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Steamオータムセール終了直前、おすすめタイトル3選。ホラー深海探索からVRスタンドバトル、バーテンシムまで(関根)

セールしてないのも混ざってるけどどれも名作ですよ!

関根慎一 (Shinichi Sekine), @sekine_s
2017年11月28日, 午後01:58 in games
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ゲーム配信サービスSteamで、毎年晩秋恒例のオータムセールが11月29日午前10時(日本時間)まで開催中です。

おおよそシーズンごとに実施される大型セールであり、割引対象となるタイトルの数も多く、年の瀬を前に、PCゲーム好きの懐が寒くなる期間でもあります。

本記事ではセール対象となっているタイトルのうち、『SOMA』、『SUPERHOT VR』、『VA-11 Hall-A』を紹介します。

クリーチャーの追跡をかわしながら海底施設を探索する『SOMA』


『Amnesia: The Dark Descent』などで知られるFrictional Gamesによる一人称アドベンチャー。見知らぬ施設で目を覚ました主人公が、施設に残された手がかりから施設の全貌、かつて何が起き、そしてこれからどう行動すべきなのかを探るストーリーです。

海底に建設された巨大施設は「オミクロン」「シータ」などギリシャ文字の名前を冠した施設群に分かれており、それぞれの施設を探索して必要な情報を集めながら話を進めていくのですが、いくつかの施設には正体不明のクリーチャーが徘徊しており、時にはこのクリーチャーの追跡を逃れながら探索を進める必要があります。攻撃アクションのたぐいはなく、敵からは逃げ回ることしかできないので、このあたりは「Amnesia」の路線を引き継いでいるといえましょう。


世界観もかなりしっかりと作り込まれており、施設内にはかつて起きた出来事の痕跡とともに、近未来的な設備や装置、正常に稼働していた頃のログ、職員の写真や私物といった生活の痕跡などが散りばめられ、半ば放棄された施設の雰囲気を効果的に演出しています。

一人称アドベンチャーですが、クリーチャーから隠れる際などにFPS的なアクションを要求される部分もあり、また異様な物音や暗闇、ゴア表現などもあるので、ある程度ホラー要素も含まれます。ルート分岐はなく、リプレイ性はほぼありません。難易度はそれほど高くないので、FPSの操作に慣れていなくても、若干のホラー耐性さえあればそれほどストレスなく楽しめるでしょう。筆者がクリアまでに要した時間は約11時間。


本作はクリーチャーが登場することから「ホラーゲーム」のくくりで見られがちですが、クリーチャーの存在によるホラー要素はストーリー上それほど重要ではありません。ここではストーリーに関する具体的な話はできませんが、本作を読み解く中で重要なキーワードをひとつだけ述べるならば、それは「アイデンティティ」です。

本作の舞台となる海底施設では、自己同一性というテーマに関連した様々な事象が起きており、各所で人々が下した"選択"の痕跡が見られるほか、時として主人公自身に関する重大な決断を迫られることもあります。本作はSF世界観のテクノロジーを使ったテーマの描き方が非常に秀逸で、これこそが『SOMA』の持つ最大の魅力なのです。

2015年発売とやや古いタイトルですが、それだけに割引率も高く、セール価格は65%引きの1043円。有志による日本語化Modを導入することで、ゲーム内のかなり細かい部分まで日本語化できます。




スタンド能力的な何かで敵を砕け散らせる爽快VRシューター『SUPERHOT VR』

「自分が動いている間だけ時が流れ、停止すると超スローになる」世界で一対多の戦いを繰り広げるFPSアクション『SUPERHOT』のVR対応バージョン。本作は過去にジャイアン鈴木さんのおすすめVRコンテンツとしても紹介しています。

簡単にゲームの流れを説明すると、ステージ開始時に自分が静止していれば時間が超スローで流れているので、その間に敵の配置や動きを把握し、落ちている武器を拾って狙いをつけ、トリガーを引いたり、ナイフを投げたりします。自分の動きに応じて相手も動くので、一方的に攻撃できるわけではなく、攻撃を避けたり隠れたりしながら応戦して、敵を全滅させればステージクリアという流れ。

この時知っておくべきなのは、自分が素早く動くほどに敵の動きも早くなること。敵の動きをよく見て、ゆっくりと対処すれば、敵の放った銃弾をこちらの銃ではたき落としたり、斬撃を華麗にかわしてカウンターパンチをおみまいできたりと、常人には到底無理なスーパープレイができてしまうのです。

ここまでは非VR版のSUPERHOTと同じですが、VR版の面白いところは、プレイヤー自身の細かな動きが、そのままゲーム世界に反映されることです。

非VR版ではマウスによるエイミングやキーボードによる移動などの動作がゲームスピードを決めていましたが、VR版ではVR HMDと手の役割を担うコントローラーの動き、すなわちプレイヤーのリアルな動きがゲームに反映されるため、非常に高い没入感を体験できます。例えば銃撃を受けたらプレイヤー自身がしゃがむなどして射線をはずす必要があるし、射撃を行う際にも"実際に"銃を構えて狙いをつけなければ弾を当てられません。

プレイヤーは複数の敵から狙われているので非常に忙しいのですが、何度も失敗しながら敵の出現位置や攻撃パターンを憶えて、完璧に立ち回ることができた時には、強い達成感とともに「楽しい時間が終わってしまった」少しの喪失感が得られることでしょう。

これはアクション系VRコンテンツ全般に言えることですが、プレイヤーがリアルに動き回る必要があることから、ある程度広いスペースを確保して遊ばないと、家具や壁などに接触しやすいところが難点です。SUPERHOT VRではパンチで敵をしばき倒せるのですが、ある程度勢いをつけてコントローラーを突き出さなければパンチにならないので、筆者は意図せずPCのディスプレイや壁を殴ることがよくあります。

なお、SUPERHOT VRとSUPERHOTはほぼ同じゲームルールを採用していますが、VR版には非VR版にあったストーリーパートはなく、ステージもVR用に作り直されているので、ゲーム体験も含めてほとんど別のゲームです。

割引率はちょっと低めの25%引きで1860円。発売から時間が経っている割にはやや強気な価格ではありますが、HTC ViveやOculus RiftといったVR HMDを手に入れたなら、まずはやっておいて損はない名作ですので、この機会に是非ご検討ください(ちなみに本作はPSVR版もリリース済みです)。



サイバーパンク・バーテンダー・アクション『VA-11 Hall-A』


架空の都市「グリッチ・シティ」にあるバー「VA-11ホールA」(通称"ヴァルハラ")に勤めるバーテンダーとなって、訪れる客たちの相手をするビジュアルノベル。サイバネティックボディやガイノイドなどが実用化された近未来が舞台であり、全市民に監視用のナノマシンが注入されているという、サイバーパンクでディストピアな世界観を持っています。

ゲーム内容は、接客パートと自宅パートの2つに分かれており、本編はカウンター越しに客と会話しながらオーダーされた酒を出す接客パートがメイン。登場人物はいずれも強い個性と秘密を持っており、一癖も二癖もある曲者ぞろいで、彼らとの会話を通してストーリーが進行します。注文通りのカクテルを出せるかどうかは直前の会話にヒントがあり、失敗するとミスカウントが増えて報酬が減ります。

主人公ジルがこたつに入ってくつろぐ自宅パートでは、携帯端末で掲示板サイトやニュースを見たり、買い物をして部屋の改装が可能。部屋の家賃が徴収される日が決まっており、この日までに預金残高が家賃の徴収額に達していないと自宅を強制退去になってしまうので、接客パートでいかにミスなく客の要望に応じた酒を出せるかが攻略のポイントです。

開発はベネズエラのデベロッパー、Sukeban Games。キャラクターの造形は日本人の筆者から見ても違和感がなく、むしろ日本の作品ではあまり見かけない新鮮さもありました。また脚本も秀逸で、キャラクター同士の会話と携帯端末で見るサイトの文章だけでも自然に世界観が把握できるようになっています。

本作のテキストは「ガンダム」などアニメのパロディやネットスラングなど、ともすれば"内輪受け"になりかねない、取り扱い注意なネタを多分に含んでいますが、それでも嫌味がなく白けないバランスを保っているのは、ローカライズが非常に優れた仕事をした結果といえるでしょう。

ゲームの発売は2016年6月ですが、2017年11月16日に公式の日本語ローカライズが実装されました。今回はセール対象になっていませんが、ストーリーや翻訳の質が高く、1500円という価格も決して高価ではないと判断したので、この機会におすすめした次第です(本作自体は何度もセール対象になってはいます)。

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関連キーワード: cyberpunk, fps, games, gaming, soma, steam, superhot, va-11 hall-a
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