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噂の2画面スマホ『M』速攻レビュー。これはスマホのトレンドに一石を投じるステキな一台

蘇った“新屏風”は、世界を制することができるのか

Hideaki Kato
2017年10月27日, 午後08:15 in NttDocomo
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NTTドコモが10月18日に開催した新製品発表会。その中では2017年-2018年冬春モデルとして、新製品と一部モデルの新色を合わせた15機種が発表されました。

その中で特に際立って目立っていたのが、2つの画面を搭載して折りたたむことが可能な「M(Z-01K)」です。発売は2018年1月以降予定としばらく先ですが、今回は早速試用できた実機を元に、ガッチリとレビューをまとめてみました。

▲4年前に発売されたMEDIAS W(手前)と、2018年1月以降発売となるM(奥)

MはNTTドコモが企画を行い、中国のZTEコーポレーションが製造を手がける、事実上の共同開発製品となります。日本市場ではNTTドコモより2018年1月以降の発売が予定されていますが、ZTE側より、米国の通信事業者AT&Tなど諸外国の通信キャリアのチャネルを通じても販売される予定です。
そうした「日本発のグローバル向け端末」としても注目していきたいところです。


▲5.2インチフルHDディスプレイ×2枚の構成となっている

▲みんな大好きMEDIAS W(N-05E)と比較すると一回り大きい印象

▲2画面間のベゼルは細いため、開いた状態でも意外に気になりません

Mは、5.2インチのフルHD(1080×1920ドット)の液晶ディスプレイを2枚搭載。2枚の液晶を合わせると約6.75インチ(2160×1920ドット)の大きさとなり、非常にユニークな形状です。

2画面端末と言えば、4年前に同じくNTTドコモから発売された「MEDIAS W(N-05E)」が一部で話題となりましたが、それと比べて一回り大きい本体サイズとなっています。

本体の重量は約230g(公称値)とさすがに重めで、手に持ってずっしりと重みを感じます。iPhone8 Plusが202gであることを考えると、かなりの重量級であることはお分かりいただけるでしょう。
しかしながら2つの画面を搭載していることを考えると、見た目ほどの重さは感じないと言ったところが率直な感想です。

その他の仕様はSnapdragon 821プロセッサ、4GB RAM、64GBストレージ、microSDXCスロット(最大256GB)、指紋認証、2930mAhのバッテリーなどとなっています。

▲2画面の要となるヒンジは、かなり頑丈に設計されている

▲ヒンジの上部に小さくdocomoのロゴが刻印されている

▲接続には、USB Type-Cを採用。右側画面は非常に薄型に仕上がっている

充電や通信端子にはUSB Type-C端子を採用。表裏面問わないリバーシブル仕様によって、どちらの向きからでも挿入が可能となっています。画面を開いた時の重心は左画面側に置いており、右画面が独立して開く構造となっています。

外装は、全体的に無骨な印象を受けるデザインを採用。近年のスマートフォンでは握り心地を重視する余り、角を丸めたデザインを採用した端末が多くなっています。しかしながら、Mはこの流れにも敢えて逆行させており、四隅はきっちりと角ばらせたデザインを採用しています。

約230gの重量や、2画面を搭載したことによった重心の変化などの要因によって、一見落としやすそうな印象を受けるM。ですが、敢えて採用した角ばった筐体は良い感じに手に引っかかり、不意な落下を防いでくれるデザインとなっています。

▲左(ヒンジと逆)側面にはSIMスロット、音量キー、指紋認証センサ、カメラ起動キーを配置

側面には、指紋認証センサをしっかりと搭載していることも嬉しいポイント。見た目が変態だったとしても、使い勝手に関しては妥協をしていない印象です。

外見ばかりに目が行きがちなMですが、オーディオ再生性能の高さも魅力の一つです。映画館などで導入されているオブジェクトベース音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」を採用したことによって、より臨場感がある音声を再生することが可能となっており、映画の視聴にもオススメな一台です。


▲カメラモジュールは1つだけの搭載と、割り切った仕様に

▲カメラの切り替えというよりは、「表示する画面」を切り替える仕組み

なお、もう一つユニークな点はカメラです。モジュールは左画面の上部に搭載された、約2030万画素のメインカメラ一つだけ。そのためにインカメラとアウトカメラの物理的な区別は一切なく、折りたたんだときの本体を物理的に裏返し、インカメラ・アウトカメラを切り替える変態仕様となっています。


▲ナビゲーションバーの「M」キーを押すことで、表示モードを切り替え可能だ

そしてもう一つの他にない点が、ナビゲーションバーの右端にある「M」マーク。こちらをタップすることで、2画面を用いた表示モードを切り替えることが可能となっています。
表示モードは、「通常モード」「ミラーモード」「2画面モード」「大画面モード」の4つが用意されており、利用シーンに応じて使い分けることが可能。以降は、それぞれの表示モードの概要を紹介していきます。

●バッテリー消費を抑えられるスタンダードな「通常モード」

▲2画面スマホといえど、1つの画面だけでも操作が可能となっている

▲このモードでは画面を開いた状態でも、1画面だけの表示となる

最もシンプルな「通常モード」は、1つの画面だけを表示して一般的なスマートフォンを同じ感覚で操作をすることが可能。1つの画面のみを使用するので、2画面を同時に使用する他のモードと比べてもバッテリー持ちの面で秀でています。

画面を閉じた状態で1画面表示となるのはある意味当然ですが、逆に画面を開いた状態で通常モードを選択すると、なんと開いたままでも強制的に1画面のみの表示に切り替わります。この挙動は、色々と興味深いものです。

●双方の画面に同じ内容を描画する「ミラーモード」

▲2つのディスプレイで同じ画面を描画できるが、利用シーンは限られそうな印象

▲本体を立てることで、プレゼンテーション目的などでは活用できそう

続いては、左右2画面で同じ画面を描画する「ミラーモード」。画面を開いた状態は勿論のこと、M本体をテントの様に立てた状態(レノボ製PCなどでいうテントモード)でも使用することが可能です。この状態では、しっかり上下を認識して画面をしっかり反転してくれるので、小規模なプレゼンテーションなどの目的では一役買うかもしれません。

●2画面が独立に動作し、更なる可能性を追求する「2画面モード」

▲マルチタスクを最大限活用するのに、2画面モードは非常に有用だ

本機の2つの画面を最大限活かせるモードと言えば、何と言っても複数のアプリケーションをそれぞれの画面に表示する「2画面モード」でしょう。一部非対応のアプリケーションがあるものの、Android 7以降ではOSの標準機能としてマルチウィンドウをサポートしているので、MEDIAS Wが発売された4年前と比べると、より実用的になった印象です。

●2つの画面をフルに活用する「大画面モード」

▲2画面を結合して1つの画面として表示することが可能

2画面合わせて6.75インチのディスプレイをフルに活かせる「大画面モード」は、その名の通り一つのアプリケーションで2画面を専有するモード。ブラウザではより大きな範囲を表示することが可能ですが、スマートフォン向けに作られたUIでは、写真の通り画面の面積に対する情報量がやや少ない印象です。大画面モードでブラウザを開く場合にはパソコン向けのページを選択した方が良いかもしれません。

スマートフォンの可能性に一石を投じる一台



▲ポケモンGOをプレイしながらGoogle Mapでスポットを確認、なんてことも。

「MEDIAS W」が発売された2013年当時は、Androidの標準機能としてマルチウィンドウがサポートされていませんでした。MEDIAS Wは当時"変態端末の王様"的な扱いとなってしまいましたが、それは当時OS側のサポートが追いついておらず、結果として「ただ2画面を乗せただけで、実用性が薄かった」デバイスだったためでもあるのです。


▲Android 7.0以降では、マルチウィンドウがより現実的となった


あの悲劇から4年。Android 7.0からはマルチウィンドウがOSの標準機能となった今、2画面スマートフォンの可能性は大きく広がっています。さらにこの4年間の間にもスマートフォンの基本性能は飛躍的に向上し、Xperia XZ Premiumなどを筆頭に、4K解像度のディスプレイを搭載するデバイスすら出てきています。

この様な状況を踏まえると、フルHD×2枚のディスプレイを搭載したからと言って処理性能が追いつかずに、挙動が不安定になる......などと言った現象は起きにくいものと考えられます。そして実際に数時間Mを試した限りでは、動作が重くなるなどの現象はほとんど起こりませんでした。

昨今はサムスン電子を筆頭に、折りたたみ型のディスプレイを搭載したスマホのウワサが多く出てきており、またマルチディスプレイのモデルもいくつかウワサが出つつあるため、ともすればマルチ画面と折りたたみ式スマホは、2018年の一つのトレンドになっていきそうな可能性さえあります。

そうした中で、このトレンドの先陣を切って発売に踏み切る「M」。NTTドコモとZTEの二社が協業し、グローバルに打って出るという点を含め、今からその活躍に期待したいものです。

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