Sponsored Contents

smartphoneの最新記事

Image credit:
Save

Vivoの日本上陸は?最新モデルX20から見る海外進出の可能性:山根博士のスマホよもやま話

セルフィーの次のトレンドをどう取り入れるかがカギ

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2017年12月7日, 午前11:12 in Smartphone
156シェア
37
58
0
61

連載

注目記事

IQOS、gloより5倍お得な加熱式タバコ「ヴェポライザー」で知っておきたいこと使い方やメンテ術解説(世永玲生)

IQOS、gloより5倍お得な加熱式タバコ「ヴェポライザー」で知っておきたいこと使い方やメンテ術解説(世永玲生)

View

人気記事

カシオ PRO TREK Smart WSD-F20Xレビュー、アウトドア用スマートウォッチをゲレンデで試してみた
101

カシオ PRO TREK Smart WSD-F20Xレビュー、アウトドア用スマートウォッチをゲレンデで試してみた

View
マルウェア「Triton」で工場制御システムが乗っ取られる事例が発生。安全装置作動し操業が一時停止

マルウェア「Triton」で工場制御システムが乗っ取られる事例が発生。安全装置作動し操業が一時停止

View

中国のスマートフォンメーカーが世界シェア上位を占めるのも当たり前の時代となった。世界のスマートフォン販売シェアは1位がサムスンでここのところ変わりはないが、2位アップルをファーウェイ、OPPO(オッポ)、Vivo(ビボ)、シャオミが急激に2位の座を追いかける「1強+5社」の様相を呈している。ガートナーの調査を見ても、2017年第3四半期のシェアはアップルが11.9%で、以下ファーウェイ9.5%、OPPOが7.7%、シャオミ7.0%と続く。



シャオミは今や世界中にその名を広めているし、OPPOも日本上陸の噂が立っている。そしてファーウェイは今や堂々たるグローバルメーカーとなった。そしてこれら3社と互角の戦いを演じているVivoも、これから侮れない存在になるだろう。

現在は東南アジアやインドなど新興国を中心に製品展開しているVivoだが、シェア拡大のためにはいずれ先進国市場への参入も必要となる。こう考えると、日本市場への進出もあながちありえない話ではない。



Vivoの躍進はOPPO同様、セルフィー機能を大きくアピールしつつ質のいい製品を次々に市場に送り出すことで、ブランド力を高めていった結果がもたらしたものだ。今やセルフィーを強化したフロントカメラ画質はスマートフォンの機能の中でも注目度が高く、メインカメラよりもフロントを気にする消費者も増えている。そして適度な価格とスペックに抑えることで、手の届く価格を実現している。



Vivoの最新モデル、X20とX20 PlusはSoCにSnapdragon 660を採用したミッド・ハイレンジモデルだ。しかしカメラはリアに1200万+500万画素、フロントは1200万画素とフロントカメラにも手を抜かない。

中国国内の価格はそれぞれ2998元(約5万900円)、3488元(約5万9200円)で、iPhone Xの8388元(約14万2400円)、iPhone 8 Plusの6688元(約11万3500円)よりも大幅に安い。もちろんスペックはiPhone Xのほうがはるかに高い。しかしX20でも一般的な利用に困ることはない性能だ。そしてフロントカメラはiPhoneよりも高画質なのである。



X20、X20 Plusともにディスプレイの解像度は1080 x 2160ピクセル、最近流行りの18:9のアスペクト比である。ディスプレイサイズはX20が6.01インチ、X20 Plusが6.43インチ。一昔前ならかなり大柄な印象を受けるだろうが、ワイドディスプレイを採用したこともあり横幅はそれぞれ75.2mm、80.2mmと片手でも持てるサイズだ。



フロント側はほぼ全面がディスプレイであり、ホームボタンは廃止され、背面に指紋認証センサーとして配置されている。その背面側は金属仕上げで質感は高い。X20の159g、X20の181.5gという重さも適度な重量感があり、安っぽさは一切感じられない。

片手で持つことができ、手のひらに触れる金属の質感が心地よく、そして高級感を味わえる。先進国ではまだマイナーだが、製品そのものはメジャーメーカーの上位モデルとそん色ない仕上がりだ。



実はVivoは音楽再生機能にも力を入れている。X20はAK4376A、X20PlusはES9318と、それぞれHi-Fiサウンド再生用のチップを搭載している。また両製品とも自社ブランドの高音質ヘッドフォンが付属。3Dサウンドにも対応し重低音再生にも優れているという。VivoのライバルOPPOは「セルフィー+独自の超高速充電」を売りにしているが、Vivoは「セルフィー+HiFi音楽再生」を特徴としているのだ。

さて、Vivoの国際展開は今後どの道を進むのだろうか。Vivoの現在の製品ラインナップは中国国内向けがフラッグシップの「Xplay」、ハイエンドの「X」、ミッドレンジの「Y」と3つのラインに分かれている。

一方グローバルでは上位モデルが「V」、下位モデルが「Y」の2つの展開だ。グローバル向けのVシリーズはやはりセルフィーを推しており、スペックを全面に出す他社製品よりも明確なメッセージを消費者に届けている。



セルフィーは世界的な流行とは言え、最近は各メーカーのフロントカメラ画質も向上している。Vivoがグローバルで成功するためには、今以上のブランド力アップが必要だ。
その一環としてVivoは2018年、2020年のワールドカップサッカーのスポンサーにもなっている。



iPhoneが登場した10年前、iPhoneという革新的なデバイスをプラットフォームに、様々なアプリやサービスが誕生した。しかし各社のスマートフォン性能が高まった今、ハードウェアそのものでの差別化は難しくなりつつある。
Vivoが特徴としてきたセルフィー機能も各社が強化しており、数年もすればフロントカメラの画質も各社同等になっているだろう。



Vivoが今後先進国で存在感を表すためには、トレンドやユーザーニーズをいち早く取り入れ、「Vivoならやりたいことがすぐにできる」という姿勢をアピールする必要があるだろう。日本市場へ参入するのであれば、日本人が求める機能を搭載するべきだ。

とはいえX20、X20 Plusの完成度の高さを見ると、今のままでも十分人気製品となる素質は十分。SIMフリー機として日本での販売を願いたいものである。

関連キーワード: smartphone, smartphones, vivo, X20, X20plus
156シェア
37
58
0
61

Sponsored Contents