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VR内で他の人と手も繋げる恐竜探検「アバル:ダイナソー」レポ。同じVR空間で感動を共有できる:VR情報局

六本木ヒルズにて8月27日まで体験可能です!

ジャイアン鈴木 , @giansuzuki
2017年8月11日, 午前11:45 in Dinosaur
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7月15日から8月27日までテレビ朝日本社・アトリウム1Fにて開催されている「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭りSUMMER STATION」。その中の目玉的コンテンツの一つが、空間移動型VR「ABAL:DINOSAUR(アバル:ダイナソー)」(以下ダイナソー)です。本コンテンツのプレス向け説明会が開催されたので、今回はその体験レポートをお届けします。

ダイナソーは6500万年前の恐竜世界を体験するVRコンテンツです。

最大の特徴は、複数のユーザーでひとつのVR空間を共有していること。お互いのキャラクターが見えているので、VR空間内で手をつないだり、ハイタッチしたり、はたまた助け起こしたりすることも可能です。

前述のように既に一般公開中ですが、来場者の中にはイチャイチャしているカップルもいたとのこと。夏のせいですかね?


▲ダイナソーで見えるのは、頭と両手足の5点だけです。全身を表示させるためにはマーカーを増やす必要があり、その場合は遅延が発生してしまうので現在は5点に抑えているとのこと。なお5点で取得することで、大人は大きく、子どもは小さく表示されるというメリットもあります


もうひとつの特徴はシステムが非常に軽量なことです。装着するのはヘッドマウントディスプレイと、手足用のマーカーだけ。

現時点のヘッドマウントディスプレイとしてはGalaxy S8とGear VRをカスタマイズしたものが採用されており、完全なワイヤレスを実現しています。
そのためケーブルを取り回す必要はありませんし、スペースに余裕があれば飛んだり走ったりすることも可能です。


▲マーカーは個別に認識できるように、それぞれユニークな配置になっています


▲ダイナソーは、映像ではなく体験のクオリティーを上げることにこだわっています。ウェアラビリティを上げることを重視して、背負うようなVR向けPCではなく、スマートフォン(Galaxy S8)を採用したとのことです​​​​​​


▲ヘッドマウントディスプレイはかぶるだけ、手のマーカーは手を通すだけ、足のマーカーはつま先を入れてからくるぶしのベルトを締めるだけなので、ひとり1分程度ですべてを装着可能です

さて、ダイナソーのVR体験ですが実に新鮮でした。ワタシも含めてオヤジ6人でVR世界に没入したわけですが、キャラクター同士だとまったく抵抗なく握手やハイタッチが可能です。


▲オヤジ同士で固く握手するの図。見えているのはキャラクターなので、ハグを指示されても、躊躇なく実行に移したはずです

複数人での没入体験を遅延なく実現するため、レンダリング周りの負荷はあえて落としているそうですが、見える映像はPC用VRシステムと遜色なく感じられました。
恐竜は精細に描写して、背景は単純な形状にするなど、映像の演出が巧みです。


▲よく見ると樹木の葉っぱなどは単純な形状になっています

ネタばれを避けるためストーリーについてはあえて詳細を語りませんが、15分の尺の中に、驚き、トラブル、恐怖、感動が詰まっています。本当に15分があっという間に過ぎてしまいました。できれば2時間ぐらいはたっぷりとダイナソーの世界にひたっていたかったところです。


▲画像はイメージです

VR体験中はかなり広いスペースにいると感じていたのですが、ヘッドマウントディスプレイをはずすとそこは7×7メートルの会議室でした。ストーリー中に上下の移動も盛り込まれており、その演出によって空間をより広く錯覚させるのでしょう。

また、あとで種明かしされて感心したのが、アナログ的な演出。扇風機によって「風」、糸によって「蜘蛛の巣」、発泡スチロールの板で「橋」などを再現しています。それぞれは非常に手作り感あふれるアナログ的な手法ですが、VR空間の中では効果は絶大です。


▲途中で蜘蛛の巣を抜けていくシーンがありますが、そこでは棒から垂らした糸によって蜘蛛の巣を触感として再現しています。いま思い出しても顔がかゆくなりそうです


▲マーカーを捉えるセンサーは、ブリーフィングルーム16台、体験ルーム18台、合計34台が設置されています


なお先述したように、ダイナソーは既に一般公開中。スタッフによれば、複数人が一緒に体験できるという特徴から、下記のような興味深いエピソードがあったそうです。

「体験中に泣いているお子さんがいたので、その子にエラーが起きたのかと思って声をかけたら、お母さんが消えちゃった......と泣いているんですね。実はエラーが起きていたのは一緒に体験しているお母さんで、世界からお母さんが消えてしまったことが怖くて泣いてしまっていたんです。その子からするとダイナソーの世界が現実になっていたんだなと」

そのほかにも、お父さんとお子さんが手を握って景色を見ていたり、恐竜におびえた女の子がお父さんにしがみついている姿も見られたとのことです。
こうしたエピソードは、体験を共有するVRコンテンツならではのエピソードですね。

さてこのダイナソーは、劇場映画を中心としたエンターテイメントおよび広告を制作するROBOT、リアルタイムCG・VFXを得意とするwise、画像認識・位置測定・空間認識技術関連のソフトハードの企画・開発を行なうA440の3社によるジョイントベンチャーとして設立されたABALが企画、制作、運営しています。

そして8月1日には、VAIOがABALに出資・事業提携し、VRソリューション事業に参入することが発表されました。ABAL代表取締役の尾小山良哉氏は、VAIOと提携する目的について下記のように語りました。

「僕たちにはハードウェアのバックヤードがありません。いまハードウェアはGear VRなど既存のものを使っています。最終的にVAIOでオリジナルのハードを作ると決まっているわけではないですが、いますごいスピードでガジェットが出ている状況で、ハードウェアの知識がゼロでついていけるとは思っていません。現在はトライアンドエラーでアートとして足らない物、ソフトとして足らない物が、体験を作っていていくなかで見えてきている段階です。ある程度それが出そろった段階で、一番いい体験に適したハードを作るときに、VAIOのハードを製造する知識や安心感を求めています」。


▲右からABAL代表取締役の尾小山良哉氏、取締役の高橋良昌氏、金丸義勝氏


今回ダイナソーの説明会に同席していたVAIOの伊藤好文氏は、「1年以上前からABALさんと一緒に研究してきて、いまのVRデバイスの課題はすでにたくさん見えてきています」と語ってくれました。ABALとVAIOが本格的に手を組み、どのような新しいVR体験をもたらしてくれるのか期待して待ちましょう。

タイトル:ABAL:DINOSAUR(アバル:ダイナソー)
公式HP: http://abal.jp/
会場:テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION 
期間: 2017年7月15日(土)~8月27日(日)計 44日間
設置場所:テレビ朝日本社・アトリウム1F(東京都港区六本木6-9-1)
運営時間:10:00~19:00(最終受付18:30)
入場料:サマパス(「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STAION」全エリアに入場できる1DAYパスポート) 大人(中学生以上)2000円(税込)、小人(4歳~小学生)1000円(税込)
入場方法:サマパスのほか、設置場所にて配布される整理券が必要
推奨年齢:13歳以上(8歳以上12歳未満は保護者同意が必要、8歳未満は利用不可)
会場HP:http://www.tv-asahi.co.jp/summerstation/


関連キーワード: dinosaur, galaxy s8, gear vr, VR
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