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ホンダとGMが燃料電池生産の合弁会社を設立。製造コスト減と電池の低廉化も視野

水素供給インフラ整備が課題

Autoblog Japan Staff
2017年2月9日, 午後02:00 in Technology
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ホンダゼネラル・モーターズ(GM)は30日、水素燃料電池車に使う燃料電池を共同で大規模に生産するための合弁会社を設立すると発表した。実は2013年から両社は既に共同開発を進めているが、この共同事業では、新しく、より経済的な燃料電池を量産することを目指している。


この合弁会社の名前は、独創性には欠けるが、Fuel Cell System Manufacturing, LLC(日本語に訳すと、「燃料電池システム製造合弁会社」)という。米国ミシガン州デトロイトの南に位置するブラウンズタウンにあるGMの既存のバッテリーパック生産工場内に設置され、2020年頃までに燃料電池システムの量産を開始する予定だ。発表によれば、両社は合計8500万ドル(約97億円)を折半出資し、新たに100人の雇用を創出する見通しだという。

新しい燃料電池スタックは、ホンダの燃料電池車(FCV)「クラリティ フューエルセル」に使われているものとほぼ同じサイズになるということだが、原料を減らし(貴重な金属の使用量も削減)、よりシンプルな製造工程になるそうだ。オートメーション化される工程も多くなると見られる。この原料削減と製造の簡素化により、両社が求めていた価格低下が実現できるだろう。

ホンダがクラリティ フューエルセルのようにFCVの販売に貢献してきたのはご存知の通りだ。一方、GMはFCV版のシボレー「エクイノックス」で何度もテストを行ってきたが、未だ販売にこぎつけてはいない。今回の発表でGMの上級副社長マーク・ロイス氏は、実装に関して同社が「箱の外を検討している」と述べた。これは、電池をクルマの外側に取り付けるという意味なのだろうか。

GMは現在、燃料電池を航空宇宙産業や軍事産業でもテストしている。結局、はっきりしているのは、新しい燃料電池が、将来的に両社の製品に使われるということだけだ。

FCVの普及において、コストは障害の1つとなっているが、水素を提供するためのインフラ整備もまた依然として大きな課題である。


By David Gluckman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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