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筋トレもVRの時代に? 体幹を鍛える95万円のフィットネス機器「イカロス」を体験してみた

ゲーム感覚でトレーニングできる新感覚

シュルテ柄沢亜希 (Aki Schulte-Karasawa)
2017年3月29日, 午後12:00 in vr
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ドイツ生まれのVRフィットネス機器「Icaros」(イカロス)。これは、ゲームなどでおなじみのVRを、全身運動を効率化するスポーツデバイスへと昇華させたシステムです。どれほどの効果があるのか、ドイツ在住のわたしも実際にトレーニングを体験してきました。

大きな台座と軸、脚置き場が備わるイカロスは、歯医者の診療台のような見た目です。診察台と異なるのは、着席するのではなく、うつ伏せになって乗るところ。スネ&肘から先を支えるステイに身を預けたら、体の動きとハンドルバー部分のコントローラーでプレイしていきます。現在利用可能なゲームソフトは、海中ダイビングかスカイダイビングとのこと。今回わたしは、スーパーマンの気分が味わえそうなスカイダイビングをセレクトしてみました。


体験中の基本姿勢はプランク

まずは、後方のポールに立ち、スタッフがサイズ調整してくれます。イカロスは、身長150cm〜200cmに対応します。スタッフが前方のポールを離したら、ゆっくりと体重を前方へ。おぉ、思ったより滑らかな軸の動き! そしてポジションが安定すると、この形はどこかで経験したことがある気が......そう、イカロスの基本ポジションは体幹トレーニングの基本ポジション「プランク」と同じだったのです。

ヘッドマウントディスプレイを装着する間2分、すでに全身の筋肉を使っていることをひしひしと感じ、本格エクササイズ前のアップ完了です。ヘッドマウントディスプレイは視界を完全に覆うゴーグル状で、現在サムスンのGear VRに対応しています(今後HTCも対応予定)。





フィットネスを開始すると、視界は大空の真っ只中。とびきりの開放感です。プレイ内容は簡単で、前方の進行方向に間隔をおいて浮かぶ輪をくぐり抜けるだけ。この前後に動いていくイメージはもうひとつのフィットネスコンテンツ「海中ダイビング」でも同様。3月末に発売予定の「グラビティ」では上下の動きを取り入れ、こちらはフリーフォールのような感覚でプレイできるのだそうです。

2〜3分のプレイで腕がプルプル

プレイ中の画面下には標高や進行距離、速度などの数字が表示されています。VRなので数値に意味はないと知りつつも、気分が高まります。またコントローラーの進行ボタンを長押すると速度アップの"ダッシュ"技が使えるなど、ゲーム的な要素も。ただし、イカロスがスポーツデバイスであることを忘れてはいけません。実際にプレイしてみると、傍目で観察していた以上に全身を使うことがわかりました。特に前後左右の移動は重心であるおしりを動かして操作するため、腹筋や側筋をまんべんなく使いました。




2〜3分のトレーニングを終えると腰回りが暖まり、気持ちよくほぐれていました。さらに、体幹のほかに腕がプルプルしてきます。

また、VR空間内で輪っかをくぐり抜けることに夢中になっているうちに、なんとなくトレーニングできてしまったのは新感覚。普段自宅のヨガマットで筋トレしていると、時間の経過が長く感じますが、ゲーム感覚でトレーニングできてしまったのは新感覚でした。

イカロスの価格は7900ユーロ(約95万9000円、税別)。"メイド・イン・ドイツ"のクオリティーで、その機能美は「German Design Award 2017」も獲得しています。日本の販売代理窓口も探しているということなので、日本でイカロスをプレイできる日も近いかも?

Source: イカロス
関連キーワード: fitness, germany, sports, vr
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