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米政府の謎の衛星「Zuma」、SpaceXが打ち上げ成功。その後トラブルで通信途絶?

SpaceXのブースターは無事回収済み

Munenori Taniguchi
2018年1月9日, 午前11:30 in Space
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たび重なる延期の末、1月7日にようやく打ち上げなった米国政府の謎の衛星「Zuma」ですが、打ち上げそのものは成功したものの、その後は何らかのトラブルにより失われた可能性があると、Ars Technicaが報じました。打ち上げに使われたSpaceXのFalcon 9ロケットは今回もブースターの回収を成功させています。

Ars Technicaによると米軍もしくは米政府機関の謎の衛星(便宜上衛星と記していますが、実際のところ何なのかは不明)Zumaは打ち上げ後確認されておらず、何らかの失敗があったとするうわさがあがり始めたとのこと。さらに"情報筋"の話として、ZumaはそのままFalconロケット上段とともに地上に降下した可能性もあるとしました。

Zuma打ち上げが11月から延期された理由のひとつは、積荷を格納するフェアリングの調整が必要だったためとされます。

またSpaceIntelReportのPeter B. de Selding氏は、軌道投入時もしくは投入後のZumaに電源喪失など何かしらの問題が発生し、追跡不能になったとの情報をツイートしています。Zumaを製造したノースロップ・グラマン社はコメントを出していません。

一方、SpaceXはZumaに関するコメントこそないものの、打ち上げ時のデータ上Falcon 9は問題なく動作したと発表しています。イーロン・マスクCEOはいつものように、夜空に光の弧を描くFalcon 9を捉えた写真をInstagramにアップしました。

SpaceXにとって米国の機密情報を扱う打ち上げは今回が3度めを数えます。そして今後も米国から高い収益性のある打ち上げミッションの依頼を得るためにも、ロケットの信頼性が確かであることをアピールするのは重要なことといえます。

Long exposure of rocket ascent, reentry from space and landing burn. (Credit @johnkrausphotos)

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さてZumaに話を戻すと、記事執筆時点ではそれがうわさのとおりに失われたのか、はたまた地上のどこからも捕捉されずにステルスモードでわれわれを見下ろしているのかも、公式の発表はありません。打ち上げられた物体の性質上、期待できないのは理解しつつ新たな情報が出るのを待ちたいところです。

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