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オバマ大統領、Science誌に論文「クリーンエネルギー普及の機運は止められない」発表

Yes、高須...じゃない、we can

Munenori Taniguchi
2017年1月12日, 午前06:00 in green
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Science誌が、米国第44代大統領のバラク・オバマ氏による「クリーンエネルギー普及の勢いは止まらない」と題した論文を掲載しました

オバマ氏は、クリーンエネルギーこそが環境や企業に、そして全人類のために役立つものであると主張してきました。そして大統領職を担った過去8年間を通して再生可能エネルギーのコストは低下し、クリーンエネルギーはかつての化石燃料を主体としたエネルギー消費に比べて2倍もの雇用を創出、経済は10%以上も成長したとしています。

一方で、次期大統領ドナルド・トランプ氏は、石油・石炭産業との深いつながりがあり、政府がこれまで築き上げてきたクリーンエネルギー分野へのサポート体制も、容赦なく切り捨てられる可能性が懸念されます。

それでもオバマ氏は、たとえばクリーンエネルギーのひとつである天然ガスによる発電がすでに低コスト化を実現しており、米国市場はわざわざ錆びついた(効率の悪い)石油・石炭火力を安易に復活させることはないだろうと説明します。

また(温室効果ガス排出総量の75%を占める)世界110か国が批准するパリ協定をはじめとする気候変動対策、すなわちクリーンエネルギー普及の機運はすでに止められない所まで来ており、もしかするとトランプ次期大統領があらたな環境対策の方法を発見し、それを実現する可能性も十分にあるとしています。

オバマ氏が政策の概要を説明したり、それを擁護するために学術誌を使ったのは、これがはじめてではありません。過去には医学誌Journal of the AMrican Medical Associationに医療改革と医療費適正化についての論文を提出しており、さらにさかのぼって上院議員以前には、シカゴ大学ロースクールの講師として勤めた経験もあります。自身の意見を論文にして表明することは、つぎの大統領はともかくオバマ氏にとってはごく自然なことなのかもしれません。

なおオバマ大統領は1月11日、地元イリノイ州シカゴで最後の演説会を行い、リーマンショックによる金融危機を乗り越え、自動車産業の復活による雇用創出といった8年間の成果をアピールしました。またScienceへの論文に記したとおり、気候変動への対応が次の世代のためにも急務であるとして継続して取り組んでいくことが重要だと訴えました。
[Images : Getty, Shutterstock]
Source: Science
Coverage: LA Times
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