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「ポータブック」でOSアップデートの死闘、2万円で買ったPCに文句は言えないが...:週刊モバイル通信 石野純也

残容量2GBからのクリエイターズアップデート

石野純也(Junya Ishino)
2017年5月10日, 午前11:00 in KingJim
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初期設定で大苦戦しながらも、その後は主にメモ取りに活躍、緊急時には原稿書きもこなせて、スーツケースにポンと入れておけばバックアップのPCにもなるということで、日々の取材や出張で大活躍していたPORTABOOK(ポータブック)。以前、本連載でも触れたとおり、2万円台前半で買えたのはラッキーだと思っていました。

Engagdet編集部のIttousai氏にWindows Updateがなかなか終わらない場面を目撃され、イジられたりはしたものの、費用対効果を考えると、満足度はそこそこ高いマシンでした(過去形)。そう、アップデートを試すまでは。

関連:変形キーボードPC「PORTABOOK」──2週間使った筆者の、偽らざる印象



ゴールデンウィークにまとめて休暇を取れたので、日々仕事で使う道具をメンテナンスしようと思ったのが、そもそものきっかけ。4月にリリースされたWindows 10のCreators Updateをインストールしてみようと思い立ち、まずはWindows Updateを試してみました。が、当然のように、自動配信はされていません。そこで、まずは「更新アシスタント」をダウンロード。そのまま、アップデートをかけてみました。




更新アシスタントからアップデートを実行

ところがというか、案の定というか、やはりアップデートは一筋縄ではいきませんでした。理由は、言わずもがなの容量不足。Googleドライブで進行中の原稿や画像を丸ごと同期していたり、Office 2016をインストールしていることもあって、残量はわずか2GB強。アップデートに必要な容量は8GB以上のため、さすがにこれでは無理かと思い、まずは「ディスククリーンアップ」を実行しました。






容量不足でアップデートできず、ディスククリーンアップを実行

ただ、元々容量不足で悩まされていたこともあり、ディスククリーンアップはすでに何度も実行済み。結果、容量が増えるどころか、なぜか減る羽目になってしまいました。アプリのインストールし直しは面倒だなぁと思い、トライしてみたのがドライブの圧縮。

この機能、歴代Windowsに搭載されていましたが、実は使ったのは初めてです。完了まで4時間強と表示されたのでしばし放置。その後、残量を見てみましたが、5.8GBと、アップデートに必要な8GBにはまだまだ足りません。






ドライブを圧縮しても8GBには届かず

ちょっと詰みつつある......と思いつつ、ここから泥沼にはまっていきました。まずは足りないぶんを補おうと、Office 2016を削除。これで、容量は必要最低限の8GBに達しました。更新アシスタントを起動してみたところ、要件のチェックはパスするため、そのままアップデートをかけてみます。






サイズの大きいOffice 2016を削除したところ、アップデートが可能に

あとは、アップデートに必要なファイルをダウンロードして、自動的にPORTABOOKに適用されていくを見ているだけです。本来は。更新中が終わりかけたころ、「問題が発生しました」とのメッセージが表示されます。何のエラーだろうと思い、エラーコードを検索してみたところ、「0x80070070」は容量が足りないことを示しているとことが発覚。

「さっき、OKって言ってたじゃん」と目の前のPORTABOOKにツッコミを入れつつ、再度同じ手順を繰り返します。






突然、アップデートに問題が発生

その後、10回ぐらい同じ操作を繰り返したでしょうか。細かくファイルを削除したり、もういいやとあきらめGoogleドライブとの同期を切ったりと、その間PORTABOOKの中身はどんどん空っぽになっていきますが、一向にアップデートに成功する気配がありません。背面に挿しているUSBメモリを仮想ドライブにしてデータを移すなど、一通りのことは試してみました。






USBメモリをVHDにしてデータを移すなどしてみた

結果として、何度かアップデート直前まで進むことができました。「更新プログラムの準備ができました〜再起動する必要があります」というメッセージが表示された際には、「これで終わりか」とホッとしたものです。ただ、これでアップデートが正常に終了することは1回もありませんでした。

ある程度までアップデートがかかった段階で、いきなりWindowsが起動し、ログインしてみると前の状態のまま。そもそも更新の準備ができるまでに何度かのトライが必要で、うまくいっても、更新中に毎回別の場所でつまずくという心が折れそうなループに突入してしまいます。


やっと更新の準備ができたものの



以降、何度試してもアップデートは成功しませんでした。あれだけこだわっていたデータの引き継ぎもあきらめ、いったんWindowsを初期化しても、上書きアップデートだと結果は同じ。さすがに、これは無理だと思い、メインのPCでWindows 10用の「メディア作成ツール」を実行し、USBメモリからクリーンインストールを試みることにしました。

まだ延々とインストールを続けている最中で、一晩で終わるのかどうか怪しい感じではありますが、さすがに、これで失敗はしないだろう......と思って本稿を執筆し終えた矢先に、Creators Updateが利用可能になりました。






メディア作成ツールでクリーンインストール

結論として挙げておきたいのは、スペックがギリギリのPCでは、無理にアップデートするのはやめておいた方が快適度が高いということ。Anniversary Updateの状態でも用途限定PCとしては大きな不満はなかったため、焦ってCreators Updateにする必要はなかったかもしれません。

また、マイクロソフトの更新アシスタントも、もう少し改善が必要だと感じました。特に容量不足が後から発覚するというユーザーインターフェイスは、お世辞にもユーザーフレンドリーとは言えません。最低要件ギリギリのPCで、きちんとテストしたんでしょうか......。

以前の連載でも指摘したとおり、PORTABOOKはストレージの少なさがネックで、これによって一気にハードルが高いマシンになっています。せめて、これが64GBあれば、もう少しトラブルも減り、実用的なマシンになったのにと思います。2万円で買ったPCにあまり文句を言いたくはありませんが、失ったほぼ丸2日の時間はプライスレス。PORTABOOKに限らず、低スペックなPCにCreators Updateをインストールする際は、注意した方がよさそうです。


関連キーワード: ishino, KingJim, laptop, mobile, pc, portabook, windows 10, windows10
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