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南極氷床下に世界最大級の火山地帯か。富士山クラス含む91座、衛星・航空写真のコンピュータ解析で発見

火山活動が氷河減少に影響?

Munenori Taniguchi
2017年8月15日, 午前11:00 in Green
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スコットランド・エディンバラ大学の研究者らが、南極の氷の下に世界最大級の火山地帯が隠れているという研究結果を発表しました。"WARS"と呼ばれるエリアには標高3850mという富士山クラスをはじめとする全91もの火山が密集しているとしています。

南極大陸の氷の下の地形は、かつてはあまりわかっていませんでした。しかし研究チームは、英国南極観測局(BAS)が2013年に人工衛星や航空機で南極大陸を測定したデータなどをもとに制作した3D標高モデル「Bedmap2」を詳しく調べることで、氷床の下に隠れる玄武岩の山頂の存在を洗い出しました。

その結果、西南極のリフトシステム(WARS:West Antarctic Rift System)に標高100mから~3850mまで水上の突起を持つ大小178の火山の存在を特定、そのうち91か所がこれまで発見されていない火山だったとのことです。

過去の研究では、南極大陸で発生する地震が氷床に何か影響を与えているとは考えられていませんでした。しかし、アイスランドでは氷河にある火山の噴火で氷床のスライド量が増加したとされます。

WARSエリアが世界有数の火山地域で、地震も火山性のものだとすれば、南極大陸西部にある比較的厚めの氷床も地震や熱の影響を防ぐには十分ではない可能性があります。さらにこの7月に巨大な棚氷だったラーセンCが分離した影響で、大陸上の氷の不安定化も予測されています。

ただ、研究者らは山々の突起がスパイクの役割をはたし、氷床をその場に維持する可能性も無いわけではないと主張しています。この主張だけなんだか説得力に欠けるような気がしないでもありませんが、南極大陸上の氷が海に出ると世界の海面が数mは上昇すると言われるだけに、スパイク説が正しいのを信じたいところです。


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