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4K64分割監視カメラからリモート施錠、難読化クリアファイルまで。SECURITY SHOW 2017で見かけた面白ガジェット&テクノロジー

Hirotaka Totsu
2017年3月16日, 午前05:30
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3月10日まで開催されたセキュリティと安全管理の総合イベント SECURITY SHOW 2017 より。いますぐ買いたい便利ガジェットから、ちょっと惜しいガジェット、業務用の最新セキュリティソリューションまで、面白かった展示をご紹介します。

Gallery: SECURITY SHOW | 37 Photos



「束ねる」ことで通信を高速化する
スターコミュニケーションズ

スターコミュニケーションズの「TVU LEO」は、複数のLTE回線を束ねて高速通信を実現するルーターTVUシリーズの新製品。従来のTVUシリーズが映像伝送に特化していたのに対して、有線LAN回線の通信を提供します。



シチュエーションとしては、固定回線のない場所から高画質でSkypeなどのPCを利用した会議システムを使用したい、工事現場や災害対策本部など仮設の出張所にそれなりの高速回線をすばやく設置したいなどが想定されています。



また、オプションのゲートウェイサーバを社内に設置することで、遠隔地の仮設ルーター(TVU LEO)からの接続を社内ネットワークと同じように扱うことも可能。

つまり、緊急展開した遠隔地の対策本部に派遣されたスタッフが、特殊な設定を行うことなく、社内のシステムにアクセスしてすぐに業務に取りかかれるというものです。



参考出品されていたビデオルーターは、複数のネットワークカメラの映像をフルHDの解像度にマルチ合成して伝送する機能が特徴。

従来、複数のネットワークカメラを同一拠点から送信する場合、多くは個別に伝送するため、カメラの最大解像度×台数分のネットワーク帯域を必要としました。

このビデオルーターで送出時にマルチ画面合成をすることで、HD解像度1本分で複数の映像が送れるようになります。

「神対応」ならぬ「紙対応」のセキュリティを提案するヒサゴ




伝票や領収書などの用紙で知られるヒサゴでは、非デジタルでセキュリティ対策を行う製品群が提案されていました。



なにげなく机の上に置いてある書類が実は機密書類だったり、プライバシーを重視するものだったということは容易にありえます。そこまでいかなくとも、人目にさらしたくない内容の書類を作成中にちょっと離席するというシチュエーションは考えられます。そのような場合に書類に載せる、挟むだけで判読を難しくするクリアファイルです。



機密の流出は、ディスプレイの枠に貼られた付箋に書いてあるパスワードを盗み見られたとか、シュレッダーをかけずに捨てた書類を回収されたなど何気ない行為によるものも多いと言われています。

普段使うクリアファイルが判読しにくいものであれば、そういったソーシャルハック対策にはなりそうです。文字を難読化しつつ、利用者には大まかには分かるのがポイント。





担当者によれば、封印シールも今後需要の拡大が見込まれる商品。

開封されたかどうかを判別するだけでなく、携帯電話のカメラに貼って、持ち込み携帯で盗撮されないようにする需要も増えています。



問題はレンズに糊が残るなどの汚損。嫌う人の協力が得にくいこともあるそうです。ヒサゴでは糊の残らない封印シールを開発し、多くの人に協力してもらえるセキュリティ対策グッズになるとしています。



ヒサゴでは、デジタル化が進んでも紙などの物理媒体は存在する、デジタルのセキュリティ製品開発はコストもかかりハードルが高いが、紙製品は長年培ってきたノウハウや経験があるので、自社の強みを活かした製品を提供してゆきたいと意欲を見せていました。

ストレージに直接録画するSynologyの「NVR」




アスクは、Synology社のネットワークストレージデバイスに直接ネットワークカメラの映像を録画するソリューション「NVR(ネットワークビデオレコーダー)」を紹介。

4Kモニターに64分割した監視カメラの映像を表示するデモもありました。



NVRはSynology製NASの機能「Surveillance Station」を有効にして、ネットワークカメラを登録することで、PCサーバなどを経由せず直接ストレージに録画ができる仕組み。

全てをNAS本体で処理するために、ライブビューに使用するPCやセットトップボックスは最小限のスペックで機能します。また、タブレットやスマートフォンでライブビューを見たり、設定も可能です。



扉が開くなどのモーションや、設置物や荷物がなくなる物品消失も検知可能。トリガーにしてアラートを出すなどのアクションを登録できます。複数箇所のカメラを一元管理できるなど、使い勝手も本格的なソリューションです。



会場ではNVRシステムとして紹介されていましたが、SynologyのNAS製品は標準で「Surveillance Station」の機能を搭載しており、2デバイス(ネットワークカメラ2台)までならすぐに登録して使用できるとのこと。

担当者は、追加ライセンスやNVRに特化したバンドル製品を業務用のNVRソリューションとしてアピールしてゆきたいと話していました。

リモート施錠確認やWiFi解錠を後付けする美和ロック



美和ロックのブースでは、リモートで施錠が可能な「wiremo」などを展示。



施錠せずに外出してしまったかもしれない場合に、リモートで施錠ができる製品。

宅内Wi-Fiで施錠・解錠ができますが、そのためにはDECT制御ボックスと呼ばれる機器の導入が必要です。



3G/LTE回線からもwiremoサーバを経由したリモートアクセスにも対応しますが、その場合は施錠確認と、施錠されていない場合の施錠のみが可能。インターネットから解錠はできません。

基本的にはすでに電子錠システムが導入されている物件に対して、宅内・宅外アクセスを追加するオプション導入を目指しています。

通常のキーを使用している場合には、同社の電子錠システム(要工事)への取り替えなどが必要。賃貸物件に入居者が現状復帰可能な状態で取り付けるのは難しそうです。



一方、既存物件にドア加工なしに取り付けられるものとして参考出品されていたのはこちらの「PiACK II」です。

後付け可能な電子錠ユニットですが、外出先から施錠することは現時点でできない仕様とのこと。後付けユニットがリモート対応しない理由の一つは電池の保ちということで、技術革新が待たれます。

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