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4K解像度のVR HMDの登場時期は? CEATECで見かけたVR系ガジェットをチェック:週刊VR情報局

Gian Suzuki , @giansuzuki
2016年10月6日, 午前06:15 in 4K
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VR元年である2016年に開催されている『CEATEC JAPAN 2016』は、VR一色とはいかないまでも、VR関連展示や、VR機器に活用できそうな新技術・新製品が多数展示されていました。今回の週刊VR情報局では、そのなかから選りすぐりの展示をご紹介していきましょう。



シャープの『Ultra-High Resolution』は、2.87インチで1920×2160ドットのディスプレーパネル。画素解像度は1008dpiで、VRヘッドマウントディスプレーに利用すれば両目で4K(3840×2160ドット)となります。どのようなレンズを組み合わせるかにもよりますが、VRヘッドマウントディスプレーで使用すればドットは判別つかないとのこと。超高解像度のVRコンテンツを再生すれば現実と区別がつかないかもしれませんね。次世代のVRヘッドマウントディスプレーに必ず搭載されることでしょう。


これは富士通が参考出展していた網膜走査型レーザーアイウェア。中央にカメラが内蔵されており、そのカメラで撮影した映像を右目に対して映し出します。網膜に直接投影するので、視力やピント位置に左右されないという特徴を持っており、まずはロービジョン(弱視)の方への医療機器として発売されるとのことです。第1世代は片目で1280×720ドットの解像度、25度の視野角を備えているとのこと。第2世代は作業支援、AR、VRへの展開も目指しているそうです。初めて網膜走査型レーザーアイウェアを試しましたが、画像が非常にくっきり見えてビックリしました。なお視野角を広げるのは比較的容易とのこと。医療機器として非常に意義がありますし、エンターテイメント用途としての登場も楽しみです。


これはアルプス電気の『ハプティックトリガープラス』の展示。圧力、振動、温度を再現するインターフェースです。今回のデモではコップに水、湯飲みにお湯を入れて、注ぐときやこぼすときの感触、コップや湯飲みを握ったときの硬さ、水やお湯の温度が体験できました。温度はペルチェ素子で再現しています。現在のVR用コントローラーにも振動機能は搭載されていますが、この『ハプティックトリガープラス』技術が採用されれば、さらに没入感の高いVR体験が可能になりそうです。


これは視覚評価用脳波計システム『TOKAI VSI』。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などを感じた際の脳波をモニタリングし、それら情報を可視化するシステムです。現在は量産化に向けた研究開発の段階で、さまざまな用途を検討しているとのこと。"緊張"や"驚き"などを検知するのも可能で、たとえばホラーゲームなどでプレイヤーの緊張感が高まったときにタイミングよくイベントを発生させることもできるとのこと。次世代VRヘッドマウントディスプレーに搭載されれば、ユーザーに合わせて演出が変化するVRコンテンツを作成できそうですね。


三菱電機が展示していたのが『屋内3Dマッピングシステム』。大規模な屋内空間を3Dモデル化するためのシステムで、マルチセンサーシステムを背負って屋内を歩くだけで、3D点群で屋内空間がマッピングされます。実在する建物などを舞台にしたVRゲームコンテンツを作成する際に活用されるかもしれません。ただし、3D点群でマッピングされるので、ポリゴンデータなどにする際にはかなりの手作業が発生するとのことです。


タカラトミーの『JOY!VR 宇宙の旅人』は、スマホを装着し、VR宇宙空間を自由に移動する宇宙体験VRコンテンツです。太陽系クルーズモード、惑星探査モード、宇宙遊泳モード、プラネタリウムモードの4種類のモードで楽しめます。12月発売予定で、価格は9800円です。作り込まれたコンテンツと、コントローラーが付属しているぶん、スマホ装着型VRゴーグルとしてはちょっとお高めの価格も納得です。


TE Connectivityは『TE VR Hang Glider』という体感型VRコンテンツを展示していました。実はTE ConnectivityはHTC ViveとOculus Riftにケーブルを納品しています。VRヘッドマウントディスプレー用には、特に細く、柔らかいケーブルが求められたとのことです。


レノボブースで展示されていたのが『Lenovo Virtual Reality experience』。『NVIDIA Quadro M6000』を2基搭載した『ThinkStation P910 Workstation』で、エベレスト疑似登頂体験『Everest VR』、ミニゲーム『NVIDIA VR Funhouse』、DNPコンテンツ『天球儀の中へ』、そしてNVIDIA本社を訪問する『VR Village』が体験できます。実は最後の『VR Village』は、今回のモンスター級VR PCでなければ動作しないとのことです。


超人スポーツ協会(株式会社meleap)のブースで開催されていたのは、ゴーカートを運転しながらプレイヤー同士でエナジーボールを撃ち合うARアトラクション『HADO KART』。CEATECでは、この『HADO KART』と、プレイヤー同士で戦うスポーツアトラクション『HADO対人戦』の体験会が開催されていました。

東京ゲームショウ2016のようにVRコンテンツの展示はほとんどありませんでしたが、今後のVRシステムに採用されそうな様々な新技術を見ると、VR世界への没入感がこの先どんどん深くなるだろうことを確信できました。この先のVRシステム、コンテンツの進化が本当に楽しみです。CEATEC JAPAN 2016は10月7日まで開催されています。ぜひ皆さんも足をお運びください!

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