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SpaceX社長、謎の衛星Zuma打上げは「予定通りに完了」とコメント。今後の打ち上げ予定に変更なし

Zumaの行方は依然不明

Munenori Taniguchi
2018年1月10日, 午前08:00 in Space
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SpaceXは、1月7日に米国政府の謎の衛星「Zuma」を打ち上げ、計画していたすべてのプログラムを消化したとコメントしていますが、その後Zumaが軌道投入に成功したのか、はたまたどこかへ消え去ってしまったのかは依然として明らかになっていません。

SpaceXがFalcon 9ロケットを打ち上げる際は、通常なら積荷の軌道投入までをライブ中継するところですが、Zumaの場合はそれ自体が機密である性質上、ブースターの回収までしか映像は公開されませんでした。

記事執筆時点では、問題はFalcon 9ロケットの上段からZumaをリリースする際に発生したとの推測が出ています。というのも、今回の打ち上げではFalcon 9上段のペイロードアダプターを、Zumaを製造したノースロップ・グラマンが独自に製作していたとされるため。

つまり、SpaceXは自身の責任所掌範囲は予定どおり任務遂行できたものの、Zumaのリリース機構が正しく動作しなかった、もしくはリリースしたものの正しく軌道投入できなかった可能性が考えられるということです。もしそうであれば、Zumaはロケット上段とともに、または単独で大気圏に落下して消失した可能性が高まります。また、軌道には投入されたものの、電源喪失などで通信途絶状態にある可能性も残ります。

衛星そのものが機密事項であるため、当然ながら米政府機関やノースロップ・グラマンはZumaに関する一切の発表を行っていません。そして詳細はこの先明らかになることはないかもしれません。

SpaceXのロケットに問題があったとする一部意見については、SpaceX社長のGwynne Shotwell氏が「すべてのデータは精査した結果、計画を完全に遂行したことを確認済みであり、この声明に反する情報は完全に虚偽のものだといえる」と明確に否定しています。

なによりZumaの打ち上げでロケットに問題があったとするならば、今週に静的点火試験を予定するFalcon Heavyの計画にも再点検など何らかの変更が現れるはず。しかしShotwell氏は「精査したデータは、設計や運用などの変更が必要でないことを示しており、今後の打ち上げスケジュールには何の影響もない」としています。



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