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EVで波に乗るBMW、過去3年間で10万台を売り上げる──次の焦点は自動運転車へ

2021年までに完全自動運転機能を持つ新型EVを投入予定

Autoblog Japan Staff
2016年11月30日, 午後02:30 in Bmw
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電気自動車(EV)の市場はわずか数年で大きな成長を遂げた。テスラが2012年に「モデルS」を発表したことで起きたEVの波は広がり、日産は米国市場でまさに10万台目の「リーフ」を販売したところだ。

この波に乗ってEVの販売を増進させたBMWも、サブブランドのBMW iからバッテリーで走るクルマを初めて発売して以来の大きな節目を迎えた。世界中でプラグイン車(EVおよびプラグイン・ハイブリッド車)の販売が10万台目に達したことを発表したのだ。


BMWは2013年11月に「i3」の販売を開始したが、同車の開発は米国でリース販売された「アクティブE」による実証実験から得た知識や経験に基づいたものだった。それから3年が経ち、i3の販売台数は6万台に達している。

BMWは、こうした売上実績により、i3が「プレミアム・コンパクト・セグメントで最も成功したEV」いう位置づけを確立したと指摘している。それほど競合が激しいセグメントではないものの、BMWはニッチ戦略で見事に成功しており、BMWにとって誇らしい功績だと言えるだろう。さらにBMWによると、i3の購買者の80%がBMWを初めて購入する新規の顧客だったという。新規顧客の開拓はいつだって非常に重要な課題であることを考えると、これは特筆に値する。

続いて登場したのが、実に魅力的なプラグイン・ハイブリッド(PHV)の「i8」だった。市販車ながら、まるでコンセプト・モデルのような目を見張る外観は広く称賛された。当初から生産を上回るほど売れ行きは好調で、ファン待望の「i8 ロードスター」が登場するまでこの状態は続くことが予想される。2014年半ばに発売されたi8は、通算で1万台以上の販売を達成したという。

さらにBMWは、既存の主要車種をPHV化したモデルを、今年7月に「iPerformance」と新たに命名し、およそ3万台ほど売り上げた。今後、EV市場は一層の発展が予想されることから、来年以降のプラグイン車の販売にも弾みがつくだろう。同社がこの種のモデル数を増やしていることも吉と出るに違いない。

BMWのハラルド・クルーガー取締役会会長は、「BMW iは今後もBMWグループの開発分野において新技術の草分け的存在となり、原動力であり続けるだろう」と述べ、「電動ドライブトレインの技術を市販車に採用することには既に成功している。技術革新の次なる一歩は自動運転技術で、BMWの『iNEXT』がこのセグメントでのベンチマークとなるだろう」と続けている。

BMWは今後、2018年に発売が予告されているi8 ロードスターの他にも、2017年に「MINI カントリーマン」(日本名:クロスオーバー)のPHVを、そして2019年には完全EVのMINIを発表するという。さらに2020年に「X3」のEV仕様も用意され、そして2021年までには完全自動運転機能を持つ新型EV「iNEXT」が登場する予定だ。まさに"次(NEXT)世代"というネーミングにふさわしいこのクルマの登場が今から待ちきれない。


By John Beltz Snyder
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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