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MVNOシェア4位のmineo、100万契約達成へライトユーザー取り込み狙う:週刊モバイル通信 石野純也

ライトユーザーに「MVNOおじさん」は存在する?

石野純也(Junya Ishino)
2017年1月26日, 午前10:00 in mvno
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1月に50万契約を突破し、業界シェア第4位につけるMVNOのmineoが、春商戦に向け、新たな端末、サービスを投入します。合わせてテレビCMの放映を開始。2月には東京・渋谷に関東では初となる直営店をオープンするなど、目標とする"早期の100万契約"を目指しアクセルを踏み始めています。


1月に50万契約を突破したmineo


MVNOのシェア第4位に躍進


100万契約に向け、テレビCMも開始した

ラインナップやサービスでは「安心感」を重視

mineoが新たに投入するのは、ASUSの「ZenFone 3」「ZenFone 3 Laser」と、ファーウェイのタブレット「MediaPad T2 8 Pro」。ドコモとau、両方からネットワークを借りるmineoの特徴を生かし、いずれのモデルも両回線に対応しています。2月には、国内未発表の端末も追加する予定。関係者によると、ある中国メーカーのミッドハイモデルになるとのこと。SIMフリー端末のau VoLTE対応が進むなか、mineoもラインナップを増やしつつあります。


新機種の「ZenFone 3」


新機種の「ZenFone 3 Laser」


ファーウェイのタブレット「MediaPad T2 8 Pro」も用意

mineoを運営するケイ・オプティコムのモバイル事業戦略グループ グループマネージャー 上田晃穂氏によると、端末のラインナップをそろえるにあたって重視したのは、安心感だといいます。ZenFone 3やZenFone 3 Laserには、アイコンを大きくして、直感的に操作できる「簡単モード」や、子ども用にアプリを制限する「安心モード」が搭載されており、「スマホデビュー層にも安心」(上田氏)だといいます。


ZenFoneシリーズに搭載された機能の安心感を訴求

同時に、3月から、訪問サポートサービスを開始。これは、1回、1台につき9000円の費用で、端末の初期設定や、メールやウィルスバスターなどの基本アプリの設定を、ユーザーに代わって行ってくれるもの。

また、月額850円で通話が5分間無料になる、「5分かけ放題サービス」もスタートさせます。こちらは、いわゆる中継電話と呼ばれる仕組みを使ったもの。専用アプリから発信する際にプレフィックス番号をつけることで、電話のルートを変え、コストを抑える仕組みになり、MVNOの競合他社が導入して人気を博しています。メイン回線として選ばれるためには、欠かせないサービスと言えるかもしれません。


訪問サポートや、5分間の音声定額を開始

"安心感"を軸に端末やサービスを発表したmineoですが、その背景には、MVNOがよりメジャーな存在になりつつある市場の変化があります。テレビCMを展開するのも、そのためです。上田氏によると、音声通話のついた「デュアル契約」は「3/4のお客様に選ばれるまでに拡大した」といい、女性の比率も「3割を超えてきた」そうです。

特に3月にかけては、携帯電話市場全体で最大の商戦期で、ユーザーが動く絶好のタイミングでもあります。ここで、「多くのマジョリティ層にご加入いただきたい」(同)というのが、mineoの狙いです。


音声契約は7割を超えるようになった


女性比率も上がりつつある

ファンとの密接なコミュニケーションで事業拡大

mineoはこれまで、比較的コアなファンを軸に、契約者数を伸ばしてきました。auのネットワークをいち早く借り、サービスを行ったのはもちろん、ユーザーとmineoをつなげる「マイネ王」というサイトで、コミュニケーションを重ねてきました。

コミュニケーションと言っても、単にユーザーと対話しているだけでなく、「アイディアファームという機能があり、mineoに対してこういうサービスがほしいだったり、今あるサービスをこう改善してほしいだったりを自由に書き込める場がある」(同)といい、ここで提案のあった機能のいくつかは、すでにサービスとして提供されています。


戦略として、コミュニティの「マイネ王」を強化している


マイネ王では、ユーザー発のサービスも実現

たとえば、今回発表された5分間のかけ放題プランや、PC上で高速・低速通信を切り替えられる「mineoスイッチ」などは、ユーザーの意見を取り入れて実現したサービス。"実現済"はすでに27件もあり、サービスの質を向上させることにも一役買っています。

「マイネ王が活性化すると、ユーザー間、我々とユーザーの距離が近くなり、ニーズとシーズが見える化され、新しいサービスが生まれて全体の価値が上がったり、カスタマーサービスの精度が向上する」(同)というわけです。

こうしたコミュニケーションを見た人がmineoを評価すれば、「新規ユーザーの獲得にもつながる」(同)ため、まさに一石二鳥。「現在の解約率は2%で、ほかのMVNOと比べても低い」(同)というのも、ファンが定着している証拠です。参加率も高く、「アクティブユーザーは10%ぐらい。直近だと、mineo加入者の4割の方が入っている」(事業戦略グループ モバイル事業戦略チーム チームマネージャー 森隆規氏)といいます。

ライトユーザーに「MVNOおじさん」は存在する?

マイネ王のように、ファンとの濃厚で濃密なコミュニケーションを事業の拡大につなげるMVNOは、海外に先行事例があります。mineoでは、イギリスのMVNOであるgiffgaff(ギフガフ)や、中国の端末メーカーXiaomiの事例を研究しながら、「ここは日本の市場なので、日本人に合ったコミュニケーションなり、運営なりを行っている」(上田氏)そうです。

ユーザーとのコミュニケーションという点では、IIJがコアなファンを集めた「IIJmioミーティング」を開催していることが有名ですが、それをより広い形で行い、事業の武器にしているのがmineoのマイネ王だと言えるのかもしれません。

一方で、春商戦向けの新端末、新サービスを見ると、mineoはライトユーザーを取り込む狙いが明確に打ち出しています。こうしたユーザーが、MVNOやケータイ、スマホについて一家言ある"MVNOおじさん"のように、自ら使うサービスに対して積極的な発言をするのかは未知数です。


コミュニティとサービスの両輪が上手く回るのかに注目

森氏は「100万契約到達のころには、40万を超えていきたい。50%ぐらいが使うようになれば理想」だと述べていましたが、ユーザー層が多様化するにつれ、コミュニティの濃度は薄まっていくはず。濃いユーザーとライトユーザーを上手に橋渡ししながら、コミュニティとしての質をいかに上げていけるかが、mineoにとって、腕の見せ所になりそうです。コミュニティを軸に契約者数を伸ばし、MVNOシェア第4位まで上りつめたmineoなだけに、その動向には今後も要注目です。
関連キーワード: mineo, mvno, phone, smartphone, volte
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