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PS4 Pro対抗の新Xbox『Scorpio』スペック確定。6TF GPUに12GB RAM、VR対応のモンスターマシン

でもお高いんでしょう?

Ittousai, @Ittousai_ej
2017年4月7日, 午後01:05 in Gaming
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マイクロソフトが新型ゲーム機 Project Scorpio の最終仕様を公表しました。

昨年の予告発表時にぶち上げた「史上最強ゲーム機」の名のとおり、GPUは Xbox One の約4.5倍、PS4 Proの約1.5倍にあたる6テラFLOPS、メモリは高速なGDDR5を12GB、12チャネル326GB/秒の広帯域接続など、逆ギレ感すら漂うモンスターマシンに仕上がっています。

Project Scorpio は、マイクロソフトが2016年6月のゲームイベントE3でサプライズ予告した新型ゲーム機(当時の模様は下記記事を参照)。

現行 Xbox One との互換性を保ちつつ、4Kテレビでも従来のテレビでもさらに豪華な表現でこれまでのゲーム、これからの新作が遊べる新型 Xbox です。ちょうどソニーのPS4とPS4 Proに似た位置付け。

新Xbox『Scorpio』予告。4K&VR対応の「史上最強ゲーム機」、Xbox One互換で2017年発売

従来のいわゆる「次世代ゲーム機」ではなく、今世代に特徴的な「同一世代間リフレッシュ」ですが、マイクロソフトは「世代の概念を超越する」ゲーム機と称しています。

昨年の初発表では処理速度がターゲット6TFLOPS、ネイティブ4K描画、高精細VR / Mixed Reality 対応といったキーワードと、2017年末の発売時期が予告されたのみでしたが、今回はもう少し細かい最終版のハードウェア仕様が明らかになりました。

Project ScorpioXbox OnePS4 Pro
CPU8カスタム x86コア 2.3GHz8カスタムJaguarコア 1.75GHz8 Jaguarコア 2.1GHz
GPU40 カスタム CU (Compute Unit) 1172MHz12 GCN CU 853MHz (Xbox One S: 914MHz)36 改良版GCN CU 911MHz
RAM12GB GDDR58GB DDR3/32MB ESRAM8GB GDDR5
メモリ帯域326GB/sDDR3: 68GB/s, ESRAM at max 204GB/s (Xbox One S: 219GB/s)218GB/s
ストレージ1TB 2.5インチHDD500GB/1TB/2TB 2.5インチHDD1TB 2.5インチHDD
光学ドライブ4K UHD Blu-rayBlu-ray (Xbox One S: 4K UHD Blu-ray)Blu-ray
Source: Microsoft / Digital Foundry

おおむね昨年の予告どおりですが、

・6TFLOPSを実現したGPUはGCN(Radeon)系カスタムCUを40個、予想外の高クロック1172MHzで回す
・CPUはJaguar発展型のカスタムx86オクタコア。クロックで約1.3倍。
・RAMはXbox Oneや PS4 / Pro の約1.5倍にあたる12GB、326GB/sの広帯域接続(メインメモリが遅かったXbox Oneより桁違いに速い。PS4 Proの1.5倍)
・GPUもCPUも、16nm FinFETプロセスの大型の独自SoC『Scorpio Engine』にパッケージ
・ハイエンドグラフィックスカードのようなベイパーチャンバー(高効率熱輸送パイプ)と大型ファン採用
・Dolby Atmos for gaming / for headphones 対応。(現行Xbox Oneも対応予定)
・ゲーム機として前例のない異様な高性能ながら、同等のゲーミングPCと比較して相対的に小型の本体。かつ電源ユニット内蔵
・HDMI入力端子は継続、Xbox One Sですでに廃止されたKinect専用ポートは省略。アダプタを介して利用は可能。
・HEVC / H.265エンコーダでゲームを4K60fps録画
・過去のXbox Oneゲームも後方互換Xbox 360ゲームも原則的にすべて向上。フレームレート安定や、可変解像度の場合は高解像度のまま維持、テアリング防止、アセット同じでもテクスチャフィルタリングの品質向上

など、これまで不明だった点も答え合わせのように明らかになっています。



今回の新情報は発表会を開催せず、マイクロソフト幹部による動画でもなく、ハードウェア系や技術系の分析記事で定評ある外部のゲーム媒体 Digital Foundry (eurogamer) に対するブリーフィングという珍しいかたちで公表されました。

これは製品としての正式な発表を今年6月のE3に控えた状況で、まずはスペックや技術的な詳細について、その道の専門家を通して伝えるため。

2013年のXbox One発売時、大多数のゲーマーは興味がないKinectセンサを同梱したおかげでライバルのPS4よりも100ドル高かったうえに、ハードウェア性能的には劣った残念感は、他ならぬDigital Foundry がゲームタイトルごとの詳細なプラットフォーム間比較でさんざんに明らかにしてきました。

マイクロソフトが特定の専門サイトへの情報先出しという手段を採ったのも、スペックがっかり感をなんとか払拭したい、ゲーム開発者からの信頼を取り戻したい意向の現れと考えられます。

今回の新情報では、最終仕様やネイティブ4Kパフォーマンスのデモ、PS4 Pro とはまた違った4Kや互換性へのアプローチ、Direct3D 12への最適化、ゲーミングPCとの比較など技術的な点は微に入り細を穿って解説された一方で、商品としての外見や販売価格、発売日などの発表はありません。名前も開発コードネームのスコルピオのままで、正式な製品名すら未公表。

こうした点については、6月の大規模イベントE3で商品として正式に発表される見込みです。

価格については、通常版Xbox One (S)とは住み分けが明確なハードコアゲーマー向けになる、とだけ説明されていることから、通常版PS4に較べて1万円しか高くないPS4 Proとは異なり、それなりのお値段になることが予想できます。




原則的に Xbox One と完全上位互換で、Scorpioでしか遊べないゲームは(当面)登場しないはずですが、一方でスコルピオは高性能を活かしてマイクロソフトのWindows Mixed Reality やVRに対応予定。

マイクロソフトは今月のWindows 10 大型更新 Creators Update に Mixed Reality環境を標準で組み込むとともに、Windows PCゲーミングとXboxの境界を近づけ、Xboxを「ゲームに特化したWindowsゲームマシン」と位置付けています。

スコルピオの予告時には、お膝元の米国ですら露骨に劣勢なゲーム機をいまさらハード性能だけ爆アゲしてどうするんだ......?と困惑する向きもありました。しかし一刻も早い仕切り直しを望むマイクロソフトにとっては、4K普及期を好機と捉え、Windows 10との親和性も材料に、ハードコアゲーマーと開発者からの信頼回復を狙うのは自然な流れ。

「世代」の考え方が変わってきたとは言うものの、通常版を再設計して普及価格に値下げする一方、エリートな上位版を用意するのは、前世代のXbox 360でもやってきた通常運行とも言えます。

高性能は分かったからマイクロソフトとしてどうしたいのか、Xbox One互換でありつつスコルピオの威力をショーケースするタイトルはあるのか、PlayAnywhere や Mixed Reality方面の今後も含めて、E3での正式発表に注目したいところです。日本でも買えるといいですね。追記:海外と同じく年内発売予定!

日本マイクロソフトいわく、当初発表の「2017年ホリデーシーズン」は日本も含む発売時期。不測の事態がないかぎり、日本国内向けにも年内発売のまま変更はないとのこと。

初代のXbox Oneは海外の主要国で2013年冬、日本では10か月ほど遅れた2014年秋でしたが、スコルピオは同時期に正規に国内版が買えます。

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