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Google ARCore発表。普通のスマホ向け拡張現実プラットフォーム

アップルARKitに対抗してスケールを強調

Ittousai , @Ittousai_ej
2017年8月30日, 午前07:51 in Ar
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Google がAndroidのためのARプラットフォーム ARCore を発表しました。

ARCore は、仮想のキャラクターやデータを現実世界に重ねあわせてみせる Argumented Reality、拡張現実アプリやサービスを実現するための標準プラットフォーム。

Google は3Dセンサを使うARプラットフォーム Tango を2014年から推進してきましたが、ARCoreは特別なセンサ類を必要とせず、通常のカメラとモーションセンサを内蔵する多数のAndroidスマートフォンで動くため、Google ではプレビュー期間中に1億台の対応端末を目標に掲げるなど、対応端末の多さとスケールを強調しています。



モバイル向けARといえば、カメラ映像の手前にキャラクターを載せる程度のシンプルなものから、壁や床を認識してリアルな表示ができるもの、GPSなど測位システムと連動させたものなど、各社がさまざまなアプリやサービスを独自に提供してきました。

Google は高度なARプラットフォームのTangoに約3年ほど取り組んでいますが、特別な奥行きセンサを使った次世代技術研究的な意味合いが強く、対応端末は Lenovo Fab2Pro や ASUS Zenfone AR などわずかで、対応アプリやコンテンツも多くありません。

こうしたなか、アップルは今年2017年6月の開発者イベントWWDCで、iOS 11 の新機能として通常のカメラと内蔵センサだけを使うARプラットフォーム ARKit を発表。

WWDC発表まとめ:新iPad Pro、iMac Pro、SiriスピーカーHomePod、iOS 11、macOS High Sierraなど

ARへの取り組みは後発ではあるものの、iOSデバイスはアップル一社がハードもOSも把握できるために内蔵のカメラとセンサだけでも高度なARが実現できることに加え、OSアップデートで一気に数億台が対応する「最大のARプラットフォーム」となることを謳っていました。



Google の ARCore は、要するにこのARKit の Google版・Android版のようなもの。赤外線奥行きセンサなどを使わず通常のRGBカメラとモーションセンサだけでARを実現する点は共通ですが、GoogleはGoogleでこれまでのTangoの蓄積あってこそ可能になったと表現しています。ARCore は Java/OpenGL、Unity、Unrealで利用可能。

ARCore でできることは、

モーショントラッキング。スマホなどのカメラとモーションセンサのデータを組み合わせ、デバイスがどの方向を向いているか、どう移動したかを認識。

環境把握。床、テーブルなど水平面を認識。モーショントラッキングと組み合わせることで、仮想のキャラクターやオブジェクトがその場にあるように表示する。

環境光推定。カメラデータから、その場の照明環境を推定。ARキャラクターの色に反映することで、同じ向きの太陽や光源に照らされたり、影がかかるように見せ実在感を増す。



アップルのARKit でも、また他社の従来の取り組みでも実現してきた内容ではありますが、Google では

・Androidの標準機能として提供するため対応端末が多く開発者が参入しやすいこと
・Google が従来から提供してきた Tilt Brush や Blocks などVR 3D制作アプリで、手軽にARコンテンツを作る環境がすでに用意されていること

などを優位として挙げています。

またGoogle はカメラを使ったさらに高度な環境認識技術として、屋内を含む詳細かつ世界規模の測位を目指す VPS (Visual Positioning Service) も発表済みです。

将来的にARCore と VPS を組み合わせれば、世界の特定の場所や施設で、特定の壁や棚などとARオブジェクトが結びつくようなサービスも考えられます。


加えて、Google は将来のARにとってウェブが重要な役割を果たすとして、AR対応ウェブブラウザのプロトタイプを開発者向けに提供します。AR対応ブラウザはAndroidではARCore、iOSではARKitに対応し、ウェブサイトにARコンテンツを組み込めるようになります。


ARCore は、まずは Pixel および Galaxy S8 (Android 7.0以降)に対応。本日よりプレビューSDKを提供します。

今後はARCore対応端末の拡大に向けてサムスン、ファーウェイ、LG、ASUSほか各社と協力するとともに、プレビュー期間内に1億台の対応端末を目標として掲げています。





Source: Google
関連キーワード: ar, arcore, ArgumentedReality, arkit, google, software, tango
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