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Firefox 52公開、ゲームやVRを高速実行するWebAssemblyが有効化。NPAPIサポートは終了

Doomマダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

Munenori Taniguchi
2017年3月8日, 午後06:00 in personal computing
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Mozillaがデスクトップ向けウェブブラウザー Firefox 52を公開しました。Web Assembly機能が有効化され、プラグインなどを使わずともネイティブ並の速度でプログラムを実行可能になっています。たとえば、PlayStationやXboxのようなクオリティのゲームもWeb Assembly機能によってプラグインなしで実行できるとのこと。もちろんゲーム以外にも、VR/AR、ビデオ編集やCADといったGPUを駆使する高負荷なアプリケーションを動作させることもできます。

Web Assemblyとは、Mozilla、Google、アップル、マイクロソフトといった主要ブラウザーメーカーが共同で開発を進めているWeb標準規格。ブラウザー上でバイナリーコードを実行させられるため、PCが持つ性能をこれまでよりも飛躍的に引き出すことが可能です。同様の仕組みとしてはJavascriptのサブセットとして用意されたasm.jsがありますが、こちらはネイティブでのプログラム動作に比べるとかなり低速なパフォーマンスしか期待できませんでした。
 

Web Assemblyでプログラムを実行させるにはウェブブラウザーが対応していればよく、Windows/Mac/LinuxといったOSの垣根はありません。またMozillaは、いずれWeb Assembly技術が成熟する頃にはモバイルブラウザーにも対応することを望んでいます。そうなれば、たとえば、家で遊んでいたゲームをいったんクラウドにセーブして、通勤や通学の途中にスマートフォンのブラウザーでそのつづきをする、といったことも可能になるかもしれません。

なお、Firefox 52ではWeb Assembly対応が大きな変化ですが、それ以外ではAdobe Flash Player以外のNPAPIプラグインのサポート終了が実施されました。これによって、たとえばSilverlightやJavaの実行ができなくなり、Googleのブラウザー版Hangoutも利用できなくなりました。GoogleはFirefox上でHangoutを再び有効化するための開発に取り組むとしています。

一方、Windows XPおよびWindows Vistaのサポート打ち切りは企業ユーザーにとってはおおごとかもしれません。こちらは延長サポート版のFirefox ESRが用意されており、これまでWindows XP /Vista上のFirefoxは自動的にESR版に更新されるとのこと。

このほか、Firefox 52には非HTTPS接続のウェブページへの警告マーク表示や全28件の脆弱性対策も含まれています。

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