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シャープが三辺超狭額縁スマホAQUOS R Compact発表。4.9インチフリーフォームパネルを採用

2016年CEATEC展示された試作機ほぼそのままのデザイン

橋本 新義 (Shingi Hashimoto)
2017年10月13日, 午後01:54 in sharp
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シャープは4.9インチ液晶画面を搭載したスマートフォン『AQUOS R Compact』を、2017年冬モデルとして発表しました。同社製スマートフォンとして初となる「フリーフォームディスプレイ」(形状の自由度を高めた液晶パネル)を初採用するのが特徴です。
発売日や価格などは未定ですが、2017年冬モデルと称していることから、近日中にキャリアモデルとしての発表がありそうです。

最大の特徴は、トレンドの最先端となる3辺超ナローベゼルタイプ、かつ天面側の液晶パネルの縁が丸められた形状。シャープは『EDGEST Fitデザイン』と名付けています。
本体カラーはムーンホワイトとトルマリンブラックの2種類。

Gallery: シャープ AQUOS R Compact | 45 Photos





ディスプレイ解像度は2032×1080という、他に見ない仕様。速度や画質などに関しては、フレームレート120Hzとなる『ハイスピードIGZO』技術や広色域表現技術『リッチカラーテクノロジーモバイル』『S-Pure LEDバックライト』など、AQUOS Rに近い仕様です。

液晶パネル自体の色域(表示できる色の範囲)もシャープらしく、デジタル映画用規格DCI(-P3)の90%をカバーする仕様です。



また発表会では、「AQUOS Rでも導入されていたが今回発表する技術」として、製造工程で導入された画質安定化技術を公開。液晶パネルの個体差による色相(発色のクセ)違いや明るさの差をコントローラーレベルで補正し、製品間のばらつきも吸収している点をアピールしました。





合わせて展示では、液晶パネルの製造工程を模したパーツも公開。液晶ガラスレベルで天面側の縁の角が落とされ、カメラ部のくぼみが形成されている点などがわかります。なおタッチパネルは外付け、つまり別パーツですが、これは「フリーフォーム技術+インセルタッチパネルが不可能ということではなく、コストや操作感などのバランスを考慮した結果」(解説担当者)とのこと。



なお、スマートフォン向けのフリーフォーム液晶技術に関しては、同社がCEATEC JAPAN 2016にて試作機を公開していました(上写真:記事は下記リンクを参照ください)。
今見ると、さすがにインカメラの位置などは違いますが、この時点で「天面側の角を液晶パネルレベルで丸くした三辺ナローベゼルデザイン」がアピールされていた点がわかります。





ただしSoCはクアルコムのSnapdragon 660と、AQUOS R(Snapdragon 835採用)よりは下位となります。RAMには連続データ転送速度に優れるLPDDR 4xタイプを採用。メインメモリ(RAM)は3GB、ストレージは32GBと、このあたりもAQUOS R(それぞれ4GBと64GB)よりは控えめな仕様です。



OSには「Oleo」ことAndroid 8を採用。展示機バージョンは「8.0.0」でした。アップデートに関してもAQUOS R(そして先日au版が発表されたAQUOS sense)と同様に、2年間、最低2回のOSメジャーアップデートを保証します。



高速充電仕様としてクアルコムのQuick Charge 3.0に対応。必然的にUSB PDにも対応します。USB端子の形状はもちろんタイプC。

さらにバッテリー充放電サイクルの劣化を軽減する(充放電回数の寿命を伸ばす)べく、新しい充電制御技術を導入。「急速充電を使った状態でも、12か月後に初期容量の90%を維持する」点を謳います。
これは電池が高温となった状態が継続した際でも、バッテリーの劣化を軽減する点を優先した充電制御によるものとのこと。



本体の底面側には、AQUOS Rのように指紋センサーを配置。物理的な動きはないタイプですが、タッチによりホームボタンを兼用し、さらにスワイプで「戻る」やタスク切り替え機能も兼用できるタイプです。

なお、ここのベゼルは他に比べると広めですが、開発陣からは「ベゼルを広くしても指紋センサーは前面に搭載すべきと判断したため」とのコメントも。



本体デザインの名称『EDGEST Fit』(エジスト フィット)に関しては、シャープが先んじて採用していた三辺ナローベゼル設計EDGESTの進化版として紹介。解説プレゼンでは、「EDGESTは画期的だったが、角張って持ちにくい点や、インカメラ(正面側カメラ)が視線から外れるといった欠点があった」と振り返りました。



対してEDGEST Fitではフリーフォームディスプレイで角を滑らかにし、ポケットから取り出す際などでも引っかかりにくく、角を丸くしたことで持ちやすくなった。またインカメラも画面内に収めたことで、EDGEST採用機で課題だった視線ズレをなくしたと謳います。




とくにインカメラに関しては、セルフィー(自撮り)時にインカメラが目立ち、視線が誘導される効果を持つとのことで「アイキャッチセルフィー」という名称までが付けられています(EDGEST機を使っていたユーザーからすれば、喜ばしき点と同時にいろいろとツッコミどころでしょう)



なお、Essential Phone(PH-1)やiPhone Xでもいろいろな意味で話題となっている「カメラ部に表示が掛かった場合の処理」に関してですが、本機では「サードパーティアプリではカメラ部を除いた領域までを報告することで対処している」とのこと。

ソフトウェア担当者によれば、ホーム画面の通知アイコンは(当然ながら)カメラ部を避けるような処理となり、また標準のシャープ製アプリや設定画面ではフルスクリーンを使う設定にしているとのコメントもありました(上写真では、左のChrome画面で「通知表示が下がっている」ことがわかります)。



合わせて「画面上部からのスワイプは、本来であればタッチパネルのないカメラ部(上記の部品写真参照:なお理由は「タッチパネルがレンズに掛かり、カメラ画質が低下する点を嫌った」とのこと)に指を掛けても、周辺のタッチ状態から指の位置を推定し、違和感のない操作が可能になっている」との話も聞けました。

上写真がカメラ部からスワイプした状態ですが、日付が表示されていることでスワイプと判定されていることがわかります。

なお、質疑応答では「(昨今のトレンドである)長辺方向がより長い液晶パネルでないのはなぜか」という質問に対して、「本機のポイントは、片手操作ができるコンパクトなモデルという点。いわゆる縦長画面を採用すると画面上部に指が届かなくなり、片手操作が不可能になるため」との回答もありました。



このようにAQUOS R Compactは、片手操作が可能なクラスのコンパクトさを維持しつつ、アップデートされた三辺ナローベゼル設計やAQUOS R譲りの操作感、そして最新トレンドにフォーカスした本体デザインなど、かなりの気概を感じるモデル。

実際の人気は実売価格が鍵となりそうですが、外観の時点でも話題の機種となる資格は十二分にありそう。とくに小型モデルのもう一つの注目株、ソニーの『Xepria XZ1 Compact』とは得意分野が分かれており、いろいろな意味でライバルとなりそうです。


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