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ジャストシステム「スマイルゼミ 小学生コース」にプログラミング講座。コードよりも考え方を重視

算数や理科、家庭科とプログラミングを掛け合わせた講座がユニーク

相川いずみ(Izumi Aikawa)
2017年11月22日, 午前10:30 in education
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2020年の教育改革に向けて、教育界でのプログラミング教育の準備が着々と進んでいます。

11月21日に開催されたジャストシステムの発表会では、同社が提供しているクラウド型通信講座『スマイルゼミ』で、新たに小学生向けのプログラミング講座の提供を発表しました。スマイルゼミは小中学生向けの通信講座で、オリジナルのタブレット端末を使い、学年に応じた教科の家庭学習ができる教材です。2012年のスタート以降、タブレットを活用した通信講座として定評があり、会員数を着実に増やしています。

発表会では、2020年からの新学習指導要領に準拠して大きく改定したスマイルゼミのカリキュラムの内、2018年から新たにスタートするプログラミング講座と、リニュ―アルした英語講座が紹介されました。


日本の教育は、今後の5年で大きく変わろうとしています。

新学習指導要領に沿ったプログラミング講座を開講


注目は、2018年3月から新たに開講するプログラミング講座です。もともとスマイルゼミは学習指導要領の内容に準拠し、子どもが一人で学ぶことができる家庭用学習教材というコンセプトで開発されました。プログラミング講座も同様のコンセプトに基づいており、子どもが一人でプログラミング的思考を学べる教材になっています。

ジャストシステムのILS事業部 開発部長である広庭雅一氏によると、「プログラミング講座を開設するにあたっては、まず、プログラミング教育についての誤解を解いていく必要があった」そうです。現在の日本におけるプログラミング教育には様々な見解があり、文部科学省の小学校学習指導要領では、あくまで「時代を超えて普遍的に求められる『プログラミング的思考』の育成が重要」とされているのに、小学校からコーディングを覚えることが、すなわちプログラミング教育だと思われている傾向があるといいます。


ジャストシステム ILS事業部 開発部長の広庭雅一氏。

プログラミング教育とは「プログラミング的思考」を養うこと


そこでジャストシステムは、以下の2つをプログラミング教育の柱とし、それに基づく講座を開発しました。それが、「プログラミング的思考を体感する」ことと、「プログラミングで教科の学びを深める」ということでした。

ひとつ目の「プログラミング的思考を体感する」については、課題を解決するための手順を考え、画面で再現し体感するという設計になっています。この学びの体験により、考える力や課題解決能力を養っていくことができます。
「人間と機械の動作のギャップを目の当たりにすることによって、子どもは機械を使うのはこういうことだと学ぶことができる」と、広庭氏。さらには、「将来、当たり前のようにあるAIが何をしてくれるのかを理解することにも役立つ」としています。

また、ふたつ目の「プログラミングで教科の学びを深める」では、各教科を学ぶためのツールとして、プログラミングを活用しています。たとえば、小学2年生で習う「量の単位」は、算数で子どもが躓く難関であり、教員も指導に苦労する単元です。そこで、ゲーム感覚で楽しめるビジュアルプログラミングとアニメーションを活用することにより、子どもは試行錯誤しつつ、実際に手を動かして「やってみる」ことで、理解を深めていくことができるとしています。


小学2年生の単位を学ぶ講座。わかりやすい命令のビジュアルプログラミングで手順を学んでいく。

家庭で一人で学べるプログラミング教材


さらに、ジャストシステムでは、既存のプログラミング教材や教室と大きく異なる点として、「初めてプログラミングにふれる子どもでも、一人で楽しく取り組める」ことを挙げています。チュートリアルから段階的に進んでいくことができ、まちがえた場合などはヒントなども参照できるため、親の手助けなしで進めることが可能です。


また、スマイルゼミならではの特長として、学年に合ったプログラミング講座を配信していくほか、算数や理科、社会、さらには音楽や家庭科といった様々な教科とプログラミングを掛け合わせた講座も配信していくとのこと。
「音楽で使っている曲や、家庭科で学ぶ料理には、それぞれ手順があり、プログラミング的な要素がひそんでいます」と広庭氏。「小学生のうちに、課題を手順にしていく力を身に着け、答はひとつではないこと、工夫の余地があることを学ぶことで、将来的にAIを使いこなせるような力を身に着けてほしい」と、プログラミング講座への期待を語りました。


プログラミングの内容やインターフェースは、教科の内容にあわせて、ひとつひとつ作られている。


追加料金なしで現在の『小学生コース』内で配信


プログラミング講座の対象は、小学校の全学年。これまでの『スマイルゼミ 小学生コース』に標準搭載されるため、追加料金などはかかりません。また、特に手続きや準備もいらないため、現在スマイルゼミの会員は、2018年3月の配信から、すぐにプログラミング講座を受講することができます。配信は春、夏、冬の年3回。長期の休みにじっくり取り組んでほしいとしています。


右のプログラムの手順によって、キャラクターが動く。左の画面は、3Dのキャラクターを動かしたいということで、Unityで作られている。

また、スマイルゼミでは英語講座のリニューアルも行い、2018年4月からは、小学生全学年に英語コースの新教材を配信します。オプション講座『英語プレミアム』では、子どもの習熟度に合わせた反復学習なども行え、英検2級を目指せるほか、大学入試で必要される「読む」「聞く」「書く」「話す」の英語4技能を身に着けられる、ボリュームのある内容になっています。

スタート時から"タブレットを使った家庭学習"を行っているスマイルゼミだけに、今回発表されたプログラミングや英語の講座は非常に相性がよく、まさにタブレットをうまく活用した好例と言えるでしょう。

リモートワークを始め、ネットやデジタルの発達によりオフィスでの働き方も変わっていくように、もしかしたら、これからの勉強は机上で行われなくなっていくかもしれません。生まれた時からデジタルに囲まれ、小学生からプログラミング教育を受ける子どもたち。彼らが作る未来の社会はどうなっていくのか、変わっていく日本の教育とともに見守っていきたいと思います。

関連キーワード: education, JustSystem, programming
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