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停滞ムードの「GoPro」が放つ一撃、空撮ドローン参入で『DJI一択』の状況が変わる?

矢作 晃(Akira Yahagi)
2016年9月21日, 午後01:30 in Drone
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Photokinaは、世界最大のカメラと写真のイベントです。日本での報道の多くはカメラ本体やレンズの新製品情報となっています。しかし実際の展示はもっと裾野が広く、三脚やカメラバッグといった必携のアクセサリはもちろんのこと、アルバムや額装用品、さらにはプロ向けのスタジオ機材、そして商業用のオンデマンド印刷までも網羅する総合イベントになっています。

いわゆる"写真"のカテゴリが次第に広がっていることで、近年の開催では様々な取り組みも行われています。業務用の放送とは異なり、個人の写真撮影の延長上にある「動画」や、プロ、アマを問わずに撮影手段のひとつとしての「ドローン」も、こうした拡張部分にあたります。2016年の開催ではドローン用の飛行エリアを設けるなど、主催者側も積極的な姿勢を見せ始めています。

停滞ムードだったGoProが放った一撃

アクションカムとして事実上の標準となっているGoProは、Photokinaにあわせるように新製品を発表しました。それがGoPro初のドローン、クアッドコプターの『Karma』です。

スタンダードとなってしまったがゆえに、ここ1、2年はGoProに停滞感を持つ人も多かったと思います。しかし、以前より噂されていたドローンがPhotokinaで発表されたことで、また新しい可能性が生まれたのではないでしょうか。

GoProが発表した「Karma」。これは4枚のプロペラを持つクアッドコプターで、前方にはドローン視点のモニターを兼ねるGoProのカメラユニットを搭載する。

Karmaは、GoPro専用に開発された機体です。四本のプロペラを駆動するアーム部分を畳んで収納することもできます。ボディは筒状になっており、機体の前方にスタビライザー(ジンバル)を、後方にバッテリパックをそれぞれ装着します。コネクタ部分は挿入時のスライドにより接続される構造で、バッテリパックの着脱が容易になのも特徴のひとつです。

ジンバル部分も同様に前方へと装着します。電気的な接点が用意されていて、手元のコントローラーからGoProを制御するため機体側で受け取った信号をカメラに伝え、ドローン視点の映像を操縦者へと送ります。バッテリの容量は5,100mAh。連続して約20分間の飛行が可能とされています。バッテリを手にするとずっしりと感じさせる重さがあり、Karmaの機体がそれなりのペイロードで飛行可能なことをうかがわせます。


▲着脱の容易なバッテリパック。1個で約20分間の飛行が可能とされている。


▲容量は5,100mAh。コネクタ部分は固定されているので、カセット式に取り付けられる。

▲機体の後方から。ここにバッテリパックを挿入する。

ジンバルもGoPro用の専用設計で、ハーネスによるGoProの固定と電気的な接続も同時に行われます。ジンバルはKarmaへの搭載だけでなく、標準で付属するグリップと組み合わせることによって、手持ちジンバルとしてもGoProを活用できるようになっています。

グリップには追加バッテリを内蔵するほか、録画ボタンや電源ボタンなどがあり、GoPro本体に触れることなく一定のコントロールができる仕組みです。特に日本のようにドローンを飛ばそうにも色々と制約の多い環境では、意外にありがたい付属品になっています。

Karmaに搭載できるGoProは、同時に発表された『GoPro Hero5 Black』と『GoPro Hero5 Session』、そして既存製品では『GoPro Hero4』となっています。Hero4まではSessionだけだった防水機能がメインストリームのHero5 Blackにも採用されたことによって、多少の雨であればハウジングなしに撮影や飛行にのぞめるのはメリットになると考えられます。


▲機体の前方。三軸のスタビライザー(ジンバル)をセットする。

▲GoPro Hero5にハーネスを取り付けた状態のジンバル。写真は手持ち用のグリップを付けている状態。


▲手持ち撮影用のグリップには内蔵バッテリとコントローラーが搭載されている。

ゲーム機のようにシンプルな操作性

Karmaの操作は同梱の専用コントローラを使います。子供や入門者でも操縦ができるように機体の操作系はシンプルで、ゲーム機のようにジェイスティックとトリガーボタンを使います。

離着陸の操作だけなら、中央のボタンだけで完了。カメラ視点の映像を見ながら、スクリーンのタッチ操作で撮影したり、あるいは事前にルート設定を行うことで、GPSを使った自動操縦によって撮影だけに専念することもできるそうです。出荷と同時にリリースされるiOSとAndroid向けのアプリを使えば、カメラの操作と撮影をこれらのスマートデバイス側に委譲することも可能。操縦と撮影を分担するという、一見はデート向き、あるいはファミリー向きの機能も備えています。その実、この機能は精度を上げるという点で玄人好みとも言えるでしょう。


▲同梱される専用コントローラ。左右のジョイスティックと背面のトリガーを使うゲーム機感覚の操作系。撮影や各種設定はタッチ対応の5インチディスプレイで行う。


▲収納用のバックパック。Karmaの機体はもちろんのこと、専用コントローラやグリップ、充電器などをひととおり収納できる。


▲同時に発表された事実上のメインカメラ「GoPro Hero5 Black」。ハウジングなしで10m防水に対応する。


▲背面のモニタ画面。Karmaへの装着時にはこの映像を専用コントローラで見ることなる。


▲展示ホール内のGoProブース。同ブース内にはデモ飛行のコーナーはない。

玄人好みという点では破損対策があります。好き好んで墜落事故を起こす人は極めて希ですが、時として避けることが難しいのが事故や破損です。最も破損の可能性が高いプロペラのパーツは、基本セットにあらかじめ2本の予備が含まれていることに加えて、Karma本体のコア部分を含むほぼ全てのパーツが個別に提供されるので、DIYレベルでの故障対応が可能です。

Karmaの基本セットは、Karma本体、バッテリパック、スタビライザー(ジンバル)、専用コントローラー、グリップ、充電器、そしてこれらをすべて収納できるバックパックで構成されています。

三軸のジンバルに、GoPro HERO5 Blackをカメラに使えば手ぶれ補正機能も加わります。これは相当にスムースな空撮映像を期待して良いのではないでしょうか? 価格は現地のドイツを含むヨーロッパ圏で869.99ユーロ(税込)。日本では公式サイトに90,000円で登場しています。発売日は10月23日です。

関連キーワード: drone, GoPro, GoPro Karma, karma
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