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宇宙国家アスガルディア、ついに「領土」打上げ~軌道投入。衛星に憲法と30万人の国民名簿乗せ地球を周回

宇宙世紀はじまった

Munenori Taniguchi
2017年11月14日, 午後03:15 in Space
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11月12日、初の宇宙国家を自称する団体「アスガルディア」が"領土"ともいえる人工衛星を軌道へ打ち上げました。この極小衛星にはアスガルディア憲法、国家シンボル、そして"国民"として登録した30万人以上の登録情報が搭載されています。

宇宙国家アスガルディアとは、ロシア人科学者Igor Ashurbeyli氏を指導者として2013年に建国計画を発表した、いわば仮想国家。2016年10月には国民としての登録を希望する人を世界中から募集しはじめ、最終的には30万人以上を集めました。

"初の領土"となるキューブ型人工衛星「Astardia-1」は、12日にNASAのワロップス飛行施設からOrbital ATKのAntaresロケットに載せられ、ISSの補給物資とともに打ち上げられました。衛星の軌道投入成功を受けてAshurbeyli氏は「Asgatdia-1は他の人工衛星と同様に地球を周回しているだけに見えるかもしれませんが、世界でただひとつの新しい領土です」と声明を発表しました。

名簿を打ち上げれば国家だといえるのかはよくわかりませんが、Ashurbeyli氏は現在ワシントンDCで、政策の専門家とともに国家として国連の公認を得るための議論をしているとされます。また公式サイト上では、議会選挙も行われています。

アスガルディアの公式サイトでは、すでに国民IDやパスポートも準備中になっているとされ、今後アスガルディアが世界各地に設立する予定の大使館で申請すれば、そこで配布されるようになるとのこと。

ところで、国民がIDやパスポートをもらうのに(下手すると他国にある)大使館まで出向いて窓口に並べというのは、宇宙国家の雰囲気もなにもない話。それこそネットで申請~スマホで表示とか、(見せかけだけでも)宇宙から送信してきたようにすればいいのに、と思わざるをえません。

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