で登場した、寄生生物により操られた元人間)かも。クビが吹き飛んで触手を出してくるまでそう怖くない......と脳内でソロバン弾いていたら、見つかった瞬間に嬲り殺されてゲームオーバー!

「バイオ7VR」は二重の意味で怖い。バイオ初心者には「怖そうなお婆さんが本当に怖い」というストレートな恐怖だが、バイオ慣れした筆者みたいな戦闘脳には「戦いをスタンバっているタイミングで殺される」というこじらせた怖さがある。恐怖って生きるために必要なんだ。

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生きるための正解は「敵の死角にしゃがんで隠れること」。だが、3D空間を厳密にマッピングしているせいか、「隠れている」判定がかなりシビア。不真面目に隠れていると見つかって、引きずり出されること数回。今度こそ......と物陰に深く沈み込んでみると、見逃してもらえました。VRは「命がけ」さえ判定できる(気がする)。

やり過ごしたあとは、さっさと前へ前へと進んで外へ出る。また追いかけてきた! 今度は壁が崩れたところからカンテラの光が漏れていて、ようは間接照明で動きが分かる。しかも、なんかブツブツ言ってる。ステレオでアイドルの歌やライブ会場のざわめき、ステレオで正体不明の婆さんのボヤキや恨み言。VRは「映像」とともに「音」で攻めてくるのだ

たった数分ながら、1時間たっぷりプレイしたような満腹感。他の人たちが叫んだり震え上がったりしてるのに、自分は「ほうほう、今度の敵は走ってきませんか。つぶやきが近づいたり遠ざかったり凝ってますな」と冷静に敵テイスティングをしていて、ホラーゲーマーとしては損してるような気分。でも、ガチに戦闘寄りだった『バイオハザード4』タイプもVRに適合性が高いと思いましたよ。カプコンさん、そちらもぜひ!




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