Sponsored Contents

Personal Computingの最新記事

Image credit:

PC使用可の米国司法試験、最新MacBook Proを持ち込み禁止に。原因はタッチバー

タッチバーに答えを表示するソフトが作られたら...

Munenori Taniguchi
2017年1月31日, 午後01:30 in Personal Computing
921 シェア
347
393
0
181

連載

注目記事

Amazon Echo Dot速攻レビュー。スキル試行は最初のスマホ的な楽しさ、日本語周りは意外な弱点が

Amazon Echo Dot速攻レビュー。スキル試行は最初のスマホ的な楽しさ、日本語周りは意外な弱点が

View

人気記事

米国各州の司法試験(Bar Exam)はノートPCの持ち込みが許可されています。試験ではWindows/Macいずれのマシンでも試験に使うことができますが、複数の州においてはタッチバー搭載のMacBook Proだけが司法試験での使用を禁止または制限されることになりました。

米国では通常、2月と7月に州ごとの司法試験が実施され、未来の弁護士が選別されます。この試験は受験者が持ち込んだノートPCを使って行われます。ところが、司法試験のテスト用プログラムを受け持つソフトメーカーのExamSoftは、試験官に対して2016年10月に発表された最新機種のMacBook Proタッチバーモデルは試験対象外にするよう要請しています。

理由は、MacBook Proのタッチバーがプログラミング可能であるため。文字入力のしかたによって、問題の回答やヒントを表示させられる可能性があると判断されたというわけです。実際、タッチバーではすでにDoomが動くなどしており、ガイドラインはともかく工夫次第でカンニング用ソフトが作れないことはなさそうです。

ExamSoftの要請はまだ公式通達ではないものの、ノースカロライナ州では試験官に対してMacBook Proタッチバーモデルを持ってきた受験者にはタッチバーを使えない設定とするか、手書きでの回答にするかを選択させるよう指導しています。またニューヨーク州法審査会やコロラド州最高裁判所などはMacBook Proタッチバーモデルを持つ受験者に、事前に代替用PCの貸し出しを申し込むよう呼びかけています(手書き回答も可)。

一方、それ以外の州では完全にMacBook Proタッチバーモデルの使用は禁止される見込みとなっています。オハイオ州大学法学教授のキャサリン・シルバー・ケリー氏によると、すでにカリフォルニア州、オクラホマ州、マサチューセッツ州、ウエスト・バージニア州、ペンシルべニア州がMacBook Proタッチバーモデル使用禁止の方向で調整中とのこと。

ちなみに日本の司法試験ではパソコンの持ち込みは許可されておらず、すべて手書き回答が求められます。しかも全4日間のうち3日間がまるまる論文試験。プロの弁護士が1日のうちどれぐらいの時間、手書き作業をしているのかはわかりませんが、日本で弁護士になるためには長時間にわたって文章を書き続けられる持久力も必要なようです。
921 シェア
347
393
0
181

Sponsored Contents