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「dカードプリペイド」を入手。実際に使ってみてわかった弱点とは:週刊モバイル通信 石野純也

今後の改善に期待したいところ

石野純也(Junya Ishino)
2016年12月7日, 午前06:00 in docomo
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▲11月21日に申し込みが始まった「dカードプリペイド」。ポインコ柄は10万枚限定

ドコモが冬春モデルと同時に発表した「dカードプリペイド」が、ついにサービスを開始しました。申し込み開始は11月21日で、12月に入り、第一陣の発送が始まった模様。筆者の手元にも、12月2日に届きました。11月21日に即申し込んだこともあり、カードの柄は、10万枚限定のポインコです。

dカードプリペイドは、プリペイド式のマスターカードとiD、それにdポイントが一体となったカードです。プリペイド式のため事前にチャージが必要となり、通常のクレジットカードとは異なり、残高以上の金額を使うことはできません。チャージは、ドコモのケータイ払いやdポイント、dカードから500円単位で行えます。

このカードの場合、使い方は3通り。1つ目が、磁気方式のクレジットカードリーダーに通す方法。この場合、クレジットカードの読み取り機があり、マスターカードに対応していれば、ほとんどの場合、使うことができます(ただし、一部プリペイドに非対応な店舗もあります)。クレジットカードと見なされるため、番号を入れればネットでの決済も可能になります。

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▲マスターカードのクレジットカードとして使える

2つ目が、iDとして使う方法です。iDに対応した店舗では、このカードをかざすだけで決済ができ、この際も利用した金額分が残高から引かれる形になります。3つ目がdポイントとして、dポイント加盟店で決済に利用するケースで、ローソンやマクドナルドなどの店舗で1ポイント=1円として使うことができます。こちらは、チャージされた残高が減るのではなく、直接dポイントから支払われる形になります。dカードプリペイドの裏面にはdポイント用のバーコードも記載されているため、現金で支払い、dポイントを貯めるといった使い方もできます。

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▲非接触決済のiDにも対応

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▲裏面にはdポイント用のバーコードも記載されている

ちなみに、dカードプリペイドで決済すると、200円につき、1ポイントが還元されます。dポイント加盟店では、決済ぶんのポイントがつくほか、ローソンではさらに3%がチャージという形でキャッシュバックされます。そのため、dポイントで支払いができる店舗でも、いったんdカードプリペイドにチャージしてから支払った方が、トータルではdポイントが多くもらえます。3番目の方法で直接dポイントを使うのは、あまりお得ではないというわけです。

では、実際の使い勝手はどうでしょうか。手元に届いたdカードプリペイドを使ってみました。まずは届いたdカードプリペイドに記載されている番号を、回線と紐づける必要があります。次にチャージですが、これはサイトから行います。てっきりdカードプリペイド用アプリが用意されるのだとばかり思っていましたが、現時点ではブラウザでしかチャージはできないようです。


▲チャージや残高の確認は専用サイトから行う

このサイトにアクセスして、チャージをタップし、支払い方法を選択したうえで、金額を打ち込みます。あとはチャージをして使えばOKと比較的手軽ですが、ここで問題が起きました。電話代に合算しようとしたところ、エラーが出てしまったのです。よくよく説明を読むと、携帯電話代の支払いをdカードや銀行口座からの引き落としにしていないと電話代の合算払いはできないとのこと。筆者はdカードも持っていないため、このサイトからだと、dポイントでしかチャージできないことになります。


▲チャージ代を携帯電話代に合算しようとしたところ、エラーが出た

そこでdポイントでチャージを行ったところ、無事、残高が増えていることを確認できました。この状態でファミリーマートに行き、iD払いでコーヒーを買ってみましたが、特に引っかかることなく決済も完了。再び残高をチェックすると、コーヒーぶんがきっちり引き落とされていました。


▲dポイントでのチャージは、無事に成功

使ってみて気になったのは、やはりチャージ手段が限られていること。dポイントをクレジットカードやiDとして使えるのはいいのですが、携帯電話代に合算する際の選択肢が少なすぎる印象を受けました。競合と言えるau WALLETプリペイドカードの場合、比較的幅広いカードが対象で、セゾンカードやUCカード、MUFGカードなどで携帯電話代を支払っている場合でも「auかんたん決済」が使えます。


▲au WALLETプリペイドカードは、auかんたん決済でも多彩なカードが使える

 ソフトバンクカードでも同様に、VISAやマスターカードで携帯電話代を支払っていていも、「ソフトバンクまとめて支払い」でチャージできます。銀行口座からの引き落としかdカードで携帯電話代を支払っている場合に限られるdカードプリペイドは、ここが弱点と言えるでしょう。銀行からの振込にも非対応で、筆者の場合、クレジットカードが全滅なので、dポイント以外だと、ローソンで現金からチャージする以外の方法がありません。


▲ソフトバンクも、VISAやマスターカードで合算払いができる

また、iD対応なのにも関わらず、Apple Payはもちろん、おサイフケータイでも利用できないのは、残念と言わざるをえません。せっかくスマホで決済できる環境が整っているのにも関わらず、dカードプリペイドを使うときだけわざわざ財布を出さなければいけないのは、本末転倒な感もあります。通信会社であるドコモが発行するプリペイドカードなだけに、ここはぜひ対応を急いでほしいと感じました。

さらに付け加えると、やはりチャージにはアプリがあった方がいいと感じました。ブラウザにブックマークをしておけば済む話ではありますが、やはりスマホだとまずアプリを探してしまうのは自然なこと。使い勝手やUIなどにもこだわれるため、サイトだけでなく、専用のアプリも用意してほしいところです。

もっとも、dポイントは共通ポイントとしてさまざまな決済で貯まるため、加盟店やドコモのサービスをよく利用していれば、すぐにまとまった単位の金額になります。それを消費する出口として、マスターカードやiDが加わったのは大きな前進。dポイントの価値が大きく上がったと言えるでしょう。チャージの使い勝手や、スマホへの対応などを改善していけばもっと利便性が上がるだけに、ドコモの次の一手には期待したいところです。
関連キーワード: credit cards, docomo, id, mastercard, Prepaid cards, services
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