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iPhone Xの画面周りを直前チェック。「出っ張り」の影響とアプリ対応度は?:週刊モバイル通信 石野純也

同一アプリの中で縦長対応と非対応が混在する例も

石野純也 (Junya Ishino)
2017年11月2日, 午後01:00 in iphonex
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いよいよ11月3日に発売となるiPhone X。本誌でも紹介されていたように、当日入手分の予約争奪戦では悲喜こもごもあったようですが、筆者はスマホ2台+iPad Pro1台の構成で16時前から待機していたこともあって、無事に11月3日に買えることになりました。
当日は銀座で引き取りなので、見かけたら声をかけてみてください。



▲True DepthカメラによるFace IDは、抜群の精度と速さ

それはさておき、購入に先立ち、事前にiPhone Xを借りることができました。本誌でもすでに様々な角度からのレビュー記事が出ているので、あえてそれらをここで繰り返すことはしません。

ファーストインプレッションを簡単にまとめれば、縦長ディスプレイになり、手のひらにほどよくフィットするサイズ感となり、Face IDの認証精度の高さや速さにも驚かされます。学習によって、ヒゲが伸びたり、口元を隠したりしても認識できるのはさすが。メガネのあり/なしもしっかり認識してくれるので、メガネマンの筆者にもうれしい仕様です。


▲GeekBench 4でのスコアはiPhone 8、8 Plusと並ぶ高レベル。パフォーマンスの高さを証明した

当然、パフォーマンスの高さは折り紙つき。iPhone 8、8 Plusにも搭載された「A11 Bionic」がそのまま採用されており、ベンチマークアプリでの測定結果もスマートフォン最高峰といえます。

iPhone 8、8 Plusが羊の皮をかぶった狼だとしたら、iPhone Xは中身も見た目も一貫して狼らしい鋭さを備えた端末といえるでしょう。ほぼ全体がディスプレイで、Face IDのような先進的な認証機能を備えている点を考えると、アップルが「スマートフォンの未来」と語っているのもうなづけます。

一方で実際に使う場合、少々気になるのがアプリの対応。iPhone Xは、上部にTrue Depthカメラを搭載している関係で、ディスプレイが凹形状になっています。これまでのスマートフォンのディスプレイは、完全な四角か、あっても四隅が丸まっている程度だったので、この形状は良くも悪くもチャレンジングです。
この部分を、アプリがどう処理しているのかをチェックしていきたいと思います。

まずは純正アプリ。マップを開くと、センサー部分の左右に時刻やアンテナピクトがそのまま表示されますが、背景にはボカシがかかったマップがうっすらと見え、デザイン的には統一感があります。

なおiPhone Xでスクリーンショットを撮ると、データ上では中央の凹みがないものとして扱われます。ここは「上部中央に隠れている部分がある」と、想像で補ってみてください。



▲純正マップは広々と画面いっぱいに表示される


次に写真を開いてみると、一覧が表示されている際は、画面上部に各種ステータスが表示されたままになります。写真を開いてもこれは同じ。ここから写真を一回タップすると余計な情報が消え、写真以外の部分が真っ黒になります。

この状態だと切り欠きがキレイに溶け込むため、まったく気になりません。ただし、これを拡大すると、当たり前ですが切り欠き部分は写真が表示されなくなります。これはちょっとマイナスな感じです。


▲写真も一覧性が高まっている



▲一度タップすると情報が消え、切り欠きも気にならない


▲拡大表示すると上部が欠けてしまうのはネック


とはいえ、iPhone Xのディスプレイは2:1よりやや長辺が長い程度ですが、4:3や16:9の比率になっている写真などでは、拡大しなければあまり目につかないともいえます。同様に動画の多くも16:9の比率になるため、切り欠き部分の左右までブラックアウトとなり、これもあまり目立ちません。

ただし、同じ動画でも、iTunesストアから購入できるような映画の場合は、さらに横長な作品もあります。こうした作品を表示すると、いったんは切り欠き部分を避けるように、上下左右に黒帯が出た状態で再生されます。しかし画面側の縦横比に近いため、この状態でもあまり違和感はありません。少なくとも、16:9のディスプレイで無理やり21:9の映画を見るよりは、はるかにいいといえます。


▲映画の再生は切り欠きが気にならない通常表示がオススメ

ここで拡大ボタンを押すと、画面いっぱいに映像が広がりますが、切り欠き部分は当然ながら、映像が切れてしまいます。
全画面にすると確かに迫力は増しますが、切り欠き以外にも映像の上下が微妙に切れてしまうので、映像を余すところなく楽しみたい人は標準サイズで再生した方がいいでしょう。

このように純正アプリは切り欠きをきちんと意識して設計されているため、多くの状況ではあまり気になりません。ただし、なぜかiMovieが旧来のままなど、アップル自身も完全にiPhone X対応を完了してはいないようです。


▲GoogleマップやGmailは、現時点で上下に帯が出る


一方で、サードパーティアプリはどうでしょうか。筆者がよく使うアプリを順に試してみました。まずは、独断と偏見でGoogleアプリから。こちらは、対応が分かれました。

たとえば、GoogleドライブやYouTubeはきちんとiPhone Xのディスプレイに対応しており、上下いっぱいに画面が広がります。しかしGmailやGoogleマップでは、まだ上下に帯が入ってしまう状態でした。

どちらのアプリも縦長ディスプレイのメリットが活きるだけに、対応を急いでほしいところ。発売に間に合うか注目したいところです。



▲YouTubeとGoogleドライブは縦長対応済み


次に、ゲームアプリとして名高いPokémon GO(ポケモンGO)ですが、こちらも残念ながら現時点では縦長表示に非対応です。

さらにポケモンGOの場合は縦長表示に対応させるだけでなく、画面のレイアウトや、ユーザーインターフェイスはある程度見直さなければならないかもしれません。

というのも、本作ではボールを投げる操作として、画面下から上に向かってフリックするのですが、この操作を試してみたところ、場合によってはiPhone X側のホーム画面に戻る操作とバッティングしてしまうおそれがあると感じたためです。


▲Pokémon GOは、UIの改善も必要か?


また、ゲームの中には不思議なアプリもあり、たとえばディズニーツムツムランドは、表示される画面によって全画面になったり上下に帯が出たりと対応が異なっていました。

おそらく、プレイ中は全画面対応すると、上部に表示されるステータスが切り欠きの中に入ってしまうためでしょうか。アプリによっては、こうした臨機応変(?)な処理をすることもあるようです。


▲ディズニーツムツムランドは、画面によって比率が異なる結果に


SNSのアプリはどうかというと、FacebookはすでにiPhone Xに対応済み。ログイン時にFace IDを利用できるなど、ディスプレイ以外でもきっちりiPhone Xの機能を活用できます。

また同じFacebookグループのInstagramも、既にきちんと対応しています。写真がズラリと縦長のディスプレイに並ぶのは、やはり壮観。iPhone 8などと比べると1行分多く写真が見えるので、選びやすいのもメリットです。


▲FacebookやInstagramはすでに対応済み


Twitterアプリも縦長ディスプレイに対応しており、Face IDでのログインも可能でした。タイムラインが従来のiPhoneより多く表示できるのがいいですね。アルファツイッタラーも必見の端末と言えるかもしれません。

ただし、サードパーティのTwitterクライアントの中にはまだ対応していないものもあるようです。例えばEchofonでは、上下に帯ができる状態でした。



▲Twitter純正アプリは対応済み。1画面で読める行数も増える


▲サードパーティクライアントの中には、非対応なものも


このように、ざっとながら筆者が使っているアプリの中でiPhone Xの画面への対応を調べてみましたが、現状では混在状態。iPhone X対応しているアプリもあるものの、そうでないアプリもまだまだある、という印象です。

ただし原稿執筆時では、iPhone X発売日まで残り2日というタイミング。当然ながら、あくまで"原稿執筆時点での"という注意書きがつきます。アップデートによって情報が日々変わる可能性がある点は念頭に置いてください。

もっとも、すべてのアプリがすぐに対応できるわけではないため、しばらくの間は混在状態になることは確か。このあたりはiPhone 5で、ディスプレイ比率が約16:9に変わったときのことが思い起こされます。
とはいえ、iPhone Xできちんと対応したアプリを使うと、視認性が上がり、情報量も増えるのは確か。ぜひサードパーティの皆様にはがんばってほしいところです。

関連キーワード: apple, columns, ios, iphone, iphone x, iphonex
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