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初のAndroid Wear 2.0ウォッチ「LG Watch Style」レビュー。基本押さえつつも弱点は電池持ち

日本でも発売すればいいのに

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2017年2月21日, 午前06:00 in Wearables
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Googleが2月8日正式発表したスマートウォッチ用OS、Android Wear 2.0。この記事では、2月10日にに発表された初のAndroid Wear 2.0搭載スマートウォッチ LG Watch Style の試用レビューをお届けします。

Android Wear 2.0提供開始。iPhone併用時の利便性が向上、対応機種に順次配信開始

LG Watch Styleのスペック

今回試用したのは、LG Watch StyleとSports、2モデルあるうちのベーシックモデル、Styleのほうです。Sportsには、Styleにくらべて心拍モニタやGPS、NFCなどが追加されています。



外観

まずは箱の外観から。LG Watch Styleのパッケージは、スマートウォッチのパッケージとしてはかなり大柄です。縦長パッケージでベルトが伸びた状態で入っていました。



付属品は本体のほか、ワイヤレス充電台とUSB-ACアダプタ、マニュアルのみ。


▲付属品一式。

充電台はUSBケーブルが一体で交換できないタイプです。


▲旅行などで持ち運ぶのがちょっと不便です。

最近のスマートウォッチは高級感だったりスポーティーな雰囲気のものが多いですが、LG Watch Styleの場合はめずらしくコロンとしたやわらかい印象の外観になっています。


▲女性が付けても違和感がないデザイン

背面は見るからにプラスチックという質感。普段見えないところとはいえ、かなり安っぽい仕上がりです。ベルトは米Google Storeで販売されているMODE Bandと同様にワンタッチで着脱でき、18mm幅の市販の腕時計用ベルトと交換が可能です。


▲MODE bandと交換が可能。

本体部の厚みは10.79mm。時計としてはやや厚めですが、丸っこい印象のためかほとんど気になりません。




側面にある回転式のボタンは電源ボタンとして使うほか、時計表示のときにはアプリランチャーを起動したり、それ以外では時計表示に戻るボタンとして機能します。長押しすればGoogle Nowの音声入力を起動させられます(音声入力は「OK Google」でも起動可能)。

また、ボタンを回転させれば、それに合わせて画面をスクロールできます。


▲アプリランチャー(左)とGoogle Nowの音声入力(右)



▲動作の様子を簡単に撮ってみました。

スマートウォッチからGoogle Playが利用可能

Android Wear 2.0では、スタンドアロンアプリに対応し、スマートウォッチ上からGoogle Playが利用可能になりました。これにより、AndroidではなくiPhoneと接続している場合でも対応アプリのインストールが行えます。

実際、iPhone 7とペアリングした状態でLG Watch StyleからGoogle Playを利用してみました。


▲iPhoneとのペアリングはすんなりできました。


Google Playはアプリランチャーから起動可能。スマートフォン上のGoogle PlayのようにグラフィカルなUIではなく、おすすめアプリ(Featured Apps)やおすすめゲーム(Featured Games)など文字でカテゴリが表示されています。ただ、それぞれのカテゴリの中では、ちゃんとアプリのアイコンも表示され、多少グラフィカルな印象です。


▲Google Playのトップ画面(左)とFeatured Appsに入ったところ(右)

アプリの詳細画面では、スクリーンショットやレビューも見れます。


▲スクリーンショット(左)とレビュー表示(右)

キーボードを使ったメールなどへの返信

Android Wear 2.0ではGmailやFacebookメッセンジャーなどへの返信をスマートウォッチ上から簡単に行える機能も追加されました。

メールなどの返信可能な通知が来ると、画面下部にメニューボタンが表示され、そこから返信メニューを選びます。


▲Gmailの通知。下部にメニューボタンが表示されます(左)。メニューを選ぶと、返信を選ぶことが可能(右)

返信の際は、「音声入力」「絵文字入力」「仮想キーボード」を選べます。キーボードは英語入力の場合は仮想キーボードが表示されるので、そこから1文字ずつ入力します。スクリーンが小さくて大変そうな印象を持たれるかもしれませんが、実は予測変換がかなり強力なので、意外と楽に入力できます。


▲返信の選択(左)と英語の仮想キーボード(右)

日本語の場合は手書き入力で行います。絵文字は手書きでそれっぽい顔を書くとそれらしい絵文字に変換してくれます。


▲日本語の手書き入力(左)と絵文字入力(右)

電池持ちは相変わらず

スマートウォッチとして使ううえで気になる電池の持ち時間は、画面を見る頻度や受け取る通知の量にもよるものの、試した限りでは朝7時ごろ~20時ごろで精一杯という感じです。ついついいじり過ぎてしまった可能性もありますが、これでは少し心許ないという感じです。これでもし画面を常時オンの状態にするアンビエントモードを使ったならば、さらに持続時間は短くなるはずです。


▲アンビエントモード(常時点灯)がオンだと使用していない場合でも解像度を落として時計が表示されており、オフの場合は画面が完全に消えます。

経験上、Android Wearはバッテリの持ちに関してさほど優秀ではないOSといえます。例えば300mAhのmoto 360 2ndはアンビエントモードがオフでも1日半程度しか持たず、他の機種も似たような状況です。

一方でTizen OSを搭載するSamsung Gear S2などは250mAhという似たようなバッテリ容量ながら、通常使用で2日~3日は持ちました。このような例を踏まえれば、バッテリー持続時間の短さはAndroid Wearシリーズとハードウェア設計の問題と言えそうです。

Android Wear 2.0のリファレンスモデル的な位置づけ

LG Watch Styleはソフト面でもLG独自の機能はなく、デザインにもこれといった特徴がありません。そして、Android Wear 2.0の提供開始と同時にGoogle自身がアナウンスしたことを考えると、Android における NexusやPixelのような、Android Wear 2.0のリファレンスモデル的な位置づけの端末と言えそうです。



GPSや心拍モニタがないなど最近のスマートウォッチとしては機能的に見劣りする部分もありますが、その分だけ価格も良心的。この機能、デザインで3万円以下と考えれば、手頃なスマートウォッチが欲しい方にはおすすめできる製品です。ただし、LG Watch StyleとSportsの日本発売は記事執筆時点では未定とのこと。ガジェット好きとしてはぜひとも国内発売に期待したいところです。

なお、スマートウォッチやスマートフォン、Bluetoothイヤホンなど、電波を発する電子機器を海外から購入する場合、いわゆる技適マーク表示のあるものでなければ、日本国内で使うことができません。もし国内発売を待たずに海外から購入をお考えなら、まずは可能なかぎり技適マークの有無をご確認されることをおすすめします。
関連キーワード: androidwear, lg, lgwatchstyle, smartwatch, Wearables
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