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折畳み式2画面スマホ「M」はどう使う?4つの画面モードをおさらい、使い勝手を検証

Mで変態。でも意外と使える

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年1月15日, 午後01:30 in Mobile
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1月12日から予約が始まったドコモの折りたたみ式2画面スマホ「M Z-01K (ZTE製)」。すでにEngadgetでも何度かレビューを行ってはいますが、2画面を使って何ができるのかに絞り、あらためてレビューしたいと思います。


M Z-01Kの画面モード

2画面で何ができるのかをみる前に、Mの画面モードについておさらいしておきましょう。Mには全部で4つの画面モードがあります。

1画面表示の「通常モード」
まずは1画面のみを使う通常モード。折り畳んだ状態で使う場合のモードですが、広げた状態でも利用は可能です。表示できるのは基本的に左側のディスプレイ(カメラがある側のディスプレイ)のみで、左を消して右に表示させることはできません。唯一の例外がカメラを利用する場合です(後述)。

▲表示できるのは左側の画面のみ

2つの画面を1つの画面として使う「大画面モード」
次に、2つの画面を1つの大きな画面として使う大画面モード。縦横どちら向きでも利用可能です。ディスプレイ1つの解像度は5.2インチ 1920x1080ですが、2画面合わせて6.8インチ 2160x1920として利用できます。



この状態でスクリーンショットを撮ると、ちゃんと1つの画面として取得できます。


▲スクリーンショットは2160x1920で撮影されます

同じ画面を表示する「ミラーモード」
3つめが左右どちらとも同じ画面を表示するのがミラーモードです。このモードのみ、横画面にしたときに上下が反転し、ディスプレイをテント上にしてどちらからも同じ画面が見れるようになっています。


▲左右同じ画面を表示するミラーモード


▲横向きでは上下が反転します。


▲テント上にすると、両側から同じ画面を見ることが可能。向かい合っての動画視聴には便利?

別々のアプリを使用できる「2画面モード」
そして最後は、最も使用頻度が高くなりそうな、左右別々のアプリを利用できる 2画面モード です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2画面モードは、Android 7.0からの標準機能であるマルチウィンドウを物理的に2つの画面で使用しているイメージ。2画面モード(マルチウィンドウ)に対応していないアプリは、当然ながら大画面モードに切り替わって表示されます。

ただし、非対応アプリであっても設定によって強制的に2画面モードを使用することも可能です。筆者が試した範囲では特に不具合はなかったとはいえ、無理やり表示しているだけなのでアプリによっては正常に動作しないかもしれません。


▲設定メニューの2画面表示モードから切り替え可能

ちなみに、2画面モードでスクリーンショットを撮る場合、左右を同時に取得するほか、別々に取得することもできます。


実際に何ができるのか?

さて、これらの様々なモードを使って実際に何ができるのかですが、まず思いつくのは動画を視聴しながらのTwitterなどSNSへの投稿。これは問題なく行えました。



ただし、文字入力のための両手持ちをすると右側(本体底面)のスピーカーが塞がってしまいます。イヤホンなどを利用していれば問題ありませんが、そうでなければ持ち方などに注意が要るかもしれないポイントです。


▲下側がスピーカー。上側はマイク。

次に2つのアプリの同時起動。例えば、Googleマップで地図を表示しながらポケモンGOを立ち上げたり、モンストなどのゲームを攻略サイトを表示しながらプレイしたりといったことができます。

ゲームアプリはAndroidのマルチウィンドウに対応していないものがほとんどですが、先に書いたように強制設定を有効にすることで、2画面でも利用可能です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲Googleマップを表示しながらポケモンGOをプレイ可能

しかし、Androidのゲームアプリの多くはフォーカスを失うと動作が止まります。ポケモンGOなどでも隣に表示した画面を操作している間は停止してしまうので、2つのゲームを同時に立ち上げてノルマを消化......といったことは、まず行えません。

ただし、YouTubeやTwitterなどフォーカスが無くても動作するアプリと組み合わせるのなら話は別。先のポケモンGO+Googleマップも同様ですが、これらの組み合わせであれば、ゲームをしながら動画を観る、タイムラインを確認するといった「ながらプレイ」が可能です。


▲ポケモンGOとモンストを同時起動。この組み合わせだと操作していないほうは止まってしまうので、あまり意味はありません。

また、マルチウィンドウには非対応で、通常はバックグラウンドになるとサーバーとの接続が切れてしまうリネージュ2レボリューションは、フォーカスを失っても動作が止まることはなく「ながらプレイ」が可能でした。アプリによっては2画面モードでも上手く動作するものがあるようです。


▲ゲームによっては「ながらプレイ」が可能なものも。

その他の注意点として、画面の向きがあります。例えばポケモンGOやモンストなどのゲームアプリは縦画面固定ですが、もう一方のディスプレイで横画面固定のアプリを起動すると表示がおかしくなります。


▲2つの画面で縦画面表示固定アプリ、横画面表示固定アプリの併用は不可。フォーカスがあるアプリの設定が優先されます。

短い時間の試用でしたが、もっとも使い勝手がいいと感じたのが電子書籍の表示です。2画面を使った表示は、まさに文庫本を読むイメージで利用できます。


▲青空文庫の「坊ちゃん」をKindleアプリで表示

マンガも見開きで表示できますが、1画面が5.2インチ(1920x1080)なので、それほど快適なわけではありません。同じギミックで7インチくらいの端末が出てくると、この手の使い道には最適ではないかと思います。

フロントとリア、1つのカメラを切り替えて使用

最後にカメラ機能についてです。

M Z-01Kには2030万画素のカメラが1つしかなく、通常はフロントカメラとして利用します。カメラの切替ボタンを押すことでリアカメラとして利用できるのですが、このときだけは背面(開いたときの右側)のディスプレイを使用します。正面(開いたときの左側)ディスプレイが消えた状態で背面のディスプレイを使えるのは、リアカメラとして使う場合に限られるようです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

カメラ性能そのものは、グリッド表示ができず、また、暗所にやや弱い印象を受けますが、それ以外ではまずまずといったところでした。

Gallery: docomo M Z-01K 写真作例 | 5 Photos

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意外と実用性が高い2画面端末

本体が約230gとやや重く、厚みも12.1mmあるなど、メインとして気軽に使える端末ではありません。折り畳み型ゆえ、専用保護ケースの発売もあまり期待はできないでしょう。

ただ、2画面の変態端末という点ばかり注目されがちな反面、動画視聴やゲーム、ウェブ閲覧、電子書籍リーダーなど、特定用途向けのサブ端末としては使い勝手がよく、意外に実用性は高く感じます。

HUAWEIも2画面端末を出すとの噂もあり、SamsungやLG、Lenovoなどにも折り畳み端末開発の話が出ています。それらに先がけて登場したMは、2画面折り畳み端末の今後を占う試金石になりそうです。

はたして一部のマニア受けだけで終わるのか、一般ユーザーにも受け入れられるのか。今後が楽しみな端末です。

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