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サムスン、Galaxy Note7購入者に4重構造の危険物回収キットを配布。損失は2300億円以上

Ittousai , @Ittousai_ej
2016年10月12日, 午後08:43 in Galaxy
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リコールと「修正」後も続く深刻な発火事故に Galaxy Note 7 の廃番を決定したサムスンですが、電源を切ってもいつ燃えだすか分からない危険物とあっては、回収もたやすいことではありません。

サムスンでは購入したユーザーに対して、耐火加工を含む4重包装と作業用の手袋をセットにした返送用キットを配布する対応をとっています。



米国で多数のユーザーに届けられたこちらの回収キットは、静電気防止用の樹脂袋、ダンボールの内箱が二重、セラミック繊維製の耐火コーティング済み外箱というマトリョーシカのような構造。

外箱の内張りが手に触れないよう、指示書とともに作業用のラテックス手袋まで同梱しています。

サムスンがこうした手段を採らざるをえない理由には、リコール後も発火報告が続き、いつ煙を吹くか分からない危険物であることが明らかになったため、ユーザーが一刻も早く手放したくても、Fedex や UPSなど大手の運送会社からGalaxy Note 7の集荷を拒否されてしまう状況があります。

航空各社ではリコールを受けて、サムスンお膝元の大韓航空も含め名指しでGalaxy Note 7の使用や充電を禁じていました。米国の航空規制当局FAAでは10月10日に各社へのガイドラインを改定し、交換品を含めてGalaxy Note 7の使用、充電、預入を禁止しています。



リコールから廃番に至る問題による財務的な影響の全貌はまだ明らかになっていませんが、サムスンは今年第3四半期の利益が当初予想の7兆8000億ウォンから5兆2000億ウォンへ、日本円にして2390億円ほど下回ったことを発表しています(Bloomberg)。

これはサムスンのモバイル部門全体の利益に相当する損失ですが、10月に入ってからの全数回収や自社の他部門への影響は含まれていません。

真っ黒に焦げたGalaxy Note 7の写真や室内で煙を吹く動画、さらに航空機から乗客が避難する様子までが繰り返し消費者の目に触れたこと、なにより原因を特定して対策を施したはずの交換品でも深刻な出火が相次いだことから、もはや拭いようのない悪印象をNote 7とともに葬ろうとする対応は理解できますが、問題はノート以外のGalaxyブランドのへの影響、さらにはサムスン全社的なブランドや経営陣への不信につながること。

Galaxy Note 7のリコールについては品質上の問題であると同時に、当初は消費者安全当局への報告と全面協力を怠り自主回収で事態の収拾を図ったこと、原因特定と安全宣言から一転して廃番など、対応のまずさが否応にも目につきました。「1機種のトラブルではなくサムスン全体の危機管理能力が問われる、事業存続がかかるほどの深刻な問題」との評価も決して大げさではありません。



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