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米軍、対空レーザー出力を2022年までに10倍化の開発計画。航空機撃墜にも有効に

複数配備でミサイルの迎撃も自動化可能

Munenori Taniguchi
2017年7月19日, 午後02:00 in Gadgetry
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レーザー兵器は過去数年間、パッケージサイズの縮小とともに高出力化を果たし、ドローンなどを撃ち落とすには十分な性能を得てきました。そして米軍は現在、出力を50~100kWにまで高め、航空機を撃墜することもできる対空レーザーの開発を進めています。

50kWレーザーの初試験は、大型トラックに搭載する高出力レーザー試験用トラック「HEL-MTT(High Energy Laser - Mobile Test Truck)」の装備をアップグレードして2018年に実施する予定。さらに2022年には兵員輸送用装甲車ほどの車両に100kW級のレーザーを搭載する計画をしています。

レーザー兵器は、基本的に照準を合わせ続けるだけで命中状態を持続でき、飛んでくるミサイルやロケット弾をレーザーで迎撃するのに適しています。レーザーは光の速度で飛ぶため、照準とトリガーを完全に自動化しあらゆる飛翔体の接近を感知撃墜するようプログラミングされるようになるはずです。また基本的に電力さえあれば使えるため、弾薬のコストがかからないメリットもあります(発電用燃料は必要)。

ただ、100kW程度ではまだ出力は十分ではないとのこと。その理由はミサイルの弾頭をレーザーで貫通させるには十分な時間が確保できない可能性があるから。この問題には複数のレーザートラックを同時に使うなどの用意が必要になりそうです。

また、雨や霧、砂塵舞う環境下ではレーザーの威力が半減してしまいます。もちろん、それでも無人機のセンサーを破壊するぐらいは可能なので、一定の効果は得られます。

レーザー兵器の本格的な実用化はこれからです。しかし(音もなく目にも見えない)レーザー光線での攻撃が可能になるのなら、互いに戦闘行為そのものを回避することのほうが多くなるかもしれません。

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