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史上初、太陽系外から飛来した「Oumuamua」は葉巻型の小惑星。去りゆく姿の光量変化から判明

16両編成の新幹線と同じぐらいの長さ

Munenori Taniguchi
2017年11月22日, 午後06:00 in space
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10月19日にハワイ大学のPan-STARRS1望遠鏡が発見した"C/2017 U1"(または"A/2017 U1"、"1I/2017 U1")は、小惑星なのか隕石なのか判別不能ながら観測史上初めて太陽系外から飛来した小天体だということがわかり、ちょっとした話題となりました。その後Natureに掲載された論文では、呼び名もハワイの言葉で"遠くから初めてやって来た使者"の意を持つ「Oumuamua(オウムアムア)」と定められたほか、特にその特異な形状が明らかになっています。

論文では、このOumuamuaが周囲にガスをまとっていないことから彗星ではないと分類、さらにその形状が太さ130フィート(約40m)、長さ300フィート(約396m)という非常に細長い形をした、岩石質もしくは金属を多分に含む材質でできており、宇宙線による影響で暗い赤色をしているとされました。

大きさについてわかりやすく表現すれば、16両編成の新幹線100本弱をひとつに束ねたようなサイズと言えます。

その軌道は、太陽系に上(北)方から接近し、先月、10月14日に地球に最接近。その後11月1日に火星の軌道を通過して、2018年5月には木星軌道を、2019年1月には土星軌道を通過して去っていく行程になっています。

その間、地上各地の天文台およびハッブル宇宙望遠鏡、スピッツァー宇宙望遠鏡は可能なかぎり(おそらく1月中旬ごろまで)この葉巻型天体を追い続けるはずです。

ある天文学者は、他の惑星系からの星間物が少なくとも年に1回は太陽系を通過していると見積もっています。しかし、それを観測できたのはOumuamuaが初めてのこと。

興味深いことにその形状は我々が知る小惑星とはまったく異なっていたものの、その材質というか組成は太陽系外縁にある小惑星と類似しているとのこと。Oumuamuaはおそらく数億年以上は星間飛行を続けており、それを調べることで太陽系以外の惑星系がどう形成されてきたかを理解するのに役立つと考えられます。

ESOのOlivier Hainaut氏は「この独特な天体をいまも観測し続けている」と述べ、さらに「次に飛来する太陽系外からの小惑星に備えている」としました。





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