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自動操縦の一人乗りドローン、ドバイで空飛ぶタクシーとして実用化へ。緊急時は4G遠隔操縦で着陸

飛んで帰らないとマズいので、この辺でドローンします

Munenori Taniguchi
2017年2月15日, 午後01:59 in Transportation
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アラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつドバイが、一人乗り旅客ヘリ(パッセンジャー・ドローン)に本気で取り組んでいます。機体は中国製のEHang 184を使用し、指定した目的地まで全自動で飛行します。

プロジェクトにはHyperloopの誘致にも関わるEmiratiも参画、すでにドバイのランドマークとして有名なホテル「ブルジュ・アル・アラブ」周辺にてEHang 184の初飛行を成功させており、関係者らは7月ごろには運行開始にまでコマを進めたい意向です。

Ehnag 184は、仕様上は最大100kgの乗客および荷物を乗せて約30分間の飛行が可能とされます。そしてその飛行状況は地上のコントロールルームで常時監視されます。最高速度は時速160kmとなかなかの速度が出るものの、ドバイ関係者らの言葉では「最高でも時速100kmまでしか使用しないだろう」とのこと。

ただ、われわれ日本人の感覚からすれば、客を乗せて空を飛ぶようなサービスを開始する場合、万が一の事を考えてかなり詳細な安全性確認と体制づくりが必要になることが想像されます。そのあたりが本当に大丈夫なのか、少々に気になるところです。

また機体をコントロールする通信が4Gのモバイルインターネット網を利用している点も少し心配なところ。EHangは「緊急時はコントロールセンターから遠隔操縦で近くに着陸させる」としているものの、万が一ネットワークが輻輳するような事態となればそれも困難なのは容易に想像がつきます。しかも飛行中の機体の数によっては、非常時のオペレーターの手も足りなくなるはずです。

ただ、無人運行のドバイ地下鉄はもとより、すでに世界一高いホテル「ブルジュ・ハリファ」周辺で仏EasyMile社が製造する無人バスのテスト運行が始まり、やはり無人運行のHyperloopの建設も誘致しているとなれば、「残るは空」と統治者が思ってもしかたのないことなのかもしれません。ドバイを治めるシャイフ・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏は、ドバイ都市部の観光客向け交通機関の25%を2030年までに無人操縦化したいと、昨年4月に発表しています。

ところで「ドローン」という言葉を説明するとき、一般的に使われるのが「無人機」という定義であり、EHang 184のように「人が乗るとドローンじゃないのでは?」という意見もたびたび聞かれます。ただ、よくよくその定義を調べてみると「遠隔操作や自動制御で飛行できる機械の総称」とされており、操縦者が搭乗していなければ旅客(積荷?)として人が乗ってもドローンと言えるようです。
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