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Type-Cだけでつなぐモバイルディスプレー「ZenScreen MB16A」をチェック:旅人目線のデジタルレポ 中山智

入力端子がType-Cだけということをどうとらえるか

中山智 (Satoru Nakayama), @yenma
2017年8月7日, 午後12:00 in peripherals
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旅人ITライター中山です。旅先でのPCを使った作業環境の構築、特にディスプレーについてはライター仲間でもよく話題に上る問題です。自宅で大きなディスプレーをマルチで使っていると、ノートPCのディスプレーだけでは使いにくく、生産性も下がってしまいます。そのため先輩ライターには24インチディスプレーをスーツケースにいれて、旅先で使っている人もいますが、さすがにレアケース。やはりモバイルディスプレーを使うというのが一般的です。

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ASUSから登場した「ZenScreen MB16AC」は、そんな出張の多いライターにピッタリなモバイルディスプレーです。ディスプレーサイズは15.6インチ(1920×1080ドット)。本体サイズは約359.7(W)×226.4(D)×8(H)mmで重量は780gです。製品にはディスプレー面と背面を挟み込むタイプの専用のカバーも付属。カバーはスタンド機能もあるので、縦置き横置きでの設置が可能です。

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▲同梱されているのは専用カバーとペン、Type-Cケーブル、変換アダプター

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▲専用カバーはそのままスタンドにもなる

カバーを含めると重量は1277g。ノートPCなみの重さになってしまうので、ノートPCと組み合わせて常時持ち運ぶにはちょっと厳しい感じ。やはりスーツケースなどに入れて持ち運んで、移動先のホテルなどで使うのがベストです。カバー自体はしっかりと本体を保護しているので、スーツケースなどに入れる際は洋服などをクッションがわりにしつつ収納すれば壊れる心配は少なそうです。

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▲カバーを装着すると重量は1277g

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▲カバーが前面と背面をしっかりと保護してくれる

本体右下に丸い穴が開いていますが、これはボールペンなどを挿し込んでスタンドがわりにするためのも。そのため製品にはボールペンも付属しています。ただし本当にただのボールペンで、デジタイザ機能はありません。そもそもZenScreen MB16AC自体がタッチ操作などに非対応なので、デジタイザ機能があってもあまり意味はないのですが。

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▲電源ボタンの右に丸い穴があいている

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▲付属のボールペンなどを挿せばスタンドになる

ボタン類は電源ボタンとメニュー用のボタンが2つだけとシンプル。メニュー操作もこの2つのボタンだけで行います。輝度などを調整するには、ボタンが2つしかないため意外とめんどう。メニューを選択するだけでも何度かボタン操作が必要になるので、設定変更の頻度が多いユーザーはちょっとイライラしそうです。

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▲操作ボタンはこの2つだけ

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▲メニューボタンで設定項目を呼び出す

ただし設定パターンを最大4つまで保存できるので、観たいコンテンツや利用環境がある程度決まっているなら、設定パターンを保存してそれを呼び出すだけなので手間はかかりません。

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▲一般的なディスプレーが装備ししている設定機能は網羅している

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▲好みの設定を保存しておいて簡単に呼び出せる

ZenScreen MB16ACの最大のポイントは、映像の入力と給電をUSB Type-Cだけで行うこと。本体に端子はUSB Type-Cしかなく、HDMI端子や充電用端子もありません。PC側にType-C端子があり、DisplayPort(DP)Alt Mode対応の場合は、DP入力として動作します。またDP非対応のPCの場合は、ドライバーをインストールすることで、いわゆるUSBディスプレーとして動作します。

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▲本体左側面下部にType-C端子を装備

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▲本体背面には端子類はなにもなく真っ平ら

本体にはType-Cから一般的なType-Aに変換するアダプターも付属しています。筆者はDPAlt Mode対応のPCを持っていないので、変換ケーブルを使って試用。Creators Updateを適用させたWindows 10のPCでは、別途ドライバーなど用意しなくてもそのまま使えました。

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▲Type-Aには付属のアダプターで変換できる

15.6インチということで、20インチオーバーのデスクトップ用ディスプレーと比べるとやや物足りなさはありますが、旅行先でデュアルディスプレーの環境がケーブル1本で構築できるのはやはり便利。接続するPC側で設定を変更すれば縦置きにもできるので、ウェブサイトやテキスト入力時にも便利です。

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▲テストに使ったVAIO Z Canvasでは別途ドライバーを用意することなく、問題なく使えた

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▲縦置きにセットできるので、使い方に合わせた配置が可能

旅先でのマルチディスプレー環境構築には、iPadなどタブレットを利用することもできますが、別途ソフトをインストールする必要があったり、遅延があるなど本格的にディスプレーとして使うにはやや難点があります。さらに個人的にはタブレットはタブレットして単体で使いたいんですよね。

というわけで、自分にはモバイルディスプレーという選択肢がいちばん合っています。ただしZenScreen MB16ACは入力端子がType-Cに限られているため、PC以外を接続して使えないのが残念。例えば自分の場合、もしものときのためにスティック型のPCも持ち運んでいますが、これはHDMI端子に挿して使うタイプなので直接は出力できません。またゲーム機やFire TV Stickといったデバイスも難しいです。

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▲試しにType-C端子のあるXperia XZ Premiumとつなげてみたが、対応していなかった

PCと接続して使うだけなら、かなり使えるディスプレーなことは確か。あれこれ余計なケーブルを持ち運ぶ必要もないので便利です。出張先でガンガン仕事をしたいというユーザーにはオススメです。

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