Sponsored Contents

arの最新記事

Image credit:
Save

『Star Warsジェダイ・チャレンジ』レビュー。透過型ヘッドセットでライトセーバー戦を体感する傑作スター・ウォーズ トイ

思う存分ライトセーバーを振りたかった貴方に

Ittousai, @Ittousai_ej
2017年11月30日, 午後06:45 in Ar
268シェア
97
117
0
54

連載

注目記事

人気記事

アップル、iPhoneの意図的な低速化を無効にできるアップデート提供。クックCEOが「誤解を招いたことをお詫び」

アップル、iPhoneの意図的な低速化を無効にできるアップデート提供。クックCEOが「誤解を招いたことをお詫び」

Ittousai, 4 時間前
View
アフリカ・ソマリ族の矢毒から男性向け経口避妊薬を開発。精子活動を抑制する成分のみを合成

アフリカ・ソマリ族の矢毒から男性向け経口避妊薬を開発。精子活動を抑制する成分のみを合成

View


レノボが発売したハイテク『スター・ウォーズ』トイ、『Star Wars / ジェダイ・チャレンジ』のファーストインプレッションをお届けします。

『Star Wars / ジェダイ・チャレンジ』、以下ジェダイ・チャレンジは、透過型のARヘッドセット『ミラージュ』を着け、実物大のライトセーバー型コントローラを振るって、ライトセーバー戦やホロチェスなど『スター・ウォーズ』の世界を体験できる製品。

ゲーム自体はiPhone / Androidスマートフォン向けアプリとして無料配信されており、ヘッドセットにスマホを挿し込んで遊びます。よくあるスマホVRゴーグルとの違いは、ハーフミラーを使った半透過型のディスプレイと、「レプリカ級」を謳うライトセーバー型コントローラ。



VRのように視界を塞ぐことなく、部屋のなかに等身大のダース・ベイダーやカイロ・レン、ダース・モールや大審問官(のホログラム)が現れ斬りかかってくるような迫力があります。



ライトセーバーは先端をトラッキングしているため、ヘッドセット越しに見れば本当に手元から光刃が伸びて自在に振るえる仕組みです。

昔のWiiリモコンゲームのように、「振ったかどうか」や縦斬り・横斬りしか認識できないギミックではありません。ただ構えて起動するだけで、あの効果音ととともに無闇にテンションが上がります。



遊べるゲームはライトセーバー・バトルのほか、床一面に戦場が広がる見下ろし型のリアルタイム戦術ゲーム「戦略バトル」、仮想テーブル上でクリーチャー同士を戦わせる「ホロチェス」の3種類。それぞれに多くのステージが用意されています。



メインのライトセーバー戦がチャンバラゲームとして予想以上に良くできているうえに、音楽や効果音はスター・ウォーズそのもの。バリエーション豊富なキャラクターの台詞も世界観を見事に引き立てており、スター・ウォーズ好きで予算に余裕があるなら迷わずお勧めできる傑作トイです。



とはいえ、従来にない商品だけに、実際に試してこうだったのか!となる点も多数。また思い入れある作品の関連商品ほど、「自分が期待してたのと違った」となる可能性もあります。

以下はまず実機ハード・ソフトを軽く紹介したうえで、ジェダイ・チャレンジで何が楽しめるのか、逆に何を期待すると外れるのかの参考を中心にまとめます。



『ジェダイ・チャレンジ』は3点セット。要スマートフォン





パッケージの内容は、iPhoneまたはAndroidスマホを差し込むレノボ『ミラージュ』ヘッドセット、Bluetoothでスマホと接続するライトセーバー、床に置いて「ホログラム」の基準点にするトラッキング・ビーコン(マーカー)。





定価は2万9980円。このほか、Jedi Challenges アプリ(無料)をインストールした対応スマートフォンが必要です。

半透過で視野角の広いレノボ『ミラージュ』AR()ヘッドセット





そもそもどんな仕組みの製品なのか、を短く書くと、
  • 映像は、まずスマホの画面に左右分割のステレオ3Dで表示される
  • スマホはレノボ『ミラージュ』ヘッドセットの張り出し部分に、画面を下に水平にセットする。
  • 眼の前には斜めのハーフミラーとレンズがある。ここで正面の実際の視界とスマホ映像が光学的に、アナログに合成されることで、半透明の「ホログラム」が現れたように見える



ここでいう「ホログラム」は、映画『スター・ウォーズ』劇中に登場するあの世界のホログラム。粗く青みがかった半透明の立体映像が中空に投影される、助けてオビ=ワン!のあれです。さらに、
  • ヘッドセットの左右にトラッキング専用のセンサ(カメラ)があり、「ホログラム」の基準点となる床置きビーコン(LEDライトマーカー)と、ライトセーバーの位置を認識する。
  • 映像は床のビーコンから立ち上るように3D表示される。左右に回り込めば側面が、近づけば細部が見える。

セッドセットのハーフミラーごしに撮影した写真。人物は実際の視界に、等身大で投影されます。

スター・ウォーズ世界のホログラムです。で納得させる力技


ジェダイ・チャレンジはジェダイの騎士を目指す若者が、ホログラム相手に修行する見立ての製品。

スター・ウォーズ世界の設定には、いにしえより受け継がれたジェダイの智慧を立体映像として記録した装置「ホロクロン」があり、スピンオフやゲーム作品ではたびたびキーアイテムとして登場します。

ジェダイ・チャレンジはこのホロクロンを管理する謎の人物「アーカイビスト」が案内人として現れ、修行すなわちゲームの進行を導く演出です。

「映像はスマホレベル、視界の一部だけ、向こうが透けて見える」という原理的な制約を、「スター・ウォーズのホログラムです!」と言い切ったことで、逆にそれらしくなる力技がジェダイ・チャレンジを成立させています。



(こちらも実際のヘッドセット内部から撮影。透過型のため、部屋の暗がりに投影すればこのように鮮やかに見える。実際はこれが両目分で立体に)

ヘッドセットはAR (Augmented Reality, 拡張現実)をうたっているものの、目の前の視界や物体を認識して拡張する要素は乏しく、カメラで追うのは床のビーコンとライトセーバーのみ。
壁や床の平面を認識しているわけではないので、ビーコンを壁際に置けば、壁も障害物も無視して映像が重なります。

しかし実際の壁や家具や障害物を無視して浮かぶ映像も、トラッキング精度の限界から常に若干揺らいでいることも、「そもそもホログラムなので」といってしまえば納得せざるを得ない、見立ての勝利です。

スマホの着脱は面倒。余った端末などの活用が吉




スマホは多数の機種に対応させるため、アジャスターつきのトレイに収めてからヘッドセットに挿入する仕組み。

現時点の対応機種は、iPhone 6以降(Plus対応、iPhone X対応)またはGalaxy S7, S7 edge, S8, Pixel / Pixel XL, LG G6, Moto Z2 Force EditionほかAndroidスマートフォン。

トレイに収めた時点で他のアプリはほぼ使えず、スマホのホームボタンや側面ボタンにも触れなくなるため、できれば余ったスマートフォンなどをジェダイ・チャレンジ用にしたほうが便利です。



逆に常用のスマホを使う場合、急な着信があっても取り出して対応するのにひと苦労したり、シスの暗黒卿と死闘中に雰囲気ぶち壊しな通知バナーのホログラムが降りてきたりしかねません。

ケーブル接続や外部電源不要で軽く、楽に持ち歩いて遊べるのはジェダイ・チャレンジの魅力ですが、家族友人知人に遊ばせるときは、不適切な通知プレビューなどが出てこないよう通知設定やネットワーク設定に注意してください。
(「機内モード」だとライトセーバーのBluetoothも多分切れます)





アプリ Jedi Challenges は、トレイに挿入する前に起動すること。各種セットアップの最後にトレイに収めます。



このように画面を下に、端子側を左にトレイに収め、左と奥のスライド式アジャスタを締めて、フタを閉じて固定。

右側の出っぱり(スペーサー)は、写真では大型の iPhone 7 Plus 使用のため外側に出してしますが、小さい端末の場合はトレイの内側に折り返します。



ひっくり返したところ。このように、スマホ画面の一部しか使わない。映像の解像度はスマホ依存。

高性能なPC用VRヘッドセットに比べれば粗いものの、半透明でぼんやりしたホログラムなので粗が見えにくく、むしろPC VRのほうがディスプレイの格子ノイズやピクセルのエッジが目立って感じます。



ヘッドセット側面にトレイごと挿入、ケーブルをヘッドセットに接続。意外とアナログにシンプルに、頑丈な作りです。

トレイの抜き差しにツメなどの固定はなく、ぐっと押し込んだり引っこ抜いたりして大丈夫。



ヘッドセットとスマホは有線接続。iPhone用のLightning、Android用にはマイクロUSB (マイクロB)とUSB Type-Cの計3種類のケーブルを同梱します。

「レプリカ級」ライトセーバー。技適マーク付き




実物大のライトセーバーを振って遊べるのもジェダイ・チャレンジの売り。スター・ウォーズの設定的にはアナキンが作ってルークに引き継がれ、いろいろあってレイの手に渡った、いわゆる「スカイウォーカーのライトセーバー」です。

ライトセーバーの細かいデザイン違いを把握していたり、撮影用プロップが何を流用して作られたかまで知っているのはよほどのファンかトイ好きだけかもしれませんが、ジェダイ・チャレンジのライトセーバー型コントローラはかなり実物(映画プロップ)に忠実な作り。

寄せ集めで作られたオリジナルの撮影プロップと完全に同じパーツ分割ではないものの、トイではアレンジされがちな各部の比率やサイズも概ね正しく、よく省略されるパーツもちゃんとあります。


(ついでに、スター・ウォーズ世界的にあり得ない技適マークや、充電用マイクロUSB端子があるのはご愛嬌)。

マニア向けのレプリカは数万円する商品や、当時の撮影用プロップに近い部品を集めて手作りする数十万円クラスまで存在します。ジェダイ・チャレンジのライトセーバーはそうしたレプリカにこそ及ばないものの、ファンなら飾ってもベルトから下げても楽しめるクオリティです。



(初見で「テカテカしてるしあまり高級感ないな!」と思えますが、劇中のライトセーバーも、素材の質感そのままかなり光沢がありました。物語的にも、若い騎士の手作り実用品なのでもとから高級感はありません)。グリップのラバーがちゃんと固定されているのは『帝国の逆襲』以降の改良仕様プロップと同じ。

ただし、持った感じはかなり軽め。レプリカとして考えれば軽すぎですが、騎士でもない我々が振り回して遊ぶうちにこれすら重くなってきます。安全性やプレイアビリティを優先した素材と重量です。

スマートフォンとの接続はBluetooth Low Energyのため、近くでライトセーバーの電源を入れて、アプリのセットアップ画面からタップするだけでペアリングできます。

基準点「ホロクロン」になるビーコン(マーカー)




LEDライトで光るビーコンは、ヘッドセットの二眼カメラが捉えて位置をトラッキングするためのもの。バッテリーは単三電池 x2本を使用します。

このビーコンの位置がAR映像の基準点に、設定的にいえば「ホログラム情報を収めたジェダイの記録装置ホロクロン」になる仕組みです。床の高さで安定した場所におき、ヘッドセットから視線が妨げられないようにする必要があります。

遊ぶときは、このビーコンがプレーヤーの前方1.5mほどにあるとちょうど良い距離感。メインメニューなどはここから投影されたかのような3D表現になるため、回り込んで左右や後ろから眺められる空間があればなお楽しめます。

セットアップ時の注意は、裏面のスライド電源スイッチを「1」にしてピンクに光らせること。反対側だとヘッドセットが認識してくれず、「ホログラム」を描く基準点がないため何も見えません。




ライトセーバーを接続してアプリのセットアップを終え、「Launch」してスマホをヘッドセットに収めたらいよいよ開始。ビーコンを視界中央に収めてライトセーバーかヘッドセット側面ボタンを押しましょう。

目玉のライトセーバー戦。意外にもリプレイ価値あり



ライトセーバー・バトルは、これまで現れては消えていった体感チャンバラゲームの系譜に連なり、進歩させた内容。


システム的には、

・敵の斬撃は、画面上に黄色く示されるガイド(フォースによる太刀筋先読み!)にセーバーを合わせてガード。

・敵が大きなスキを見せた場合、タテ・ヨコ・ナナメに斬れるガイドが一瞬だけ現れる。間に合うよう、正しく斬れれば大ダメージのクリティカルヒット。

・中盤から、受け流せない強攻撃が混ざる。矢印のガイド方向に身体を動かしたり屈んだりして回避。避けられればガイドがグリーンに。

自由な剣さばきができるものの、基本は相手ごとの技や型を覚え、タイミングよくガイドに合わせるチャンバラゲームやダンスゲームを踏襲しています。

しかしジェダイ・チャレンジでは、「今だここを狙え!」のクリティカルヒットチャンス以外にも、相手の体にヒットすればダメージが入り、蓄積によってはダウンを奪ったり怯ませたりが可能。

ちゃんと敵もこちらの攻撃に反応してガードするなど、能動的でインタラクティブな要素もあります。振り付けにあわせて待ち、斬って良いところで振るだけではありません。

ガード判定のガイドも、あくまで「フォースによる予知能力」設定なので、先読みを許さない相手には効果が限定的になります。

具体的には、左右同時など不可能な指示が出ることも。これは左右どちらかまでしか予知できなかったということで、ガイドではなく実際に相手の動きを目で見て剣をあわせる必要があります。緊張しますが楽しめる部分です。



(注意:この画像は、参考にスマホ側表示をキャプチャしたもの。実際にはこれが等身大に拡大され、半透明で視界に重なります。空中に伸びた光刃の根本が、実物のライトセーバーの位置です。平行法で立体視もできますが、あくまで参考画像。実際はホログラム風表示です)。

最初はひたすらガードしながらクリティカルチャンスを待つ受け身のプレイになりますが、慣れて余裕が出てきたら敵の連撃の合間に小さな反撃を挟んだり、大ぶりの攻撃を受けた直後のスキに斬ってクリティカルを発生させる逆転チャンスが見えるようになります。

アンロックして組み合わせるスキル要素も

ゲームらしい点としては、各種の「フォース能力」を組み合わせる要素もあります。

スキルはセットするだけで効果が発生するパッシブスキルと、ゲージを溜めてボタンで発動するアクティブスキルの2系統。



たとえばアクティブスキルは、敵をダウンさせたり弱い敵なら一掃できるプッシュや、一定時間無敵のバリア、攻守に便利なスローモーション発動など。

パッシブスキルは、ガードでゲージが増えるもの、ダウンを奪うと体力が回復するもの、クリティカル以外の通常攻撃のダメージ増加等々。

どうにも苦手て捌ききれない連続技があればプッシュで無理やりキャンセルさせ反撃チャンスにしたり、複数のトルーパーやドロイドが溜まって処理できなくなったらプッシュでリセットしたりと、状況に応じてスキルの有効性も変わります。


(ベイダー卿の力任せの薙ぎ払い予備動作に屈んで避けろ指示(「フォース予知」)が出ているところ。中央のアイコンは、アクティブスキルの「スピード」が使えるようになったことを示す。)

アンロックされたスキルを試して強い組み合わせを探したり、壁に突き当たったときはスキル構成を変えて再戦したりと、繰り返し遊ぶモチベーションになります。

「ホログラム」で押し切った快作。等身大剣戟ゲームの可能性


以上、ハードウェアとセットアップ、3つのゲームのうちメインのライトセーバー・バトルをまとめました。

短時間だけ遊んだ感想は、スター・ウォーズ トイとして、ハイテクおもちゃとして傑作

ジェダイの騎士になりきって、本当に光刃が伸びたライトセーバーを振るシンプルな楽しさに加えて、スキルのアンロックやボス攻略など、意外なほどリプレイ性があります。

ホログラムなので青みがかった半透明のグラフィックも、もともとスマホレベルながら、眼の前に実寸で現れこちらに向かってくるだけで、ピクセル数どうこうは吹っ飛ぶ臨場感です。



半透明の「ホログラム」とはいえ、眼の前に等身大でコレが迫ってくる威圧感!


外見だけは似ているOculus Rift や HTC Vive 、HoloLens、Windows Mixed Realityヘッドセットのようなものを期待して買ってしまうことがなければ、またスター・ウォーズでもあくまで「ホログラム相手の修行」で、原則スタンドアロンのゲーム3種と分かって買うならば、誰でも遊べるおもちゃとしてはむしろ高コスパといえます。(型落ちのiPhoneや比較的高性能なAndroidスマホがあれば、ですが)。



ショートカットメニュー表示。ひとつひとつの丸がステージ。1ステージは複数フェイズで構成される。ファーストオーダー・トルーパー集団の前座からカイロ・レンなど。

難を言えば、

トラッキングは精度はそこそこ。映像は常に微妙に揺れ動いて見える。ホログラムなので(略)。自分も立っているため、VRのように揺れで気分が悪くなることは少ないと思われる。ただ困ったことに自分のブレードも頻繁に根本から曲がったようにズレてくる。

ライトセーバーの先端から刃が伸びるのは変わらないが、方向がズレるため、剣先をあわせてブラスターを弾くような動きが難しくなる。反面、再キャリブレーションはメニューを開いたりポーズすることもなく、正面にまっすぐ構えてから側面ボタンを押すだけで可能。頻繁に必要になる。

ヘッドセットがやや重い。 500g以下だがスマホの重さも加わり、重心位置が前なので、激しく動くとズレたり落ちそうになる。序盤のボスは椅子に座っても余裕だが、セーバーでブロックできず体ごと躱すしかない攻撃が連続する中盤以降、ヘッドセットが動いて映像がズレて見えることも。

ゲームはものによって退屈。ライトセーバー・バトルでいえば、ダース・モールなどボスとの対戦は楽しいものの、前座として2ステージ続くトルーパーやドロイド戦が冗長。

時間内に目標数を倒す必要があるが、こちらから歩いて攻めることはできずフラフラと近寄ってくるのを待つか、相手のブラスターを弾いて当てるしかないため、早送りにも限度がある。面倒。ただ彼らの台詞はいかにもそれらしく雰囲気はある。

一部の猛烈な難度。 ライトセーバーバトルの後半戦などは猛烈な難度。かなりの運動量が必要になる高速連撃ブロックに、実際にしゃがんだり体ごと左右ステップでかわす強攻撃、細かく刃先で弾く必要があるブラスター攻撃、ガード位置予測が効かない攻撃など、尋常でない早さで続くことも。

短期間の試用なので、実はやり方が見えていないだけだったり、強スキルの組み合わせなど攻略できれば変わる可能性もあるが、コツコツやれば誰でも最後まで見られる難度ではなさそう。




また製品の課題というより注意点としては、

ある程度の広さが必要。 原理的に壁があっても障害物があっても手前に重なるだけなので、奥行方向はあまり要らないが、一部の激しいライトセーバーバトルでは左右に3m程度欲しい。戦略バトルでは、プレーヤーが大きく動く必要はないものの、床一面に広がる戦場が楽しさなので、こちらもある程度の平面が欲しい。広いテーブルなら上にビーコンを置くことも。

座って遊べるのは一部。体を動かすゲーム。 ビーコンの高さが基準点になることと、ライトセーバー・バトルのボス戦では動いてかわす必要があるため。腕が上がらない、自力で素早く動けない場合、ライトセーバー・バトル以外の戦略バトルとホロチェスなら遊べる。

映画以外からのキャラクターや設定も登場。本編映画のエピソードI ~ VIII には登場しない、TVアニメシリーズのキャラクターがボスとして現れる。ファンならば再現度に感激する一方、映画しか見ていないと誰?となる。ただしどれもこのゲームだけの勝手設定ではなく、いわゆるカノンとして認められたキャラクターや設定。

ヘッドホン端子のないスマホは、できれば無線ヘッドホン。 iPhoneでいえばLightning端子はヘッドセットとの接続に使ってしまうため。ヘッドセットにイヤホンやスピーカーは付属せず、収納されたスマホのスピーカーでは臨場感が著しく損なわれるので、Bluetoothヘッドホンが欲しい。ゲーム的に遅延はシビアではない。

アプリは今後日本語に対応予定。 スター・ウォーズの雰囲気トイとしては台詞を吹き替えるかどうか難しいところですが、現在のところアプリのセットアップも、ゲーム中のミッションや解説も英語です。

ライトセーバー・バトルは「受ける」「クリティカルチャンス」「かわす」のガイドが分かれば比較的シンプルですが、スキルの説明なども英文。アクティブスキルは発動すれば敵が吹っ飛んだりスローモーションになったりと分かりやすい一方、常時発動のパッシブスキルは「ガード成功でフォースゲージ回復」など、読まなければ分かりません。

基本的には13歳以上向けのトイなので難しい英文ではありませんが、お子様が遊ぶ場合は解説してあげたり、調べながら遊ぶ必要があります。

などがあります。

この冬のエンタメ予算と相談したうえで、持ち歩いて回して遊べる目新しい玩具であること、スター・ウォーズ好きが喜ぶ演出と「レプリカ級」ライトセーバーなどに価値が見出だせれば、文句なしにお勧めできる製品です。

正直、当初は自称「AR」に惑わされ、コントローラもライセンス費用も含めてこの程度の価格で、しかも型落ちスマホでも動くアプリ仕様ではせいぜいギミックにしかならないだろうと侮っていましたが、ただのなんちゃってAR透過でもここまでちゃんと迫力があって楽しめるのは予想外。アプリもディズニー製らしく、スター・ウォーズ世界観については非常に高い完成度です。

時間と紙幅の都合で残り2つのゲームにはほとんど触れられませんでしたが、床一面にあの戦場が広がりユニットがとことこ歩くRTSは見ているだけでも面白く、調整さえ間違っていなければ楽しめそうです。なにより、ライトセーバー・バトルだけで買っても後悔しません。

268シェア
97
117
0
54

Sponsored Contents