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ニール・ヤング、ハイレゾ含む音質可変の音楽ストリーミングサービスを開始の意向。環境に合わせ再生中にビットレートを変化

Pono Playerはどうなる

Munenori Taniguchi
2016年12月14日, 午前11:45 in av
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老いてなお怒れるロック・シンガー、ニール・ヤングが自身のハイレゾ音楽ダウンロードサービス「Pono」を拡大し、ハイレゾ品質にも対応するビットレート可変の音楽ストリーミングサービスを開始する意向を明らかにしました。このサービスでは通信環境に応じてCD音質以上のビットレートで音楽をストリーミングするとされます。

現状でもSpotifyやLINE MUSICなどは通信状況に応じてビットレートを変化させています。しかし、それは最大ビットレートが320kbpsで、電波状況が悪いときに音質を落としていくもの。たとえばSpotifyの場合は320kbps~192kbps~96kbpsと変化します。またビットレートはシームレスには切り替わりません。

Ponoの計画は具体的なビットレートの値や切り替えの仕組みこそはっきりしてはいないものの、その上限の音質はたとえば192kHz/24bitのようなハイレゾ品質でのストリーミングになると考えられます。そして通信状況が悪くなればこれをシームレスに44kHz/16it、さらに安定性が低下すると128kbpsといった具合に変化させると考えられます。

ニール・ヤングはRolling Stone誌に「リスナーは音楽を聴きながら出かける事ができる。そしてその時の通信状況によって音質が自動的に切り替わるが、音楽はまったく途切れない。ただ、プレーヤーの画面を見ていれば、ビットレートが切り替わることががわかるだろう」「ハイレゾと普通のストリーミングの(劣悪な)音質の違いをみんなに知ってもらいたい」と語りました。
 
 
ただ、Ponoが音楽ストリーミングサービスを開始するのは良いとして、プレーヤーはどうするのかというところが謎として残ります。日本ではハイレゾ音源対応のスマートフォンが普及しているものの、海外ではこの限りではありません。もしかするとモバイル通信に対応する新たなPono Playerが出てくることもあり得るのかもしれません。

ニール・ヤングは現在、この可変ビットレート音楽ストリーミングサービスを実現するためにシンガポール企業と協力しており、さらに音楽ストリーミング開始に必要な権利関係の問題にも取り組んでいるとのこと。

2016年7月20日以降、Ponoの音楽ダウンロードサービスは停止しています。これは販売システムを提供していたパートナー企業が買収されたため。Ponoは代わりとなるサービス企業とともにサービス再開に取り組むとしたものの記事執筆時点にいたるまでダウンロード販売は再開していません。また当のニール・ヤングも新作アルバムを(CD相当の高音質プランもある)TIDALで配信し始めたことから、Ponoの先行きを心配する声も上がっていました。

しかし、新たなサービスの計画をあきらかにしたことで、ざわついていたPonoファンも一安心といえそうです。そういえば、ニール・ヤングはPonoでハイレゾ音源のダウンロード販売を開始する際「音質面の問題がクリアできれば、将来的にはストリーミングでの配信も視野に入れていきたい」と語っていました。本人からすれば、すべて計画どおりなのかもしれません。
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