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現金よさらば! フリマで感じたビットコイン時代到来の予感:旅人目線のデジタルレポ 中山智

普通に使えるなら日本円じゃなくてもいいですよね

中山智 (Satoru Nakayama) , @yenma
2017年8月14日, 午後12:00 in Services
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旅人ITライター中山です。先日ガジェットフリマというフリーマーケットに出展者として参加し、不要になったデジタルアイテムなどをテーブルに広げて販売していました。自分の場合、支払い方法は現金のみだったのですが、同じく出展者として参加していた山根康宏氏はWeChat Payでの支払い方法も取り入れていました。

この光景をみて、世間でビットコインいわゆる仮想通貨がなぜそこまで注目されているのか、おそまきながら実感できたしだいです。

▲山根氏のブースに張り出されていたWeChat PayのQRコード(*アプリからQRコードを読み込むと実際に送金できてしまいます。受け取り拒否の機能がありませんので、間違って送金しないようにご注意下さい。記事中にあるQRコードはすべて同様です)

最初に山根氏のブースでWeChat Payでの支払いオーケーを見たときは、「またまた~話題作りでしょ! 使う人なんているの?」と鼻で笑っていたのですが、中国からの来場者がいたり、自分が書いた記事「中国旅行の新定番! ポケットチェンジでWeChat Payにチャージする:旅人目線のデジタルレポ 中山智」を読んでWeChat Payにチャージした人もいたとのこと。そのため山根氏のブースでは何件かWeChat Payでの支払いを受け付けたそうです。

WeChat Payでの支払いというのは、つまるところ個人間送金です。QRコードで自分のWeChat Pay口座を表示しておいて、お客さんにはそれをWeChatのアプリで読み込んでもらいます。あとは金額を入力して送金ボタンを押すだけ。非常にカンタンです。

▲QRコードを読み込むと、このように送金画面になるので、金額を入力してボタンをおすだけで決済完了

いままでのクレジットカードや電子マネーだと、ショップが導入するためにはサービス会社と契約したり、特別なリーダーを用意したりといった縛りがありましたが、WeChat Payでの支払いシステム導入にはそういった縛りはほとんどありません。自分のWeChat Pay口座のQRコードコードを印刷してレジ付近に貼り付けておくだけ。もちろんお金を受け取る側が支払う側のQRコードを読み取って決済をする逆の決済方法はちょっとシステムが違うので話は変わってきますが、少なくとも支払う側がQRコードを読み取り金額を入力して支払う決済なら導入のハードルは低いわけです。

▲アプリで受け取り用のQRコードを作成できるので、そのままスマホを相手にかざしてもいいし、印刷して張り出してもオーケー

ちなみに現状では中国元しか使えないため、日本円を中国元に換算して金額を入力します。ここで「中国元が貯まっても......」という疑問がわきましたが、よく考えてみると使える場所が増えるのであれば、日本円にこだわる必要はないんですよね。

たとえば自分と山根氏は海外取材時などで経費節約のためホテルを相部屋にしたりします。その際に宿代はどちらかが立て替えることが多いので、そのつど現金や銀行振り込みで受け渡ししています。ですが個人間でお金を受け渡しする頻度が高いなら、日本円でなく中国元でも問題ありません。必要な金額がデータとして個人間で動いている状態が確認できればいいのです。

▲「¥マーク」ではあるけれども、WeChat Payのアカウントに貯まっていくのは中国元。とはいえ日本国内外使える機会が多いなら別に中国元でも困ることはない

また今回の山根氏のブースのようにQRコードを表示するだけで商行為にも利用できるわけですから、中国人観光客相手に日本でもWeChat Payで支払いができるショップが増えるかもしれません。もし支払いできる機会が中国本土だけでなく日本でも増えるようなら、やはり貯まるのが中国元でも問題なくなります。

と、ここまではWeChat Payと中国元ベースで考えていましたが、こういった支払いのシステムはビットコインでも同じです。ビットコインのウォレットアプリにはWeChat Pay同様、自分の口座をQRコードで表示できますし、相手の口座をQRコードで読み取って支払い手続きをする機能もあります。つまりWeChat Payをビットコインに置き換えて考えられるわけです。使える機会が増えるのであれば、日本円にこだわらずビットコインでも問題ないと。

▲ビットコインのウォレットアプリ「Copay」の画面。ビットコインもQRコードで送金ができる

しかも中国元は中国という国が紐付いた通貨なので縛りがありますが、ビットコインには国の縛りはないので、WeChat Payよりも導入しやすいのがポイントです。個人的に旅好きとしては、世界中で同じ通貨が自国にいるときと同じように使えるなら、両替して現金で支払ったり、クレジットカードを使ったりするよりも全然手間がかからなくて便利です。

▲「Copay」で作成した送金用のQRコード。支払い金額を指定したQRコードも作れる

ビットコインと聞くと、ビットコインを増やすためのマイニングについてや値動きによる投機的な話がニュースに取り上げられて、マネーゲームにばかりフォーカスが当たっている印象ですが、本質的にはこの使い勝手の良さがポイントなんだと思います。

▲ビックカメラでは全店舗でビットコインでの支払いに対応した

現状では自分も含めて「ビットコインなんてまだ誰も回りでは使ってない」状態ですが、ビックカメラはすでに傘下のコジマも含めて全店舗でビットコイン決済への対応をすすめている例もあります。さらにコミケでの支払いに活用しているユーザーも登場しているようです。



▲中国では露天商などにもQRコードを使った支払い方法が拡大している

こういったデジタルサービスは最初の伸びこそ低調ですが、一定の普及レベルまで達するとあとは爆発的に広がります。しかもWeChat Payは導入のしやすさから中国国内ではあっというまに普及したのは「FeliCaよりお手軽? QRコード決済の実態を中国・深センに学ぶ:モバイル決済最前線」などでもレポートされているとおり。その世界版ともいえるビットコイン。爆発的に普及するのはもう目の前なのでは? と実感したわけです。
関連キーワード: bitcoin, Report, Services, wechat pay
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