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43型4KレグザをPCとゲーム用モニタとして使う。PS4 Proとの相性もばっちり (導入リポート)

目からの距離、HDR対応も重要

Kiyoshi Tane
2017年5月3日, 午後02:40 in Display
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(43インチの4K液晶テレビをPC作業とゲーム兼用モニタとして導入してみた極私的リポートです)

4K解像度の大型液晶ディスプレイも値下がりを続け、40インチ以上の製品でも6万~8万円までこなれてきた今日この頃。かつてのように、PC用の大型4Kモニタに選択肢がないから家電メーカーの液晶テレビを買う理由はなくなった......はずでしたが、筆者はなぜか東芝の43型テレビ REGZA 43Z700Xを自腹で購入。そこにいたるアレコレの検討や、実際に使ってみて「やっぱり買って大正解!」となった理由をお届けします。

どうして安くなってるPC専用ディスプレイではなくテレビを選ぶのか。手短に言うと「筆者がズボラだから」だ。そろそろ4Kテレビもほしい、PC用セカンドディスプレイも買い替えたい。しかし別々に買うとおカネ以上に場所を取る。

それに「一つのディスプレイをPCやゲーム機に使いまわし」は前からやっていたが、入力の切り替えが面倒くさい。HDMIやディスプレイポートを手動で選ぶのウンザリ、外付けのセレクタも動作不良がしょっちゅう。だったらリモコンが使えるテレビにしてしまおう!ということだ。

「どのテレビにしようかな」とフワッとした気持ちはカケラもなく、「東芝のREGZA」とハラを決めた上で量販店の売り場に直行。わが家ではずっと東芝のテレビを買い続けてきたし、テレビ事業部が売りに出されると聞いては少しでも応援したい! 売り場の担当の人にそう語ったら、「ここ数日、そういうお客さんが多い」といわれました。自分はただのミーハーだったらしい......。
REGZA
すでにカタログスペックはウェブで散々チェック済みで、43Z700Xも指名買い。理由その一は、「REGZAは全般にゲームプレイに強い」からだ。

液晶テレビは第一に「テレビを観る機械」であり、「お客さんに一方的に見た目のいい画像」を送り届けるメディアだ。その画像処理が優先されるため「ユーザーが入力し、その結果を返す」レスポンスは後回しにされてきた。格闘ゲームをやると○フレームずれる、遅延がひどい!というやつだ。

そこに真っ先に取り組んできたのが東芝のREGZA。ゲーマーの声に耳を傾け、PSPの全画面表示に対応した機能(ポータブルズーム)を実装していたほど。御社はゲーム機を出してないのに!

現行の最新モデルの一つである43Z700Xでもゲーム用途への気配りは相変わらず。テレビを見るときにうれしい倍速表示、すなわち前後の画像を補完して動きを滑らかにする機能つきだが、それは「表示までに画像処理が入る」ということで遅延に繋がりやすい。

つまり「機能を省いた安いテレビのほうが遅延が少ない」逆転があったりもするが(機種による)それでも「テレビもきれい、ゲーム表示もそこそこ速い」は落としどころとして悪くない。

そもそも、格闘ゲームもFPSもヘタレな筆者にとっては「見るからに残像が出ない」水準でも十分(これでもハイレベル)。0.5フレームを見切れるトップランカーのような目を持たないので、これ以上のスペックは宝の持ち腐れだろう。

43Z700Xのゲーム向け映像モードとしては「ゲームダイレクト」(低遅延重視)「ゲームインパルス」(動きの速い映像でもボケをなくす)「ゲームスムーズ」(滑らかさ重視)の3つあるが、筆者は「はやーい!」「きれーい!」「すごーい!」としか言えないフレンズなのです。

PS4
むしろ重点はゲーム一般というよりも(その前に衝動買いした)PS4 Proとの相性の良さにあり。このゲーム機の最大のウリになっているのが4K+HDR表示だが、いくらゴージャスな映像を出力をしていても、かんじんの受皿がなければ実力が発揮できない。

4Kは画面の解像度のこと、HDRは映像に記録できる明るさ情報のレンジを拡大した技術のこと。それぞれ別々に備えているディスプレイは多いが、「どちらも」となると選択肢が狭まってくる。ましてPCディスプレイでは30インチ前後ではチラホラ出始めたものの、40型以上はこれからという感じだ。

4KでHDR、REGZAキミにキメた!ということで、4KHDRに対応している『ホライゾンゼロドーン』を起動。すると「テレビの設定のため2K HDRで表示されます」とつれないお告げ。設定ってどこだよ!ソニー(SIE)のソフトが東芝テレビの説明してくれるわけないですしね。
REGZA

調べてみると同じ壁にぶつかった同志がおられたようで、設定メニューの「機能設定」「外部入力設定」「モード選択」から「高速信号モード」を選べばオッケー。自力で探すのは限りなくインポッシブルです......。

REGZA

さて、本来の用途であるPCディスプレイとしての使い勝手だ。第一印象は、とにかくデカい! この前に使っていたのが27インチのWQHDだったから、単純計算でざっと2.5倍の広さ。「目の前がすべて画面」である。

REGZA

そうは言っても、大型テレビとしては43インチは「小さい」ほうだ。もともと4Kテレビは「リビングに置かれて家族で見るテレビ」として訴求されため50型以上が主流だったが、ユーザーの声に応えて「個人の部屋に置ける」や「4Kテレビとしても使える4Kディスプレイ」的な位置づけで投入された経緯がある。

43Z700Xにも49型モデルがあり、実売価格は1~2万円しか差がない。なぜ「小さい方」にしたのかといえば、場所がないからだ。まさにパーソナルユース、小型化したおかげでわが家に迎えられたのだ。

が、MacBook Pro15インチ(2016年モデル)のサブとして使うと、フォントのサイズ感がほぼ同じ! 前者の解像度は1680×1050(デフォルト設定)、後者は3840×2160。うち後者は15インチ相当に換算すると、ざっと1339×753でフォントは一回り大きいことになる。目からの距離の違いのため、ちょうど「似た感覚」になってるのだろう。
iMac

ディスプレイ一体型のiMacは5K型も出ているが、最大27インチで、画像の確認や鑑賞はともかく、作業する上では4Kではフォントが小さすぎて運用が難しい。その点、43インチあれば常時、4K解像度の細かさと広さをフルに活用できるわけだ。

ちなみに、出力はUSB-CポートからHDMI変換アダプタ(正確にはハブ兼用)を経由。音声も出力されて楽チンだと踏んだのだが、初めは動画の音がブツ切れで困った。アダプタの不良も疑ったが、結局はPS4 Pro接続のときの「高速モード」で解決した。「Macを液晶テレビに繋いだ」トラブルシューティングの例なんてさほどないので手探りもいいところでした......。

ほか、最大の動機の一つだった「機器の切り替えでズボラができる」こともほぼ満点。指先一つでMacやPS4 Pro、ニンテンドースイッチにゲーミングPCも切り替えられるし、それぞれの映像設定も「プリセットから選ぶ」でおしまい。モニター/PCやゲームのほか、アニメもある!オタクを大事にする東芝と再確認だ。

うれしい誤算だったのが、ネット動画が観られる「クラウドメニュー」で使えるYouTubeアプリとPC/スマホとの連携だ。YouTubeが見られるネット対応テレビは珍しくなくなったが、テレビのリモコンで検索なんてしたくない。が、Googleアカウントでログインしておけば、他の端末での検索結果が反映されるし、スマホからテレビにキャストして大画面で観られる。これ、もう一つテレビのチャンネルが増えた以上のメリットじゃないですか。
REGZA

この機種はREGZAのミドルクラスモデルとはいえタイムシフト機能も内蔵していて、地上6チャンネルを数日分まるごと録画もできる。本音を言うとその要素が個人的にとてもデカかったが、「ただのテレビの使い方でしょ」ということでザックリ省略。やっぱり凄まじく便利でしたが(別途、外付けのHDDを買う必要あり)。

数少ない残念ポイントが、「2画面モードがなかった」ことだ。数年前に買ったモデルにはあったのに! 今でも上位モデルにはあるそうで、細かく差別化しているようです。

筆者はPCデスクの横に仕事用デスクを置き、そこで「食事しながらテレビを斜め見」もよくやるので、視野角が広いIPSパネルという点もありがたい(VAパネルは正面以外の角度はキツい)。こう書けば書くほど「お前の特殊環境にピッタリなだけじゃないか」と言われそうな気がしてきたが、「ズボラ」は人類のほとんどが持っている属性のはず。PCもゲームもアニメもラクして楽しみたい人は、迷わず大型4Kテレビを買うべし!

関連キーワード: display, games, mac, ps4, PS4 Pro
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