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新機能多数のWindows 10 Creators Update 配信開始。今回の更新は「当たり感」アリ

「古いアプリを拡大設定しても自然に表示できる」仕様など、かゆいところに手が届く

橋本 新義 (Shingi Hashimoto)
2017年4月11日, 午後08:30 in Microsoft
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マイクロソフトが予告通り、Windows 10の大型アップデート『Windows 10 Creators Update』をWindows Update経由で配布開始しました。今回も順次配信の形式を取るため、実際にアップデートが可能となる時期は人により異なります。

Creators Updateは、2015年11月の『November Update』、2016年7月の『Anniversary Update』 に続く、Windows 10用では3番目(初期を入れると4番目)となる大規模OS更新です。

大型更新だけあって改良点は多数。標準アプリに関しては、今回の更新の代名詞的存在でもある、3Dオブジェクトが扱える標準ペイントアプリ『Paint 3D』や、日本語入力機能(IME)の予測入力機能強化、標準Webブラウザ『Microsoft Edge』のタブ管理機能の改善などが挙げられます。




配信開始は本日ですが、今回の更新は3週間ほど前からWindows Updateで、一部ツッコミを入れたくなる文章で予告されていました(下記記事を参照ください)。

3週間が「間もなく」に入るのかは解釈の余地はあるでしょうが、年開けごろからウワサが出ていた「4月頭」という予測からは大きく外れなかった格好です。

Win 10 Creators Updateは「間もなく」、アップデート画面に(ツッコミたくなる)予告が登場




OSとしての基本性能も端々で強化。

『夜間モード』と称されるブルーライトカットモードの搭載や、ペアリングしたスマートフォン(および他のウェアラブルBluetoothデバイス)が離れると自動的にロックを掛ける『動的ロック』、セキュリティやOSのメンテナンスに関する状態などを一覧できる『Windows Defender セキュリティセンター』など、セキュリティやメンテナンスの手間を軽減できる多数の機能が加わります。

そして、ユーザーから待望されてきた(というより、「なぜ今までなかったんだ」とツッコまれてきた)機能がついに搭載された点も隠れた特徴。

とくに重要なものとしては、Windows Updateの再起動オプションにも自動シャットダウン前にメッセージを表示し、ユーザーからの応答を待つ『追加の通知を表示』設定が挙げられます。

さらに、いわゆるHiDPI(高解像度[高画素密度]ディスプレイ)において、デスクトップアプリのフォントやツールバー、ボタンアイコンなどを自動的に拡大処理するようになった点(下記の米国Microsoft記事参照)も、ユーザーメリットとしてもかなり大きなものとなります。

High-DPI Scaling Improvements for Desktop Applications in the Windows 10 Creators Update(Windows Blog米国版)


▲拡大画面でかつアイコンが乱れやすい表示にした状態のInternet Explorer 11(左)とEdge(右)での、従来版(上)とCreators Update(下)での画面表示(上記Windows Blogページより)。Creators UpdateではIE11でもツールバーなどの表示が乱れなくなっている




さらにゲームプレイ関連における強化も焦点となっており、ゲームプレイ時の描画速度を上げ、応答性を向上させるとアピールする『ゲームモード』の搭載や、マイクロソフトが買収したゲーム配信サービス『Beam』のOSへの統合など、注目すべき機能を搭載します。

合わせてAnniversary Updateから搭載されたOS標準ペン入力環境『Windows Ink』でも、新ツールである分度器のサポートや、定規を傾けた際の角度表示などが加わり、かゆいところに手が届く仕様となりました。



また、『Windows Mixed Reality』と称した、MR(Mixed Reality:複合現実[感])用ヘッドセットのサポートが含まれるようになった点も隠れた特徴。

マイクロソフトが開発者向けに販売するシースルー表示ヘッドセット『Microsoft Hololens』のみならず、米国で2017年の年末商戦時期に登場予定となる、299ドルからのヘッドセットでもMRアプリケーションを使えるようにするべくOS側の準備を整えています(ヘッドセットに関する詳細は下記記事を参照)。

実際には対応するヘッドセット製品が登場してから変化が見えてくるポイントではありますが、現在のマイクロソフトが重要視するMRへの取り組みが本気である、という点を示した意味ではインパクトの大きなものです。

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このようにCreators Updateは、これまでのWindows 10アップデートの中でも、目に見える形での機能強化点が大きいもの。

一方で、一見すると小さい更新点ながら実はユーザーメリットの大きな箇所も含まれるため、これまでWin 10を敬遠していたユーザーこそ「当たりの更新」と呼べるものに仕上がっています。これまでの大型更新と比べても、かなり注目タイプのアップデートと呼べるでしょう。

なお、新規インストールやバージョンアップに使えるISOファイルは既にアップデート済みの版となっています(末尾のSource欄にリンクがあります)。こちらを使ってインストールすることで、Windows Update経由で落ちてくる順番待ちなしで更新も可能です。

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